ケーブルテレビとアンテナはどっちがお得?それぞれのメリットとデメリットを解説!

公開日 2022/07/26

テレビを視聴するには、テレビの電波を受信するための設備が必要になります。

主なテレビ電波受信設備として有名なのはアンテナです。

しかし、ケーブルを通して電波受信を行うケーブルテレビを利用するという選択肢もあります。

ケーブルテレビとアンテナには一長一短があり、よく考えて受信方法を選ばないと、思わぬ損をしてしまうこともあるでしょう。

ここでは、ケーブルテレビとアンテナのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。

 

 

【ケーブルテレビとアンテナは電波の受信方法が違う!】

 

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ケーブルテレビとアンテナの大きな違いは、テレビ電波の受信の仕方にあります。

まずは、ケーブルテレビの電波受信方法です。

こちらはテレビ電波の送信元となる電波塔から、ケーブルテレビ各社が電波を受信する形となります。

そして、受信された電波は専用のケーブルを通して、契約者の住居や事務所などに設置されたチューナーへと送信されます。

そのチューナーにテレビを接続すれば、テレビ放送が視聴可能になります。

ただし、受信電波に対応したテレビを準備しなければ視聴はできません。

もし、アナログテレビで地上デジタル放送を視聴したい場合は、デジアナ変換サービスを提供しているケーブルテレビ会社と契約することが必要です。

一方、アンテナを設置する場合は、電波塔から送信される電波をアンテナが直接受信します。

それから、電波に対応したテレビをアンテナと接続することで、テレビが視聴可能になります。

しかし、地上デジタル放送やBS・CS放送では、受信の際に必要となるアンテナのタイプが異なることもあるので注意が必要です。

仮に、地上デジタル放送を視聴したいと思ったときには、UHFアンテナを準備する必要があるでしょう。

また、どちらの受信方法にも共通していえることですが、アナログタイプのテレビであっても、地上デジタル放送対応チューナーを用意することで、地上デジタル放送が視聴できるようになります。

 

【ケーブルテレビのメリット・デメリットとは?】

 

ケーブルテレビの大きなメリットは、映像サービスが充実しているという点です。

定額の利用料を支払えば一般的なテレビ放送はほとんど視聴可能ですし、映画やアニメやスポーツなどの専門チャンネルや、インターネットを楽しむこともできます。

好みのテレビ番組に加え、これまで興味のなかったジャンルの放送も試してみたいという人におすすめです。

また、ケーブルによる有線受信のため、悪天候の影響を受けずにテレビを視聴できます。

同様の理由で、周囲に電波受信を邪魔する高層ビルなどの遮へい物があっても、安定した視聴が可能です。

ケーブルを引き込むという形式ですから、景観を損ねにくいこともメリットといえるでしょう。加えて、地方であっても、都心部と変わらない放送を視聴できます。
対してデメリットですが、ケーブルテレビを契約しているあいだは、継続して定額の利用料を支払い続けなければいけません。

視聴するテレビの台数が増えるほど、料金も増えるという特徴もあります。

予定外の引っ越しなどで急に契約を解除しなければいけなくなったときに、違約金が発生する場合がある点にも注意です。

複数の家庭で回線を共有しているようなケースでは、混雑時に通信速度が低下してしまうのもデメリットの1つでしょう。

他にも、必要としていないサービス分の使用料が、定額料金に含まれているというパターンもあります。

例えば、定額料金にインターネット使用料が含まれている場合、テレビしか視聴しない家庭は、一部無意味な料金を支払っていることになります。

 

【アンテナのメリット・デメリットとは?】

 

テレビ電波の受信にアンテナを利用する最大のメリットは、基本的にランニングコストがかからないことです。

アンテナ代や設置工事代などといった初期費用を支払えば、あとは故障などの問題が発生しない限り、無料でテレビを視聴し続けることができます。

使用するテレビが何台であろうと、視聴費用はかかりません。

また、アンテナの使用期間が長くなればなるほど、コストパフォーマンスが高まっていくのが特徴です。

新築を購入して長く同じ場所に住み続けるようなケースでは、電波受信方法にアンテナを選択することで、総合的なコストを抑えることができるでしょう。

加えて、インターネットを利用したいと思ったとき、自分の好きな回線事業者やプロバイダを選択できるのもメリットです。

一方、デメリットは初期費用がかかってしまうことです。

最初にアンテナ機材や設置工事の費用がまとめて必要になるので、アンテナ設置後にすぐに引っ越ししてしまうようなケースでは、コストパフォーマンスが悪くなってしまいます。

電波を遮へいする建築物や、悪天候などの影響を受けてしまう可能性がある点にも注意が必要です。

それから、台風などでアンテナが故障した際に、修理や交換のための費用が必要になるのもデメリットだといえるでしょう。

さらに、屋外にアンテナを設置することで、景観を損ねてしまうかもしれない点にも気をつけなければいけません。

 

【自分のスタイルに合わせて受信方法を選ぼう】

 

ケーブルテレビとアンテナには、それぞれに良い部分と悪い部分があります。

たくさんの映像サービスやインターネットなどをまとめて楽しみたい人や、遮へい物や悪天候などに左右されない安定した視聴を望む人は、ケーブルテレビを選ぶと良いでしょう。

ランニングコストを抑えたり、複数台のテレビを視聴したりしたい人は、アンテナの利用が適しています。

もし、地上デジタル放送だけを視聴するという場合は、総合的なコストを考えて、アンテナを選択すると良いのではないでしょうか。

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