最近ではテレビアンテナもAmazonなど、通販でも気軽に購入できるようになり「自力で設置できるのでは?」と考える方もいらっしゃいます。
工事には特に資格などは必要ありませんが、それなりの知識やスキルが無ければ大きな事故につながる場合もあります。
今回は一般的な工事の流れや施工事例、ご自身で設置された場合に生じうるトラブルについてご紹介していきます。
テレビアンテナ設置の基礎知識
テレビアンテナを設置する前に確認しておきたいチェックポイントは4つ⇩
✓視聴できる番組の違い
✓テレビアンテナの選び方
✓工事を依頼するタイミング
テレビアンテナの種類
テレビアンテナは大まかに分けて2種類に分けられます。
①地上デジタル放送用の地デジアンテナ(八木式アンテナ・デザインアンテナ・ユニコーンアンテナ)
②衛星放送用のBS/CSアンテナ(パラボラアンテナ・4K8KBSCSアンテナ)
地デジアンテナを設置すればNHKや広域民放、地域によってはローカルチャンネルなどを視聴できます。
一方、パラボラアンテナとも呼ばれるBS/CSアンテナを設置すれば、衛星放送を受信することができ、ディズニーチャンネルや海外番組、映画チャンネル、人気アーティストライブ映像をテレビで見ることができます。
CSは有料ですが、BSは無料のチャンネルも充実しています。
テレビを見る時間が長い人や、お子さんがいる家庭では地デジアンテナに加えてBS/CSアンテナを設置することが多いです。
視聴できる番組の違い
2K(フルハイビジョン)は現在の地上波放送で使用されている画素です。
4K8K放送を除くBS/CS放送も同様に2Kで放送されています。
2Kと4K8Kとの違いについて、映像を表す点々の数が4K8Kのほうが格段に多く、簡単にいうと4K8Kのほうが鮮明で綺麗な映像です。
地デジ放送の視聴には「地デジアンテナ」、BS/CS放送の視聴には「BS/CSアンテナ」を設置する必要があります。
4K8K放送の視聴にはBS/CSアンテナ(パラボラアンテナ)が必要ですが、「4K8K対応」である必要があります。
ー関連記事ー
☞【4K・8Kとは?違いや魅力、視聴方法、費用相場などを徹底解説】
テレビアンテナの選び方
ご自宅の電界強度によって設置できるアンテナのタイプが異なります。
電界強度とはテレビ電波受信感度のことであり、感度の強さによって3つの電界地域に分けることができます。
電界地域は電波送信塔からの距離が大きく関わっています。
送信塔から自宅のアンテナまで距離が近いほど電波は強くなり、強電界地域であるといえます。
電波が強いほど受信能力がそれほど高くないアンテナでも、きれいな画質で地デジ放送を見ることが可能になります。
例えば比較的小さなアンテナやフラットアンテナ、それに室内アンテナなどを選ぶことができます。
一方、弱電界地域では受信できる電波が弱いため、アンテナに高い受信能力が必要とされます。
屋根の上に設置する八木式アンテナのような高い受信能力を持つアンテナでなければ、地デジ放送を視聴できないケースもあります。
工事を依頼するタイミング
アンテナ工事を依頼するタイミングはケースによって異なります。
新築にアンテナを設置する場合、家の引き渡しから入居までの間が最適でしょう。
新居の引き渡しが終わっていればアンテナ工事はいつでも可能です。
オーナー(所有者)から依頼する場合には立ち会いが求められるケースが多いので、新築へ行かれる日を選びましょう。
あるいは引っ越し当日を選びましょう。
テレビの買い替えによってアンテナ工事を依頼する場合、新たに設置するアンテナの種類を間違えないよう注意が求められます。
初めて4K8K対応を設置する場合、分配器やブースターなども4K8K対応へ変更する必要があります。
ー関連記事ー
☞【新築のテレビアンテナ工事のタイミングや進め方、費用相場を徹底解説!】
【種類別】アンテナの特徴と設置の流れ
アンテナによって特徴や設置方法は異なります。
もともと地デジアンテナとBS/CSアンテナは電波の送信元が異なるためです。
地デジ放送を視聴できるよう設置する八木式アンテナやデザインアンテナは大阪生駒山や東京スカイツリーなどの地上にある電波塔から電波を受信します。
対してBS/CSアンテナは衛星から電波を受信します。
よって地デジアンテナとBS/CSアンテナの双方を設置する場合にも、発信されている電波の方向はそれぞれ異なるので場所や角度を考慮して設置します。
またアンテナの種類によって使用する部品や周辺機器も異なります。
ここでは各アンテナの特徴や設置の流れをご説明します。
なおいずれのアンテナも共通している大まかな設置方法は下記の通りです。
八木式アンテナ(UHFアンテナ)
地デジ放送のNHKや民放チャンネルを視聴するために設置するアンテナで魚の骨のような見た目が特徴的です。
ー八木式アンテナ(UHFアンテナ)に関する記事ー
☞【八木式アンテナの特徴は?メリットやデメリット、費用相場を紹介】
設置の流れ
手順①アンテナ本体の組み立てる
・簡単に組み立てられる
・アンテナ本体以外に屋根馬やアンテナマストも準備する
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手順②電波状況を調査する
・ご自宅周辺環境をチェックした上で電波数値を測りながら電波状況を確認する
・もっとも地デジ電波を取れる高さと位置を探り最適な設置場所を見つける
・「周りに電波を遮られることがない」「各チェンネルの受信レベルが揃う場所」の2点を意識する
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手順③アンテナを設置場所に持っていく
・多くの場合、八木式アンテナの最適な設置場所は屋根の上や軒下などの高所
・高所作業の際には必ずヘルメットや安全靴、命綱を着用する
・梯子を使用する際は梯子がぐらついたり倒れたりしないようしっかり固定する
・梯子の固定には「固定部材を使って屋根の破風に固定する」「梯子を雨樋につなぐ」方法などがある
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手順④ステーアンカーを屋根に取り付ける
・ステーアンカーとは屋根の破風に取り付ける金具のことでアンテナが倒れないよう固定する
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手順⑤支線を使って屋根にアンテナの本体を設置する
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手順⑥アンテナの向きを調整、繋いだ支線をピンと張り固定する
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手順⑦テレビ放送のチャンネルを設定し各チェンネルが映ることを確認する
デザインアンテナ(平面アンテナ)
箱状の形が特徴的でデザイン性に優れています。
ご自宅の外観を損なわないシンプルな仕上がりが人気です。
ーデザインアンテナ(平面アンテナ)に関する記事ー
☞【デザインアンテナとは?メリット・デメリットや取り付け費用、失敗しないコツを解説】
設置の流れ
手順①アンテナの設置場所を決める
・設置場所はもっとも電波を取れる場所を選ぶ
・軒下など雨風に当たりにくい場所、配管引込み口に近い場所、電波を受信する上で障害となるものがない場所、室内のテレビとなるべく距離が近い場所など
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手順②電波状況を調査する
・八木式アンテナ同様ご自宅の電波数値を測りながらもっとも電波を取れる高さと位置を探る
・デザインアンテナは主に外壁に設置するが屋根裏に取り付ける場合もある
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手順③設置場所である壁にはしごをかける
・八木式アンテナ同様、必ずヘルメットをかぶり安全靴を履いて登り、命綱も着用する
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手順④壁面に金具を取り付ける
・金具を取り付ける場合には外壁に小さい穴を数ヶ所あけ付属のネジで固定する
・金具は水平器を使って地面に対して垂直になるよう慎重に取り付ける
・固定後は水漏れなどが発生しないようコーキングを施す
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手順⑤取り付け金具にテレビアンテナ本体を差し込む
・デザインアンテナの裏側には金具への差し込み口がある
・アンテナを差し込む際にも水平器を使って地面に対して垂直であるか確認しながら行う
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手順⑥アンテナ本体とケーブルを繋ぐ
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手順⑦テレビのチャンネルを設定し各チェンネルが映ることを確認する
室内アンテナ
コンパクトサイズが特徴で卓上に置いたり窓に取り付けたりできます。
家の中に設置できるので取付けの手間もさほどかかりませんし家の外観を損なうこともありません。
その分、他の地デジアンテナと比べ電波の受信感度は低くなります。
電波が弱い地域では映像の乱れなど不具合も起こりやすくなります。
設置が可能な地域は送信塔から半径約10kmの強電界域と呼ばれる範囲内にあるご自宅に限られます。
また電波の送信塔と設置する場所(自宅)の間に遮蔽物が無ければ視聴できるとされていますが、視聴可否の保証は一切ありません。
あくまで簡易アンテナであることを理解する必要があります。
ー室内アンテナに関する記事ー
☞【室内アンテナのおすすめ人気ランキング15選!選び方はもちろん、メリット・デメリットを紹介】
設置の流れ
手順①設置が可能な地域であるかを確認する
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手順②室内で最も電波をキャッチする場所を探る
・遮熱シートを外壁に貼っている建物や断熱材を使用している部屋、鉄筋コンクリートの建物では電波が届きづらい点に注意
・室内において最も電波をキャッチしやすい場所は窓側が多い
・窓から電波塔が見えているケースがベストな環境
・ただし網が入っているような防犯用の窓ガラスは電波が遮断されることもある
・部屋の中でも電波塔からなるべく近い位置も候補となる
・アンテナからテレビまでケーブルが長くなると電波が弱くなることもある
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手順③テレビにアンテナの付属ケーブルを繋ぐ
・設置自体は5分程度
4K8K対応アンテナ
4K8K放送を視聴するためには「4K8K対応BS/CSアンテナ」が必要になります。
4K8K対応のBS/CSアンテナとは、よくベランダや屋根上に見かける通称”パラボラアンテナ”と言われる円盤型のアンテナの一種です。
ー4K8K対応アンテナに関する記事ー
☞【4K/8K対応アンテナは必要?4K8Kの視聴方法やBSアンテナとの違いを紹介】
設置の流れ
手順①設置場所を決める
・衛星放送に測定器を合わせて設置する位置を決める
・BS/CSアンテナの場合、地デジアンテナよりも角度調整を入念に行う必要があることに注意
・方角は西南西で仰角は40~45度が基本
・アンテナを向ける方向に建物や山林など遮へい物が無いかを確認する
・アンテナケーブルを室内へ引き込む配線の位置にも考慮する
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手順②取付け金具やアンテナ本体を仮設置する
・取付け金具を設置する
・設置場所によって必要となる金具は異なるが、いずれもレンチを使って壁や柵に取り付ける
・アンテナ本体は「仰角」を合わせ、ここでは仮止め程度で取り付ける(のちほど調整するため)
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手順③アンテナケーブルを接続する
・テレビ本体までアンテナケーブルを繋ぐ
↓
手順④アンテナの角度を最終調整する
・アンテナの角度は1mmでも異なると映りが悪くなるので慎重に行う
・テレビの電源を入れて設定画面を開き、映像を確認しながら方位角を調整する
・アンテナを西から南に向かって少しずつアンテナを動かして適正な角度を探る
・調整は1°につき5秒静止しながら行う
↓
手順⑤テレビ映りを確認する
・BS/CS放送が問題なく確認できたら作業は完了
BS/CSアンテナ
BS/CSアンテナはBS放送・CS放送など衛星放送を見るときに必要なアンテナです。
4K8K対応アンテナ同様、通称”パラボラアンテナ”と呼ばれお皿のような形状が特徴的です。
BS・CSアンテナは全国一律で南西110度を向いていますが、設置場所はご自宅によって異なります。
地デジアンテナと同時に設置する場合、屋根上や外壁など地デジアンテナと同じ場所に取り付けることもあります。
BS/CSアンテナ単体での設置の場合、最も簡単に取り付けられるベランダをすすめられるかも知れません。
いずれも設置場所を選定する際、アンテナを向ける方向に高層ビルなどの遮へい物が無いことが条件です。
BS/CSアンテナをベランダに設置する場合、自分で設置する方もいらっしゃいますが相応のリスクもありおすすめはできません。
さらに綺麗な映像を映すためには正確な設置はもちろんケーブルの接続・設定なども行う必要があり手間がかかります。
信頼できる業者に設置を依頼することが最も良い策でしょう。
ーBS/CSアンテナに関する記事ー
☞【BS/CSアンテナとは【施工事例あり】特徴や設置時の注意点、費用相場などを解説】
設置の流れ
BS/CSアンテナの設置方法は、4K8K対応アンテナの設置時と流れは同じです。
手順①設置場所を決める
↓
手順②取付け金具やアンテナ本体を仮設置する
↓
手順③アンテナケーブルを接続する
↓
手順④アンテナの角度を最終調整する
↓
手順⑤テレビ映りを確認する
テレビアンテナの設置の準備
設置に取り掛かる前には、アンテナケーブルや分配器・ブースターなど周辺機器の確認も必要です。
ブースターは地域やご自宅の電波状況によっては必要でない場合もあります。
この他にも、テレビ周りのコンセントやアンテナ端子など追加機器の希望があれば調べておきましょう。
それぞれの周辺機器について詳しくご紹介していきます。
アンテナケーブルの用意と引き込み方
アンテナケーブルとはテレビ画面からアンテナまで受信した電波を送信するためのケーブルを指します。
別名「同軸ケーブル」とも呼ばれています。
アンテナケーブルを屋内に引き込む際に通す場所は主に4つあります。
①アンテナの引込み口
②エアコンダクトや通気口
③窓のサッシ
④壁にあけた穴
どこが最適か家の構造や電波環境などにもよりますが希望があれば施工業者へ伝えましょう。
詳細は下記の関連記事もご覧くださいませ。
―アンテナケーブルの関連記事―
👉アンテナケーブルは種類いろいろ!テレビ端子の形状や用途で選ぼう
分配器と選び方と設置方法
分配器とは1つのアンテナから複数台のテレビへ電波を分けるために使用するユニットです。
2台以上のテレビがあるご家庭では必要となります。
家を建てた際、工務店やハウスメーカーによってすでに設置されていることがほとんどです。
分配器の設置方法は簡単です。
アンテナケーブルの間に分配器を追加します。
壁面のテレビ端子と分配器を繋ぎ、分配器と各テレビを繋ぐだけで完了です。
詳細については下記の関連記事をご覧くださいませ。
ー分配器の関連記事ー
ブースターの設置メリット
ブースターは増幅器ともいい、テレビ信号を増幅する働きを持っています。
テレビ信号の受信レベルが弱い場合に設置を検討するものです。
地デジの映りが悪くなる原因はいくつかあり、その1つに電波が弱いことがあります。
このとき改善策としてブースターを設置する方法があげられます。
ブースターは簡易な型で素人が設置できる種類もあります。
ただ設置の判断を含めてアンテナ専門業者の意見を仰ぐと安心です。
詳細については下記の関連記事をご覧くださいませ。
ーブースターの関連記事ー
☞【テレビのブースターとは?選び方や設置方法などを徹底解説!分配器についても紹介!】
テレビアンテナ設置のよくあるトラブル
テレビアンテナを設置を設置するときにおこるよくあるトラブルを紹介します。
ここで紹介するのは基本的に自分でテレビアンテナを設置したときに起こりやすいトラブルの代表例です。
テレビアンテナのDIYは”安く済ませられる”というイメージが強いですが、トラブルも多く中には危険な項目も。
テレビアンテナの設置をDIYで検討している方は、是非一度目を通して頂きたい内容です。
アンテナ設置の強度が足りない
テレビアンテナの設置における強度が足りないと悪天候や台風などの強風により、アンテナ本体が倒れ破損する恐れがあります。
設置金具に緩みがあったり、角度が正しくないとアンテナの向きが変わりやすくテレビ映りが不安定になるなどの不具合が生じます。
実際にテレビアンテナ設置のDIYを行った方から、テレビ映りが悪いとのご相談を頂くことも多いです。
配線の不備
アンテナケーブルやテレビ周りの配線に不備があると部屋によってテレビ映りに差が出たり、最悪のケースではテレビが映らないなど様々なトラブルに見舞われます。
屋外にテレビアンテナを設置した場合、当然外にあるテレビアンテナから出るケーブルを屋内の電源につながなければなりません。
問題なくテレビアンテナを設置できたとしても、ケーブルを宅内に入線する作業がかなり難しいです。
アンテナから分配器、分配器から各部屋のテレビ端子へと、適切に配線されていなければテレビは映らないのです。
設置箇所の誤り
テレビアンテナを室内や屋根裏といった屋内に設置する場合は細心の注意が必要です。
お住いの地域が充分な受信可能エリアであっても、屋内となるとどうしても壁を隔てている分テレビ電波は弱まってしまいます。
また、テレビアンテナの屋根裏設置はスペースに余裕が必要で、プロでも難しい作業になります。
スペースに余裕がなければ、設置後テレビの配線を抜いたり増設工事が出来なくなるなど不便が生じます。
テレビアンテナは適切な箇所の見極めが重要です。
作業物の落下や転落事故
テレビアンテナの設置は主に高所での作業になります。
適切な長さの梯子や安全器具を使用することがテレビアンテナ設置の基本です。
屋根や梯子から足を踏み外すなど思わぬ事故を引き起こさないためにも、慣れていない方はDIYをしない方が良いです。
また、ご自身のケガだけでなく、部品やアンテナ本体の落下により住まいの破損や通行人に怪我させてしまう可能性もあります。
DIYをする際は下に誰もいないことを確認すると安心です。
ご近所とのトラブル
テレビアンテナの設置時に梯子を掛けたり、取り付けたアンテナが隣宅に影響する場合があります。
設置後に隣人トラブルに発展したというケースも。
万一設置したアンテナが落下し隣家に傷をつけたりと被害を与えた場合、損害賠償などのリスクを抱えることもあります。
また、賃貸マンションにテレビアンテナを設置したい場合、管理会社や大家さんへ工事許可が必要です。
事前に確認しておきましょう。
接合部分の破損
屋根上の設置などで耐荷重を越えたアンテナを取付けた場合、接合部分が破損することもあります。
プロなら取り付けていい場所、取り付けてはいけない場所を把握しています。
基本的に弱い外壁部分に、重量オーバーのアンテナや金具を設置すると外壁がアンテナごと剝がれるといった事象が起きます。
これはDIYによくあるトラブルですが、技術不足や知識、経験が少ないアンテナ設置業者でもまれに起きています。
みずほアンテナでも、「他社で取り付けたアンテナが外壁ごと剥がれ落ちてしまった」と相談されるケースも多いです。
アンテナに関する詳しい知識が豊富な業者を利用しましょう。
その他のトラブル
100均グッズでの補強や水平器なしのテレビアンテナ設置は特にアンテナの破損をまねきます。
また、電波の強度を高めようと2本のアンテナを取付けることも電波の相殺といった問題に繋がります。
テレビアンテナ設置を自分でやるリスク
先述でご紹介したようなトラブルは、自力での設置で起きやすいようです。
慣れていない工事では、重量のあるアンテナ本体を持って壁面に腕を伸ばす作業は、素人には危険な行為です。
ベランダの設置など安全な場所での工事においても、アンテナや部品を落としたりして余計な出費が発生することもあります。
プロの業者に頼む場合と自分でやる場合の金銭的な差は、地デジとBSアンテナを一緒に設置を行うとしても2万円程度しか変わりません。
また、慣れていない方の作業は1日がかりでも終わらないこともあります。
基本的には自力での設置はおすすめしません。
アンテナの設置は高所作業が伴わない場合でも、信頼できるプロの専門業者に依頼することが得策といえます。
テレビアンテナ設置の費用相場
アンテナ設置工事にかかる費用は業者によって異なります。
例えばデザインアンテナの工事を行う場合、費用相場は25,000円~59,000円と差が生じます。
こちらの費用差の主な原因は工事を下請け業者が賄うことによる仲介手数料の有無と考えられます。
みずほアンテナでは、デザインアンテナの新規工事は25,000円~(税別)、八木式アンテナの新規工事は20,000円~(税別)でご案内しております。
さらに地デジアンテナ工事に加えBS/CSアンテナの設置も一緒にご依頼いただいた場合にはセット料金が適用されます。
一例として、4K8Kアンテナの取り付けセット価格+15,000円(税別)~とお得な価格を提示しております。
なお電波環境やテレビの所有台数などによってブースターや分配器も必要になります。
その場合オプションとして別途かかります。見積もりを出してもらう際はオプション工事・料金についても確認しましょう。
みずほアンテナの安さの秘訣は完全自社雇用のスタッフが工事を担うことで仲介手数料が発生せず基本料金のみで工事を行えることです。
またみずほアンテナでは年間3万件と受注件数が多いことから部材の単価を抑えることができています。
このような企業努力から安い価格を実現しています。
もちろん安いからといって施工やサービスが粗悪ということは一切ございません。
一般の方が工事費用の適正価格を見極めることは難しいと感じる方も多いです。
依頼する際には施工実績やコメントなども参考にされると良いでしょう。
テレビアンテナ設置の実際の様子
地デジアンテナもBS/CSアンテナもアンテナのことはみずほアンテナへお任せくださいませ。
これまでの弊社施工の一例をご紹介します。
施工内容は
①デザインアンテナ設置工事(外壁)
②UHFアンテナ設置工事(屋根の上)
③デザインアンテナ設置工事(屋根裏)
④4K8K対応BS/CSアンテナ設置工事(ベランダ)
⑤デザインアンテナと4K8K対応BS/CSアンテナ(外壁)
の5例です。
みずほアンテナでは“明瞭会計”を約束しています。
またアフタフォローも万全で10年保証サービスを付与しています。
丁寧な施工をご覧ください。
施工事例①
・施工エリア:愛知県津島市
・設置アンテナ:デザインアンテナ
・アンテナカラー:ホワイト
・設置位置:外壁
・お客様からのコメント
「配線周りなども丁寧に作業頂きありがとうございます。工事が無事完了しホッとしました。」
施工事例②
・施工エリア:静岡県掛川市
・設置アンテナ:UHFアンテナ
・設置位置:屋上
・お客様からのコメント
「屋上での作業でしたが安全対策もバッチリでスムーズな工事でした。」
施工事例③
・施工エリア:大阪府豊中市
・設置アンテナ:デザインアンテナ
・設置位置:屋根裏
・アンテナカラー:ベージュ
・お客様からのコメント
「希望通り屋根裏設置になってよかったです。これでもう天候に左右されないので安心です。」
施工事例④
・施工エリア:埼玉県入間市
・設置アンテナ:4K8K対応BS/CSアンテナ
・設置位置:ベランダ
・アンテナカラー:ホワイト
・お客様からのコメント
「念願のBS/CSアンテナが設置が無事完了しとても嬉しいです。今晩は早速、映画鑑賞を楽しみます。」
施工事例⑤
・施工エリア:鹿児島県鹿児島市
・設置アンテナ:デザインアンテナと4K8K対応BS/CSアンテナ
・設置位置:外壁
・アンテナカラー:ブラック
・お客様からのコメント
「外壁の色に合わせてアンテナカラーを選べてよかったです。4色もあるのでどんな外壁にも合うと思います。」
みずほのテレビアンテナ設置工事対応エリア
みずほアンテナでは関東、東海、関西、中国、九州、東北(限定エリア有り)の6つのエリアでテレビアンテナ工事を承っております。
お伺いする工事員は完全自社雇用のスタッフで、アンテナ専門の豊富な知識や経験・高い技術を兼ね備えております。
外注工事等でよくある工事内容の相違やお問合せ時と現場での話の食い違い等も一切ございません。
月に一度すべての職人を集めての研修も行っておりますので、最新の技術で作業を行わせていただきます。
自社施工だからこそ出来る安心の10年保証サービスもお付けしておりますので、万が一の時はお気軽にご相談ください。
また、みずほアンテナではすべての工事に基本料金を設定しております。
お問合せの際にどのアンテナ工事・設置・修理の料金がいくらなのか一つ一つご説明させていただいておりますので安心してご相談ください。
また、他に必要な作業は発生した場合も、まずは工事内容とお見積りを提示させていただきお客様にご理解・ご納得していただいてから作業に入りますのでご安心ください。
まとめ
以上、テレビアンテナの設置方法をご紹介しました。
アンテナの設置工事は周辺機器の用意も含め、知識と経験のない素人にとっては困難を極めます。
また素人では予想できない様々なリスクも伴いますので、設置作業は経験が豊富な専門業者に依頼することをお勧めします。
アンテナ工事業者をお探しの方は、お気軽にみずほアンテナへお問い合わせください。
アンテナ専門のプロが、お客様のご視聴環境に沿ってご案内させていただきます。