今回はテレビアンテナの「修理工事」に焦点をあてて、費用相場や故障原因、業者の選び方などを一挙に解説します。
アンテナは10年以上使用できる仕様とされ、修理や交換工事が必要となる場面は多くありません。
しかし経年劣化や自然災害などによりアンテナが不具合を起こすこともあります。
テレビ映りが悪くなったとき、特にこれまでアパートやマンションなどで共同アンテナを利用されていた方はアンテナそのものが身近に感じず、真っ先にテレビの故障を疑うかもしれません。
ただアンテナを設置されている場合、テレビよりもアンテナの不具合を起こしている可能性が高いです。
アンテナの点検や修理は専門業者に依頼することがおすすめです。
知識がまったくないまま業者に依頼するのは不安があるため、依頼の前に今回のコラムをぜひ参照にしてください。
アンテナ修理の料金相場は?
アンテナの修理の費用相場は、5,000円~22,000円ですが、ブースターやアンテナ本体の交換が必要になる場合さらに費用が掛かかります。
こちらでは修理にかかる料金の相場を、修理内容別にご案内します。
修理工事は依頼する業者によって費用が異なります。
しかし相場を知ることで業者を選ぶときの基準にもなりますので参考にしてみてください。
アンテナ修理費用相場一覧
修理工事の内容 | 料金相場 |
アンテナの向き調整 | 5,000~20,000円 |
アンテナの立て直し | 10,000~30000円 |
アンテナ撤去・処分 | 10,000~25,000円 |
アンテナ交換 | 35,000~100,000円 |
ブースター設置 | 15,000~30,000円 |
分配・配線工事 | 10,000~25,000円 |
なおこれらの交換工事は、基本的には新設工事の料金に撤去費用が加算されます。
交換工事の場合、アンテナ本体のみを交換するのか、アンテナの土台となる屋根馬や取付け金具、ケーブルなども一緒に交換するのかで料金が大きく変わります。
経年劣化や破損により交換する場合にはアンテナ本体以外の機器も痛みが生じているので、一式まるごと交換するつもりでいましょう。
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アンテナ修理が依頼できる業者は3つ
アンテナの修理が必要になったとき、どこへ頼んだらいいのでしょうか。
依頼先はいくつもありますが、ここでは3つご紹介します。
それでは、それぞれの業者について詳しくご案内していきます。
アンテナ専門業者
アンテナ専門業者の中でも技術に差はあるものの他業種の業者と比べればアンテナ工事に関して高い技術力があります。
アンテナ専門業者の中で比較検討して最適な業者に依頼すれば、施工の仕上がり具合も費用面でも満足できるはずです。
アンテナ専門業者の場合、アンテナ工事に特化したスタッフが工事を行います。
下請け業者を使わない業者が多く、仲介手数料をカットした料金で、他業種の業者より工事費用が安い傾向が見られます。
みずほアンテナのような完全自社雇用のスタッフが工事をすると手数料が含まれず、基本料金のみで工事が実現します。
さらにアンテナ工事の受注件数が多いことから、部材の単価を抑えることができ高品質のアンテナを安価に使用することもできます。
アンテナ工事はアンテナ専門業者の他にも依頼できますが、特にアンテナ修理工事に関してはアンテナ専門業者が安心です。
テレビアンテナが不調になったりテレビ映りが悪くなったりしたとき、アンテナ業者に頼る場合があります。
修理工事は工事スタッフが当日に、どこが悪いのか、どう修理すべきか判断して、場合によってアンテナや周辺部材の交換が必要になります。
確実な判断や的確な処理には専門的な知識と豊富な経験が欠かせません。
またアンテナ専門業者に修理工事を依頼すると、費用面だけでなくアンテナを交換する事になった場合、アンテナ設置後の保証面も安心です。
アンテナ専門業者以外だと保証がつかなかったり付いても短かったりします。
アンテナ専門業者の場合、短くても5年、長いと10年を超す保証が付く業者もあります。
ただし保証内容は業者によって異なりますのでどの様な項目を何年保証するのかなどは詳しい保証内容などは依頼する前にきちんと確認しましょう。
保証内容だけに限らず、技術や費用も業者によって内容は異なりますので、問い合わせ1社目で決めるのではなく複数社で見積もりを取り、口コミなどを比較して判断することをおすすめします。
家電量販店
現在、以下のような家電量販店ではアンテナ本体を取り扱っている店舗も多く、アンテナ本体の購入時に設置工事も合わせてお願いできます。
場合によってはアンテナ修理工事も受け付けています。
アンテナ本体を実際に手に取って選べること、購入後アンテナ工事の依頼手配を別途しなくてよいという手軽さはメリットと言えます。
しかし、家電量販店でアンテナ工事を行う場合、基本的には下請け業者が工事を行います。
下請け業者の技術や評判などきちんと把握した上で依頼ができないため不安が残ります。
とりわけ修理工事に関しては、他の業者が取り付けたアンテナや周辺機器を見て、不具合を見つけて修理する場合があり、アンテナ工事専門業者のほうがおすすめです。
修理工事は新規のアンテナ設置や交換よりも難易度が高い可能性もあります。
家電量販店で当初提示されていたアンテナ工事費用より、実際には高額になるケースが多いようです。
修理工事は施工現場を見てからの判断が大きく、前もって修理代金を想定することが難しい面があります。
仲介手数料が発生しないアンテナ専門業者はもともとの料金設定が低いため、修理工事に関しても他の業種の業者から依頼するより安く済む傾向が高いです。
また家電量販店でアンテナ本体を購入して取り付け工事を依頼した方の中には、以下のようなクチコミもあります。
「新居用のテレビアンテナ工事をヤマダ電機で見積もってもらったら10万以上だった。
結局他の業者に頼んで5万ぐらいでやってもらえた。アンテナ工事ではヤマダをおすすめできない。」
「ケーズデンキにアンテナの工事を頼んだのですが、当日来た業者は消極的な人でした。屋根に上りたくないのか『自分は高いところは苦手です』などと言い、アンテナ工事を嫌がる発言が多く、なぜこんな人がアンテナ工事をしているのか意味が分かりませんでした。
その業者に『別の業者に来てもらいたい』と言っても、ケーズデンキに連絡してくれませんでした。」
街の電気屋
街の電器屋さんは地域密着で商売を行っているため、顔の知れた方に依頼できる安心感があります。
その土地の電波事情に詳しく、近所で気軽に相談できる点もメリットでしょう。
しかし街の電器屋さんは高齢化が進んでいることが多く、アンテナ設置や修理は高所作業が伴うことも多く、依頼自体を断ることもあるようです。
場合によっては高所作業車を手配する電気屋もあるそうで、その場合かなり費用が掛かります。
また街の電気屋さんは家族で経営している小規模の業者が多く、アンテナ設置や修理を依頼しても、引っ越しシーズンや台風の多い季節などの繁忙期には、希望通りの工事日程が組めないことがあります。
アンテナが倒れたなど急を要する修理工事の場合には、対応の遅さが不便に感じることもあるかもしれません。
料金の面でもおすすめはできません。
街の電気屋さんの場合、アンテナ専門業者や大手家電量販店とは圧倒的に商品の仕入れ数が異なります。
大量に仕入れないことから、取り扱っているアンテナ種類が限られていたり、本体価格やアンテナ工事が割高だったりすることがあります。
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賃貸か持ち家かで依頼先は変わる?
アンテナの修理は、賃貸か持ち家かで依頼先が変わっていきます。
というのも、賃貸住宅の場合、アンテナの管理を建物所有者が行っていることが多く、個人で勝手に修理を行うことができません。
従って、アンテナの修理が必要になった場合には、まず不動産オーナーや管理会社に相談しましょう。
また、大家さんがいる場合には、大家さんに許可を取り立合いのもと、アンテナ修理を行えることもあります。
契約内容によって異なりますが、修理費は物件所有者の負担となるケースが多いです。
また、管理費などから賄われることもあります。
一日でも早くアンテナを修理したい気持ちは分かりますが、不動産オーナーや管理会社・大家さんへの連絡は欠かさないようにして下さい。
一方、賃貸住宅の場合でも、個人で取り付けたアンテナの場合にはご自身で対応する必要がありますので注意しましょう。
持ち家の場合は、アンテナの修理はご自分で対応する必要がありますので、ご自信で専門業者を探し相談して下さい。
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アンテナ修理は自分ですることができる?
アンテナに修理が必要になったとき、自分で直すことはできるのでしょうか。
結論としてはおすすめしません。
恐らく自分で修理しようと考えた方の多くは、業者に依頼するより安上がりと思ったからではないでしょうか。
実は案外そうとも限りません。
アンテナの修理工事に必要となる工具や機器などがいくつもあるためです。
あとから工具などを買い足して、気付いたら”初めから業者へ依頼したほうが却って安く済んだ”ことは往々にあります。
また安全面の心配もあります。
アンテナの設置場所によっては屋根の上や2階以上の高さの壁面まで登らなければなりません。
不慣れな方の高所作業は大変危険です。
アンテナ工事はテレビとの調整もあり、プロの方以外は2人以上で作業を進めると効率的です。
しかし二人作業はご家族やご友人を事故に巻き込む可能性がさらに高まります。
作業する人自身の転落や怪我の危険性もありますし、部品や機材などを落として周囲の方を巻き込む事故を起こす可能性もあります。
それと屋根の上へ登る場合、屋根を傷めつけてしまうかも知れず、屋根の修理代がかかることも考えられます。
ご自身でアンテナを修理することは、様々なリスクを考えた上での判断が求められます。
アンテナ修理業者の選び方は?
アンテナの修理は依頼する業者によって、費用は様々です。
高いからと言って、信用できるという訳ではありません。
こちらでは、アンテナ修理業者の選び方について詳しくご紹介していきます。
アンテナ専門業者は店頭にいくことなく電話やインターネットで手軽に依頼できます。
電話やメールでのやりとりが主流となっており、対面での依頼でない分、これからご紹介する内容をポイントとしてしっかりと確認されると良いでしょう。
選び方①適切な料金か
選び方②明朗会計か
選び方③高い技量があるか
選び方④工事日はいつか
選び方⑤保証は心配ないか
選び方⑥実績や口コミはどうか
選び方⑦スタッフの対応は丁寧か
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プロのアンテナ修理が必要な症状
テレビの映りが悪かったり、映らなかったりすると早く直したくて、自分でやってみようとチャレンジする方もいらっしゃいますが、アンテナが高所にある場合は大変危険ですので、プロの業者に指示を仰ぎましょう。
自分でアンテナ修理をしようとして、梯子や屋根から落ちてしまって大けがをされては元も子もありません。
プロに依頼すべき症状をご紹介します。
アンテナが傾いた、倒れた
アンテナが傾いたり倒れたりした際には修理が必要です。
素早くアンテナ工事専門業者に連絡をしましょう。
アンテナは2階以上の外壁や屋根の上に設置されていることが多く、修理や現状確認は高所作業です。
高所作業は慣れない方には転倒事故のおそれがあり危険です。
プロのアンテナ専門業者に依頼しましょう。
簡単な修理工事で済めば修理にかかる費用相場は10,000~25,000円ほどです。
アンテナが倒れていたり傾いていたりする場合は本体が故障している可能性が高く、その際には修理が難しくアンテナの交換が必要になります。
修理ではなく交換工事になるときの費用相場は35,000~100,000円ほどです。
テレビ画面にの「E201」エラーコードが表示される
エラーコード「E201」は、地デジもしくは衛星放送の受信レベル低下を表します。
テレビの再起動やケーブルの抜き差しなど初歩的な対処を行い、改善しない場合にはアンテナの故障やアンテナ本体の向きが変わってしまったなどの原因が考えられます。
この場合、アンテナの向き調整を行う必要があります。
地デジアンテナは基地局がある方向に向け、BS・CSアンテナは衛生から電波を受信するのですがアンテナは南西方面に向けて設置します。
特にBS・CSアンテナは少しでも向きがズレてしまうだけで、映像の乱れに繋がります。
アンテナの向き調整の費用は、5,000~20,000円ほどです。
アンテナ修理は前述でも申し上げた通り、高所作業となりますので必ず専門業者に依頼するようにしましょう。
悪天候の時に決まって映りが悪くなる
強風、豪雨、雪など悪天候の原因で電波受信が低下するケースがあります。
アンテナが故障していなくとも、天候の影響で一時的に画像・音声の質を下がることもあります。
悪天候時には決まってテレビ映りが悪いという場合には、ブースターの設置で改善することもあります。
ブースターとは、アンテナが受信する電波を増幅する装置のことです。
ブースター設置費用は、15,000~30,000円ほどです。
地デジのみや新4K8K放送などの衛星放送を含んだ分配によって使用部材が異なります。
また、設置場所もご自宅によって異なり、場合によっては屋上に建てているアンテナの支柱にブースターを取り付けることもあります。
高所作業を伴う場合もありますので、気になる方はアンテナ専門業者に相談してみると良いでしょう。
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アンテナの向きがズレている
台風や豪雨などの影響で、アンテナの向きや位置がズレてしまうことがあります。
アンテナが正確に位置していない場合、信号の強度や品質が低下し、映像や音声の不良、ノイズ、受信不能などの問題が生じる可能性があります。
アンテナの位置は周囲の環境によっても影響を受けます。
建物や樹木、地形などの障害物が電波信号の受信を妨げる場合、アンテナの位置を微調整することで障害物を避け、より良い受信状態を確保できます。
アンテナの位置調整や修正には専門知識と経験が必要です。
アンテナの修理は高所作業になることがあるため、プロへ任せると安心です。
アンテナ専門業者であればアンテナ設置や調整に関する専門知識を持ち、最適な位置に調整できます。
アンテナ修理工事のうちアンテナの方向調整の費用相場は、単純なアンテナ方向調整であれば 5,000円〜10,000円程度です。
アンテナが電波を受信しにくい場所に設置されている場合は修理工事に追加費用がかかることがあります。
ただし費用は地域や業者によって異なり、場合によっては修理工事費用とは別に出張費がかかります。
修理工事を依頼する際には、複数の業者から見積もりを取り、修理費用や他の点を比較して最適な業者を選びましょう。
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ブロックノイズが発生している
ブロックノイズとは、テレビに横線や四角いブロック状のモザイクが出て映像が乱れる症状を指します。
テレビにブロックノイズが発生する原因は、「接触不良」「電波不足」「機器の故障・劣化」のいずれかですが、そのほとんどが「電波不足」が原因と言われています。
電波不足は、アンテナで受信する電波レベルが低かったり、ケーブルや分電盤などで電波が弱められたりすることで引き起ります。
電波レベルはテレビ画面で簡単に確認することができます。
受信レベルが低い場合はアンテナの調整やブースターの設置など検討されると良いでしょう。
まずは、初期対応として接触不良などが起こっていないか確認し、それでも改善しない場合には、アンテナ専門業者に相談されることをおすすめします。
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☞【テレビのノイズの原因と解決法を紹介!ブロックノイズなどの種類も解説】
アンテナの修理や交換が必要になる原因
アンテナの修理や交換が必要になる原因について以下の3点を取り上げます。
✓台風、大雨後から調子が悪い
✓経年劣化による寿命
原因によって改善方法が異なります。中にはご自身で解決できることもあります。
上記2点の原因はアンテナの修理や交換が必要の状況かもしれません。
もしかしたらアンテナが倒れたり故障したりしている可能性があります。
3点目の原因は、アンテナ設置後10年以上使用している場合に該当するかもしれません。
一般的にアンテナの寿命は10年とされていますが、使用環境によって大きく変わります。
なお、いずれの原因でも、修理工事が可能のケースと交換工事が必要になるケースがあります。
テレビ映りが悪い
テレビの映像が乱れる場合にはテレビの故障を真っ先に疑いますが、E201の表示が出た際にはアンテナの故障も考えられます。
E201エラーは、安定して電波を受信できない時にでるエラー表示です。
そのため、アンテナの修理や交換の必要があります。
こちらのエラー表示意外にも、BS放送は映るのに地デジ放送だけが映らない場合や、複数テレビがある中で全てのテレビで同様の不具合が見られるときにもアンテナの不具合が原因と考えられます。
台風、大雨後から調子が悪い
台風や大雨が発生した後、テレビの映りが悪い場合にはアンテナが故障している可能性が高いです。
特に台風など強風の影響でアンテナが折れたり倒れたりしている場合もありますので、すぐに専門業者に問い合わせることをおすすめします。
アンテナが倒壊している場合には、屋根から落下し隣家や通行人へ被害を及ぼす可能性も考えられます。
保証期間であれば自己負担なしに修理や交換ができる場合もあります。
また、保証期間が過ぎている場合にも火災保険が適用されるケースもありますので、早急に対処するようにしましょう。
経年劣化による寿命
テレビアンテナの寿命は一般的に10~20年と言われています。
10~20年という年数の幅には、最新のアンテナは耐久年数が長い傾向にあるのに対して、従来製品は劣化しやすく耐久年数が短いという理由があげられます。
たとえば、屋根に設置する八木式アンテナの交換が必要になるまでの期間は概ね10~20年です。
ただし、これは設置されているアンテナの場所や地域・気象環境に影響されます。
台風や積雪の多い地域で屋外に設置されているアンテナは、そうでない地域のアンテナよりも寿命が短くなると考えておきましょう。
このような自然災害からアンテナを守る方法に、”デザインアンテナを設置する”という選択肢があります。
デザインアンテナは、アンテナが箱型のパネルで覆われていて壁などの平面に設置できるため、風や積雪の影響を受けにくいというのが特長です。
ちなみにデザインアンテナを設置する際の料金は、25,000円前後が相場です。
ただ、受信感度が弱い場合は、それを補うためのブースター(増幅器)を設置しなければいけません。
ブースターは機種によって価格に幅があり、20,000円〜45,000円程度が設置費用の相場です。
そして経年劣化が進んだことによるテレビの不調の場合、修理ではなくアンテナ自体を交換することになります。
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☞【引っ越し先でテレビが映らない原因は?設定方法やケーブル接続手順を解説】
アンテナを修理せず自分で解決できる可能性がある症状
症状によっては自分で直せる可能性があります。
特定のエラーコードが表示される場合やブースターの不具合は自分で直せることが多いです。
以下で症状別に自力で直せる方法を紹介します。
エラーコード「E100」「E101」が表示される
以下は代表的なエラーコードとその原因を示した表です。
エラーコード | 原因 |
E100 | B-CASカードが挿入されていない |
E101 | B-CASカードが読み取れない |
E202 (0020) |
テレビに電波が届いていない |
E209 | 衛星アンテナケーブルがショートしている |
「E100」「E101」が表示されている場合、簡単な方法で直せる可能性があります。
「E100」や「E101」が表示されている場合は、B-CASカードを挿入し直してみましょう。
B-CASカードは番組の視聴や録画に必要なICカードのことです。
何らかの原因でカードの差し込みが緩んでいたり、埃などのゴミが汚れが溜まってしまい正常にカードが読み取れていない可能性があります。
もしもカードが折れ曲がっていたり、ICチップが破損しているようであればB-CASカードの交換が必要になります。
B-CASカードはB-CASカードのホームページから、再発行手続きが可能です。
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エラーコード「E202」「E209 」が表示される
エラーコード「E202」が表示された場合まず行ってほしいのは、テレビの再起動です。
テレビの主電源を切り、しばらく待った後に再度電源を入れてみてください。
これによって一時的なソフトウェアの問題が解消される場合があります。
また、テレビの設定を初期化するのも有効です。
メニューからテレビの設定をリセットまたは初期化するオプションを探して実行してみてください。これによって誤った設定によるエラーコードが解消される場合があります。
エラーコード「E209」が出た場合、接続を確認しましょう。
テレビと接続されているデバイス(ケーブルボックス、ブルーレイプレーヤーなど)の接続が正しく行われていることを確認してください。
ケーブルやHDMIケーブルの接続が緩んでいる場合は、しっかりと接続し直してみてください。
もし問題がHDMIケーブルに関連している場合、別のケーブルに交換してみてください。
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☞【テレビに「E202」「受信できません」のエラーコードが出現!今すぐできる方法を紹介】
テレビの入力切替が間違っている
エラーコード・メッセージが表示される原因のひとつに、入力切替が適切でないことが挙げられます。
まずはリモコンの「地上D」「デジタル」もしくは「入力切替」ボタンを押して、
地上デジタル放送が選択されているかを確認してください。
BS/CSアンテナを取り付けているご家庭はBS/CSチャンネルが写りますが、
取り付けていない方は当然ですがBS/CSチャンネルは映りません。
何らかの拍子にBS/CSボタンを押してしまっていることがほとんどなのでこの方法も試してみましょう。
ブースターの電源が切れている
上記の方法を試しても改善しない場合はブースターの電源が入っていない場合があります。
ブースターは、アンテナが受信した電波を増幅する機械です。
そのため電源が落ちてしまうと電波が弱まり、テレビの映りに影響を及ぼします。
何もしていないのに電源が落ちてしまうのには
「電源ケーブルが正しく接続されていない」
「ブースターが長時間連続して使用され、過熱し自動的に電源が落ちた」
などの原因が考えられます。
電源ケーブルやコンセントを確認しブースターの電源を入れ直すと、テレビの映りが改善する可能性があります。
まずブースターの電源部がある場所を確認しましょう。
(浴室上、屋根裏、クローゼットの点検口、マルチメディアボックス)
ブースターの電源が入っているか確認し、入っていなかったら電源を入れましょう。
ブースターの電源部が屋外に設置されていたり、どこにあるかわからない場合はアンテナ業者に一度見てもらうと良いでしょう。
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☞【テレビが突然映らなくなった際の対処法を紹介!原因は?自分で解決できる?】
アンテナの故障か見極めるポイント
テレビ映りが悪いとき、原因がアンテナにあるのか、まずはアンテナ以外の原因がないか確認します。
アンテナとテレビを繋ぐケーブルが外れていませんか。
引越しや模様替えなどでケーブルを最近繋いだ方は正しい箇所に挿しているかもチェックします。
最近ケーブルを触っていない方も、掃除やペットなど何かの拍子にケーブルが外れた可能性があります。
ケーブルが外れていなければ、テレビの電源を一旦切りコンセントも抜いてからテレビを再起動しましょう。
テレビの主電源をいつも入れたままにしている場合、再起動でテレビの不調が戻る可能性があります。
それでもテレビが映らなければアンテナの受信レベルを確認します。
受信レベルが基準未満の場合、ここで初めてアンテナ自体の問題を疑います。
ただしこれ以上の確認はプロの領域なので専門業者に任せましょう。
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アンテナ修理の方法を紹介!
UHFアンテナ(八木式アンテナ)
UHFアンテナ(八木式アンテナ)は、屋根の上など屋外に設置されることがほとんどです。
従って、雨風にさらされるためサビによりアンテナ周辺機器が腐敗していくケースが多いです。
経年劣化によるサビで電波の受信不良を引き起こします。
また、台風などによりアンテナが傾いたり、最悪のケースだとアンテナの倒壊につながる事故に発展する場合もあります。
修理はUHFアンテナ本体を点検した上で、アンテナの方向調整や本体交換を行います。
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☞【八木式アンテナとは?特徴やメリット・デメリット、最適な設置方法を解説!】
デザインアンテナ
(製品:dxアンテナ「デザインアンテナ」)
デザインアンテナは、軒下や外壁の高い位置に設置されることがほとんどです。
デザインアンテナでよくある故障の原因は、高層ビル建設など障害物による電波の受信不良や経年劣化による固定金具のサビの影響によるものです。
また、業者の手抜き工事・施工ミスなどが影響するケースもあります。
デザインアンテナの修理方法は、まずは本体と固定金具のサビや劣化状況を確認します。
その上でアンテナの向きや設置場所を変えながら電波状況が改善するか確認します。
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BS/CSアンテナ
(製品:dxアンテナ「「BSアンテナ」)
BSCSアンテナは、宇宙にある通信衛生から電波を受信します。
そのため、少しでも角度がずれてしまうと電波は受信できなくなってしまいます。
BSCSアンテナの故障の原因は、強風や大雨による角度の変化、経年劣化による本体や部品のサビ、ネジの緩みなどが考えられます。
角度の変化が原因の場合には、電波測定器を繋いでBSCSアンテナを正しい向きにあわせます。
向きを直しても回復しない場合には、アンテナの交換やブースターの設置などが必要となります。
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アンテナ修理・調整の流れ
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工事当日の立ち合いは必要?
アンテナ修理の作業当日は、立ち会いが必要となります。
しかし、ほとんどが屋外での作業になりますので、作業中は宅内でくつろいでいて大丈夫です。
工事というと大がかりなイメージですが、作業は1〜2時間ほどで終了することがほとんどです。
火災保険でアンテナ修理は安くなる?
工事当日の立ち合いは必要?テレビアンテナの修理を行う際、火災保険が適用される場合があります。
アンテナの不具合や故障は予測がつかず、突然襲ってきます。
アンテナ交換や取り外しが必要になれば高額になるので、突然の出費に困る方も多いでしょう。
その為、火災保険が使えるとなると助かりますね。
こちらでは、アンテナ修理の火災保険適用についてご紹介していきます。
火災保険適用の条件
アンテナ修理で火災保険が使用できるケースは、台風や落雷、竜巻、積雪などの自然災害による故障です。
アンテナは建物の付帯物とみなされますので、自然災害の補償対象として認められます。
まずはアンテナ業者に対応を依頼し、故障原因を突き止めることが重要です。
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火災保険の手続きと料金について
アンテナ業者を通して補償対象になることが確認できたら、保険会社に連絡をし修理費用が保障されるか確認しましょう。
費用の負担に関しては、状況によって異なります。
一部負担となるケースもありますので、しっかりと確認しておきましょう。
ほとんどの場合まずは工事費用を一旦ご自身で支払い、後で保険会社から振り込まれる流れで進みます。
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☞【アンテナ修理で知っておきたいこと!火災保険が適用される場合も!】
アンテナの修理・調整ならみずほにおまかせ!
アンテナの修理は依頼先の業者を慎重に選びましょう。
既存のアンテナや電波の状況により修理か交換・取り外しになるかなど施工内容が変わり、施工スタッフの判断が修理費用や施工の仕上がりへ大きく影響します。
悪意のある業者にあたってしまうと、無駄な支払いや時間がかさむばかりです。
その点、アンテナ専門業者であるみずほアンテナは無駄な費用はかからず安心してご利用いただけます。
まず技術の高さには自信があります。
完全自社雇用のスタッフのみで請けており、スタッフによる技術のバラつきはありません。
アンテナの修理では火災保険が適用される場合がありますが、火災保険による施工も多数請けています。
そしてみずほアンテナでは“明瞭会計”を約束しています。
工事当日に現場を確認して最終的なお見積もりを提示します。
ご了承をいただき工事に進みますので料金トラブルの心配はありません。
万一概算のお見積もりと大きく差が生じ、その日に工事せず再検討したい場合、無料で対応しています。
それからみずほアンテナはアフタフォローも万全です。
10年保証サービスを付与しています。
アンテナは長く使用するものですのでアフタフォローの厚い業者が安心です。
地デジアンテナもBS/CSアンテナもアンテナのことはみずほアンテナへお任せくださいませ。
みずほアンテナの施工は、関東・関西・東海・九州・中国(岡山・広島・山口)・東北(宮城)の広範囲エリアを担当しております。
みずほではお問い合わせは完全無料、24時間対応のメール受付フォームからもご用意しております。
是非お気軽にお問い合わせください。
ご連絡はこちらから☞みずほアンテナ
みずほアンテナの修理工事を紹介!
こちらでは、実際にみずほアンテナで行ったアンテナ修理工事の実例をご紹介していきます。
【栃木県宇都宮市T様邸】
・築年数:25年
・階数:2階建て
・火災保険加入状況:加入
・症状:数日前に相当強い雨風があり、その影響で地デジアンテナが倒れた。
・ご要望
地デジアンテナの交換・取り外しを希望
交換工事と合わせて、以前から検討していた4K8K対応BS/CSアンテナも一緒に設置してほしい
・修理工事内容:
強風により転倒を確認。
アンテナ本体・ブースターなども破損しており、修理不可と判断しました。
地デジアンテナ関連の全部材の交換、既存アンテナの撤去・処分、ご希望の4K8K対応BS/CSアンテナも合わせて設置しました。
地デジアンテナに関しては、火災保険を利用予定とのことで合わせてご案内も行っています。
【群馬県伊勢崎市H様邸】
・築年数:30年
・階数:2階建て
・火災保険加入状況:加入
・症状:
雷・風の被害により地デジアンテナがズレたのか、特定のチャンネルが全く映らないとご連絡。
チェンネルによっては40dBや60dBほどと受診レベルも低い。
・ご要望:
火災保険の保険請求をしたい、交換アンテナはデザインアンテナを希望されました。
・修理工事内容:
雷の影響によりアンテナ本体とブースターの破損を確認、修理不可と判断。
マストは歪みその他部材の錆や劣化具合もひどく、地デジアンテナ関連の全部材を交換いたしました。
既存アンテナの撤去・処分も合わせて対応、火災保険のご利用をご希望され合わせてご案内も行っています。
【神奈川県藤沢市S様邸】
・築年数:8年
・階数:2階建て
・火災保険加入状況:未加入
・症状:
テレビの映りが悪く目視で確認したところ、屋根上で地デジアンテナとBS/CSアンテナがと倒れていることに気が付いた。
・ご要望:アンテナの落下を危惧し、即日での対応を希望
・修理工事内容:
台風の影響でのアンテナ転倒と確認、アンテナ本体とブースター、他部材の錆や劣化具合もひどく全部材を交換いたしました。
お客様のご要望により、ご連絡頂いた当日にお伺いし、交換工事を実施しました。
既存のアンテナの撤去・処分も合わせて対応しております。
ほんの一部の修理工事例をご紹介しましたが、弊社では火災保険のご案内や即日対応なども承っております。
アンテナトラブルは、予測なく急に訪れます。
お困りの際には、まずはみずほアンテナにご連絡下さい。
テレビアンテナ修理|まとめ
テレビアンテナの故障にはいくつかの原因が考えられます。
また、修理にかかる料金の相場は業者や故障の程度だけでなく、地域によって変化することもあるため注意が必要です。
もし、テレビが映らなくなった原因がアンテナにあると考えられる場合、業者に電話などで問い合わせてどんな修理をすれば良いか相談しましょう。
その際には、修理料金の相場も聞いておくといいでしょう。
もし、相場よりも高い料金を告げられた場合は、その理由を確認することが大切です。
さらにアンテナを確認してもらってから見積りを出してもらい、実際に依頼するかどうかを決めます。
良心的な業者は、どんな質問にも丁寧に答えてくれるため、遠慮せずにまずは相談してみることが大切です。
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