京都郡のアンテナ工事・費用相場・施工事例を紹介

京都郡は、苅田町・みやこ町の2町を含む福岡県の郡です。

京都郡周辺に立つ中継局と地デジ電波が届いているエリアをご紹介します。

（画像引用：Ａ-ＰＡＢ「放送エリアのめやす」）

上記画像でオレンジ色に色明けしている部分が「苅田中継局」の電波が届いているエリアで、ピンク色に色明けしている部分が「北九州局」の電波が届いているエリア、ブルー色に色明けしている部分が「行橋中継局」の電波が届いているエリア、緑色に色明けしている部分が「築城中継局」の電波が届いているエリア、紫色に色明けしている部分が「豊津中継局」の電波が届いているエリアです。

京都郡では一部電波の受信が難しい地域もありますが、各中継局カバーし地デジを視聴できるケースも多いです。例えば、苅田町では皿倉山の影響で受信が難しいエリアでは北九州局から受信したり、みやこ町の496号線沿いでは、「豊津中継局」「築城中継局」などがカバーしています。

このように京都郡では各中継局がカバーすることでほとんどの地域で、地デジアンテナ設置による地デジ視聴を実現しています。

しかし、地デジ電波は電波の受信範囲内だからと言って、必ずしも電波状況が良好なわけではありません。

みやこ町の山あいや苅田町の西部などでは、傾斜や樹木など地形や自然物の影響で電波が遮断され受信障害が起きる可能性があります。詳細はアンテナ工事業者に問い合わせてみるのが確実です。

また、苅田町のアンテナ工事でもう一つ考慮すべきことは、塩害対策です。

苅田町は一部周防灘に面しています。海岸周辺では屋外に設置しているアンテナは潮風などにさらされ、塩害の被害を受けやすくなります。アンテナの寿命は一般的に10年と言われていますが、塩害により腐食の進行が早まり故障がリスクが高まります。

アンテナを屋根裏に設置したり、塩害対策が施された固定器具を使用するなど対策が必要になります。

京都郡（みやこぐん）は、福岡県（豊前国）の郡であり、人口56,423人、面積200.32km²、人口密度282人/km²であります。（2021年5月1日、推計人口）

京都郡は、苅田町（かんだまち）、みやこ町（みやこまち）の2町を含んでいます。1878年（明治11年）に行政区画として発足した当時の郡域は、行橋市の一部（千佛・内ノ蔵・矢山を除く概ね東大橋、大橋、中央、門樋町、神田町、西宮市、下検地、上検地、中川、下稗田、西谷より北西）、苅田町の全域、みやこ町の一部（勝山各町）でありました。

景行天皇の時代、熊襲が背いたため征伐すべく、天皇自ら西に下って筑紫（九州）に入り、豊前国長峡（ながお）県に行宮（かりみや）が設けられました。そこから京（みやこ）と呼ばれるようになったと言われています。

また、北九州市・行橋市・築上郡との関係が非常に深いです。この地域はかつて豊前国の中心地で、国府跡がみやこ町（旧豊津町）で発見されています。近代に入ってからも筑豊炭田からの石炭の積み出しのために仲哀トンネルや苅田港が設けられました。現在も苅田町を中心に北九州工業地帯の一部を成しています。行橋市と京都郡を合わせて京都地域（行橋・京都地域）と呼ばれています。またその京都地域と豊築地域（豊前市と築上郡）を合わせて京築とも呼ばれます。

苅田町は、福岡県北東部の周防灘に面した町で、臨海部の埋立地に多くの工場が立地する工業地帯を形成しています。北九州都市圏に属し、隣接する北九州市、行橋市と日常生活圏を一にします。北九州市、行橋市などから町内に通勤する人も多く、昼夜人口比は113.3%となっています。（2000年調査結果）日産自動車九州など多くの工場が立地するため財政力が非常に強く、1975年度（昭和50年度）以降は地方交付税不交付団体（2011年現在では福岡県内唯一）となっています。自動車・セメント・電力等を中心とした臨海工業都市として発達しており、人口規模に比較して工業の集積が厚い町です。宮若市および大分県中津市と並び北部九州の自動車産業を担う地域として発展しています。

みやこ町は福岡県の北東部、行橋市の南西側に位置し筑豊地方と隣接する町です。旧犀川町南部は谷や山地が多く、冬場は積雪しやすいため以前は野峠周辺にスキー場もありました。行橋市に隣接する地域や旧豊津・勝山町域は京都平野の田園地帯であり、今川や祓川が流れています。福岡〜行橋を結ぶ国道201号が東西に延びています。筑豊地方との分水嶺である仲哀峠を新仲哀トンネル（1,365m）が貫き、毎日多くの自動車が行き交う交通の要です。