BS/CSアンテナとは【施工事例あり】特徴や設置時の注意点、費用相場などを解説

公開日 2023/02/02

BSとCSの違いは?BS/CSアンテナの特徴とメリットやデメリット、費用相場を紹介

「2001年宇宙の旅」の著者であるイギリス人のアーサー・C・クラーク博士が、1945年に人工衛星を利用した通信を構想したことが衛星放送の始まりと言われています。

アメリカが実用化を進めて、今日私達が衛星放送を楽しむことができています。

 

衛星放送は光回線やケーブルテレビを契約し視聴する方法もありますが、今回はBSCSアンテナによる視聴の良し悪しや注意点、BS放送とCS放送の違いなどについてご紹介します。

 

 

 

目次
  1. BS/CSアンテナとは?
  2. BS/CSアンテナの種類
  3. BS/CSアンテナ設置のメリット
  4. BS/CSアンテナ設置のデメリット
  5. BS/CSアンテナを設置する上でよくある失敗と注意点
  6. 失敗しないために購入前にチェックすべきこと
  7. BS/CSアンテナの設置の流れ
  8. BS/CSアンテナの費用相場
  9. みずほアンテナのBS/CSアンテナの施工事例
  10. みずほアンテナのBS/CSアンテナの設置工事対応エリア
  11. まとめ

BS/CSアンテナとは?

BS/CSアンテナとは?

BS/CSアンテナとは、よく一軒家やマンションのベランダに設置されている円盤型のパラボラアンテナを指します。

 

南南西の空に浮かぶBS放送やCS放送用の人工衛星から電波を受信しています。

 

BSアンテナとCSアンテナ個別に設置しなくとも、BS/CSアンテナ1台で両方の電波を受信することができます。

 

通信衛星はいずれも東経110°の位置にあります。

 

こちらではBS放送やCS放送について、それぞれの特徴や視聴できる番組について詳しくご紹介していきます。

 

 

 

BS/CS放送とは?特徴を紹介

BS放送とは?特徴を紹介

BS放送(衛星放送)とは、赤道上空36,000kmの静止軌道上(東経110°)にある放送衛星から地上へ送られる電波を利用した放送です。

 

地上の送信局から衛星へ17GHz帯の電波で信号を送り、衛星で信号を増幅してから周波数を12GHz帯に変換して地上へ電波を送り返します。

静止衛星から地上へ送る電波は地球上の約1/3のエリアに届くので、国ごとに使用する電波の周波数が厳密に管理されており、日本のBS放送の帯域は11.7~12.2GHzと決められています。

 

BS放送の特徴として、放送衛星の利用による「高画質」「ハイビジョン」が挙げられます。

 

また、BS放送は、NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSテレ東、BSフジなど地上波も担う放送会社が制作している番組が多いことも特徴です。

 

 

 

BS放送の有料番組例

BS放送の有料番組例

BS放送には無料チャンネルと有料チャンネルがあります。

 

無料チャンネルには、BS11やTwellv、放送大学などのチャンネルもありますが、主体はBS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSフジなど民放各社が地上波と同様に制作しているチャンネルであり、地上波のような大衆向けの番組を「高画質」「ハイビジョン」で楽しむことができます。

 

有料チャンネルには、NHK BS1、NHK BSプレミアム、WOWOWプライム、WOWOWライブ、WOWOWシネマ、WOWOWプラス、スターチャンネル1~3、J SPORTS1~4、BS釣りビジョン、日本映画専門チャンネル、ディズニー・チャンネルなどがあります。

 

無料チャンネルではCMが入りますが、有料チャンネルではCMが流れないため、音楽ライブや映画を最後まで熱中して視聴することができます。

 

また、専門分野に特化した番組も多数あります。

BS釣りビジョンでは年間500本以上の釣り番組を配信しており、海釣り、船釣り、磯釣り、バス釣り、鮎釣りなど細かなジャンルから番組を探すことができます。

子供番組も豊富で、ディズニー・チャンネルでも子供向けの番組があります。

 

WOWOWでは、映画だけでなく、音楽ライブやフェス、ミュージカルなどの舞台、海外ドラマやオリジナルドラマなど多種多様なジャンルの番組をご自宅で堪能することができます。

 

 

 

CS放送とは?特徴を紹介

CS放送とは?特徴を紹介

CSとは通信衛星のことであり、CS放送とは通信衛星を利用した放送のことをいいます。

 

CSの通信衛星は当初、東経124°128°の軌道上にあったため、BSアンテナとは別にCSアンテナが必要でした。

しかし2010年、総務省がBS放送とCS放送の普及のため東経110°の軌道上に新しい人工衛星を打ち上げたことにより、一つのアンテナでBS放送もCS放送も受信できるようになりました。

 

ただ、現在でも東経110°を利用したCS放送ではなく、東経128°124°を利用したスカパープレミアムなどのCS放送を視聴する際には別途専用のCSアンテナが必要です。

 

CS放送の特徴として、BS放送と比較しても専門番組の多彩さが挙げられます。

スポーツ、映画、動物、ドキュメンタリー、アニメ、音楽、国内外のドラマ、外国語などの専門チャンネルが数多くあります。

 

 

 

CS放送の有料番組例

CS放送の有料番組例

CS放送はスカパー!と契約すると専門性の高いチャンネルをお好みで楽しむことができます。

 

スカパー!は150を超える放送事業者を抱え、各社が専門のチャンネルを展開しており、BS放送と比べても専門的なチャンネルが豊富にある点がCS放送の魅力です。

地上波やBS放送ではあまり取り上げられないいわゆるマイナーな題材を扱う番組も多く、ずっと映画やサッカー中継が放送されているチャンネルもあります。

 

映画チャンネルでは、「THE CINEMA」「時代劇専門チャンネル」「衛星劇場」など邦画も洋画も豊富なジャンルが揃っています。

「GAORA SPORTS」「GOLF NETWORK」「J SPORTS1~4」などスポーツを扱うチャンネルも多く、地上波では放送が少なくなったプロ野球セ・パ12球団のオープン戦も全試合が生中継され、さらにキャンプや練習試合から追うことができます。

音楽チャンネルは「MTV」「歌謡ポップスチャンネル」「ベストヒット演歌」など様々なジャンルに分かれており、最新曲から思い出の一曲まで楽しむことができます。

最近は「囲碁・将棋チャンネル」での緊迫勝負の独占生放送が人気を博しています。

ドキュメンタリーを扱う「アニマルプラネット」や「ディスカバリーチャンネル」、「放送大学ex」などの教育番組、他にも、アーティストのライブ、アイドル、声優、アニメなど多岐に渡るジャンルのチャンネルがあります。

 

 

 

BS放送とCS放送の違いは?

BS放送とCS放送の違いは?

BS放送とCS放送いずれも人工衛星を経由した放送ですが、衛星の種類が異なります。

 

BS放送は放送衛星(BS)を、CS放送は通信衛星(CS)を利用しています。

 

そもそもBS放送とCS放送は誕生した背景が異なります。

放送衛星(BS)はかねて「テレビ放送」を目的としており、一般家庭でのテレビ視聴のために打ち上げられた衛星です。

一方、通信衛星(CS)はかつて「通信全般」を目的としており、当初は企業や事業者など特定の人を対象とした衛星でしたが、1989年に放送法が改正されて一般家庭での視聴が始まりました。

 

また、放送衛星(BS)は東経110°の方角に位置し、通信衛星(CS)は東経110°のほか、124°、128°の方角にも位置しています。

 

 

 

BS/CSアンテナの種類

BS放送やCS放送の視聴にはパラボラアンテナを取り付ける必要があり、視聴したいチャンネルや画質によってアンテナの種類が異なります。

 

①110°BS/CSアンテナ(2K)

110°BS/CSアンテナでは、BS放送やCS放送を2Kで視聴することができます。

BS放送やCS放送の視聴に最もお手軽なアンテナといえます。

アンテナの種類によってはBS放送専用でCS放送が非対応であることに気を付けなければなりません。

 

②110°BS/CSアンテナ(4K8K)

110°BS/CSアンテナ(4K8K)は、2Kに加えて4K8K放送にも対応しています。

みずほアンテナで扱うBS/CSアンテナは4K8K対応のマルチアンテナであり、白色、ベージュ色、黒色の3色から選ぶことができます。

 

③CSアンテナ

CSアンテナはCS放送専用のアンテナです。

地デジ放送やBS放送を視聴せずCS放送のみをご覧になりたい方に選ばれています。

 

 

 

BS/CSアンテナで地デジ・4K8Kを見ることはできる?

BS/CSアンテナで地デジ・4K8Kを見ることはできる?

BS/CSアンテナでは地デジ放送は視聴できません。

 

地デジ放送を視聴したい場合には、別途地デジ専用のアンテナを設置する必要があります。

 

2018年に開始した4K8K放送ですが、既存のBSアンテナでは一部のチャンネルにしか対応しおらず、全てのチャンネルを視聴したい場合には4K8Kアンテナを設置しなければなりません。

 

尚、4K8Kアンテナでは4K8K放送とBS/CS放送いずれも視聴可能です。

 

そのため、BSアンテナと4K8Kアンテナそちらを設置するか迷っているという方は4K8Kアンテナの設置をお勧めします。

 

4K8KアンテナとBSアンテナの設置金額の差は、約5,000円ほどしかありません。

 

4K8K放送を視聴するためには、4K8Kアンテナの他にも以下のようなのもが必要となります。

 

・4K8Kのテレビと4K8K放送対応チューナー
・ブースター、分配器、混合器など周辺機器も4K8K放送対応

 

 

ー関連記事ー

☞【4K・8Kとは?初心者でもわかりやすく違いや視聴方法を解説

 

 

 

 

BS/CSアンテナ設置のメリット

BS/CSアンテナ設置のメリット

BS放送やCS放送は地デジと同様に光回線やケーブルテレビを契約して視聴することもできますが、ここではBS/CSアンテナ設置のメリットについて触れていきます。

 

光回線やケーブルテレビは月額料金が発生しますが、アンテナは無料チャンネルのみを視聴する場合は毎月の維持費がかかりません。

さらに下記のようなメリットもあります。

 

 

 

多彩な番組が視聴できる

BS放送やCS放送では、専門分野に特化したチャンネルが豊富にあります。

 

BS放送では「高画質」「ハイビジョン」で高品質の番組が制作されている一方、NHKや民放各社などが制作を手掛けているチャンネルでは、地上波で放送されていた番組がBSへ移行して放送されたり、地上波で放送されていた往年のドラマが再放送されたりもしています。

「噂の!東京マガジン」がTBSからBS-TBSへ移行された際、司会の森本穀郎さんが、地上波では放送されていなかった地域もあったがBS放送だと全国一律で放送されると仰って話題になりました。

 

CS放送ではスカパー!と契約すると、多数の番組制作会社が様々なジャンルに特化して制作した番組を視聴することができます。

 

 

 

マンションやアパートでも個人で設置ができる

マンションやアパートでも個人で設置ができる

マンションやアパートなど集合住宅の場合、共有のBS/CSアンテナ(共聴アンテナ)が共同受信しており各部屋へ電波が送られている場合もあります。

 

共聴アンテナが設置されていない場合、オーナーや管理規約の確認は必要ですが、個人でアンテナを設置することでBS/CS放送を視聴することができます。

 

BS/CSアンテナは地デジのアンテナと比べて自力設置しやすいと言われています。

一つにBS/CSアンテナは衛星へ向ける角度が重要であり、地デジのアンテナのように必ずしも高所に設置する必要がないことが理由に挙げられます。

 

最近はネットでの情報を頼り、業者に依頼せずネットやホームセンターでアンテナを購入し個人的に設置する方もいらっしゃいます。

 

 

 

地デジ難視聴区域でもBSCS放送は受信できる場所がある

BS放送には地形や立地環境によって電波が弱い地域との格差を解消する目的もありました。

 

地デジの放送(地上波放送)は地上にある中継所を利用して電波が送信されています。

電波は遮るものがなければ空間を直進しますが、地球は丸いため地上での送信は遠方まで届かず、高さ634mのスカイツリーからでさえ電波を受信できる範囲は約100km圏内とされています。

しかし受信圏内であっても実際には山や建物などに遮られ、電波が届かない場合もあります。

 

BS/CSの衛星放送は赤道上空36,000kmから電波が送信されており、地球表面の1/3と広範囲に電波が届きます。

 

地上波が届きにくい山間部や別荘地の地域であっても、BS/CSアンテナを設置することでテレビを楽しむことができます。

 

 

 

 

自然災害による視聴不良は火災保険が適用

自然災害による視聴不良は火災保険が適用

台風や大雪など、自然災害の影響でBS/CSアンテナが故障したり視聴不良が生じた際には火災保険が適用されます。

 

火災保険と言えば「火災」時にのみ利用できると思っている方も多いですが、保険会社によっては風災・雪災・雹災・落雷などの自然災害も補償対象になります。

 

火災保険で補償が適用される対象には、「建物」と「家財」の2種類があり、アンテナは物置・塀などと同様「建物」に含まれます。

 

テレビアンテナに問題が発生した際には、かならず業者に現地調査と工事を依頼しましょう。

 

工事完了時には一旦全額お客様で費用を負担し、保険申請後に保険金を受け取る形になります。

 

補償額は加入されている保証会社によってことなり、全額補償されるケースと一部補償など様々です。

 

 

 

 

BS/CSアンテナ設置のデメリット

BS/CSアンテナ設置のデメリット

残念ながらBS/CSアンテナを設置することで生じてしまうデメリットもあります。

 

BS/CSアンテナに限らず地デジのアンテナにも当てはまることですが、屋外設置により太陽や雨風にさらされてアンテナ自体が劣化します。

一般的にアンテナの寿命は20年とされていますが、設置の環境によっては10年ほどで修繕や交換が必要とされる場合もあります。

 

さらに、下記のようなデメリットも挙げることができます。

 

 

 

地デジアンテナより強風の影響を受けやすい

地デジアンテナより強風の影響を受けやすい

パラボラアンテナはおわん型に角が1本生えているような形をしており、地デジのアンテナと比べて風の影響を受けやすい形状をしています。

アンテナの設置場所によっては強風や雨風の影響によりアンテナの劣化が早まったり、時には破損や落下したりすることもあります。

また、パラボラ面に雪が付着するなどしてパラボラ面が役割を果たせない場合に電波が弱くなることもあります。

現在ではパラボラ面がメッシュになった耐風性の高い商品が販売されるなどパラボラアンテナの安全性や利便性が高まっています。

 

 

 

番組によって有料プランの契約が必要

BS放送では無料チャンネルと有料チャンネルがあり、無料チャンネルでも十二分に楽しむことができますが、さらに多くのチャンネルを視聴されたい場合には別途料金がかかります。

NHKBS放送にはNHK BS1NHK BSプレミアム、NHK BS4KNHK BS8Kなどのチャンネルがあり、いずれも有料チャンネルです。

CS放送はスカパー!と契約すると14ジャンル約80チャンネルの中から選んで視聴することができますが、いずれも料金が発生します。

 

 

 

南西方向に位置していないと受信ができない

人工衛星は南南西の方向、午後2時から3時に太陽のある方向に位置しており、パラボラアンテナは午後2時から3時に太陽を見通せる場所に設置する必要があります。

パラボラアンテナは非常に高い指向性を有しており、アンテナの人工衛星へ向ける角度(仰角)が肝心です。

指向性を持つアンテナには方向(仰角)が正しい場合に安定して電波を受信できる長所があります。

反面、仰角が少しでも正しい位置から外れたり、木やビルなどによって電波が遮られたりすると、電波が受信できない短所があります。

 

 

 

BS/CSアンテナを設置する上でよくある失敗と注意点

BS/CSアンテナを設置する上でよくある失敗と注意点

BS/CSアンテナの設置を業者に依頼した際、電話でのお見積りよりも実際の費用が高くなったり、施工希望日と合わなかったりしたなどのご意見を伺うことがあります。

 

費用に関して、アンテナを設置する箇所の都合で作業代やケーブル代が当初のお見積りよりかさむなど、現場で初めて把握する事情による場合が挙げられます。

みずほアンテナでは明朗会計を謳っており、作業の前にお見積りを提示してお客様にご納得いただいた上で作業を始めています。

 

施工希望日に関して、年末年始や大型連休などご依頼が集中する期間ではお客様のご要望にお応えできない場合があり、早めのご予約をお願いしています。

 

以下では業者に頼まない自力設置による主な失敗や注意点をご紹介します。

 

 

 

ネットで安く購入したが、うまく取り付けられなかった

BS/CSアンテナは家電量販店や電器屋、ホームセンターなどでも販売されており、最近はネットで安く購入してプロに頼まず個人で設置する方も増えています。

 

実店舗でもネットでも正式なルートで購入すると多くは設置の説明書が添付され、ネット上では設置手順の動画が紹介されており、簡単にできそうだと思ってしまいます。

 

確かに一般の方でも上手に設置できて、BS/CS放送を快適に楽しんでいる方もいらっしゃいます。

しかし自力設置において最も心配なことは、アンテナを設置する際や設置の不備によりアンテナを落下させてご自身が怪我したり、最悪の場合、他人を怪我させたり他人のものを破損したりしてしまう危険性があることです。

 

アンテナに限らずネットで注文をすると想像以上に大きかったり重かったりすることはよくありますが、アンテナの場合は無理に頑張ると他人を巻き添えにしてしまう可能性があることに留意しなければなりません。

 

 

 

マンションやアパートによっては取り付けNGなことがある

戸建て、集合住宅に関わらず、地域全体が景観保護のためにアンテナ設置が制限されている場合があり、制限の有無が不明な時は地域の行政窓口へ確認する必要があります。

 

さらにマンションやアパートなど集合住宅の場合は管理規約でアンテナ設置を認めていない場合もあるので、オーナーや管理会社に確認する必要があります。

 

自力設置の場合は設置場所や設置方法もご自身で決めなければなりませんが、ベランダの柵に取り付けたものの柵の経年劣化が激しくアンテナが強風に煽られた時に柵が耐えられなかったり、アンテナがぐらぐら揺らぐくらい不安定に設置されたりなどの事例があります。

素人の方であっても設置後の危険性にも留意して、事故を起こさない判断が求められます。

 

 

 

分波器が必要

分波器が必要

BS/CS放送の視聴にはパラボラアンテナを設置すれば完了する訳ではなく、アンテナが受信した電波をテレビまで繋げる必要があります。

 

地上波放送と衛星放送の電波が一本のアンテナ線で届けられテレビ用のアンテナ端子が一つしかない場合、分波器を用意しなければなりません。

分波器で地デジとBS/CS放送のテレビ信号を分けることによって、それぞれを視聴することができます。

業者に頼まずアンテナ本体をネットや家電量販店で購入する場合、基本的に分波器はセットになっておらず別途購入する必要がありますが、見落とされる方が多いようです。

 

 

 

 

失敗しないために購入前にチェックすべきこと

失敗しないために購入前にチェックすべきこと

 

チェック1:アンテナの方向

アンテナを購入する前、まずはアンテナの方向を確認しておきましょう。

 

BS/CSアンテナは、通信衛星が東経110度の位置にあるので南南西へと向けて設置します。

 

南西方向にマンションや樹木・鉄塔などがあると電波の障害物となり電波受信に悪影響を及ぼします。

 

そのため、このような障害物がないところに設置することが対セルです。

 

設置場所はご自宅の構造、周辺環境などによりますが、南南西方向に向けられるベランダや壁面、屋根上に設置することもあります。

 

南南西の目安としては晴天時の午後1時に太陽のある位置で、ご近所にBSアンテナを設置しているご家庭があればそちらも参考になるでしょう。

 

 

 

チェック2:テレビ・レコーダー

アンテナを購入する前に、ご自宅にあるテレビやチューナーの種類を確認しましょう。

 

4K8K放送を視聴するためには、4K8K対応のテレビとチューナーが必要です。

 

4K8K放送対応テレビをお持ちの場合にも、4K8K放送対応のチューナーが搭載されていないと4K8K放送は視聴できません。

 

現在では、4K8Kチューナー内蔵テレビの出荷台数が100万台を超え、4K8Kアンテナを視聴されないご家庭でもすでにお持ちであることも増えています。

 

従って、アンテナ設置を依頼する前に必ずご自宅の機器が4K8K放送対応であるかどうか確認するようにしましょう。

 

 

 

 

BS/CSアンテナの設置の流れ

BS/CSアンテナの設置の流れ

テレビにBSチューナーが内蔵されていない場合にはアンテナ本体の他に専用チューナーも必要になりますので、所有されているテレビの性能の確認をお願いします。

 

それでは、BS/CSアンテナを設置する流れについて詳しくご紹介していきます。

 

 

 

①設置場所を決める

南南西(午後2時から3時頃に太陽がある方向)で空が見渡せる箇所の中から決めます。

また、弱電界地域にお住まいの場合や複数台のテレビを所有し電波を分配する場合、アンテナとテレビに距離がある場合などには混合ブースターの設置も検討します。

BS/CSアンテナの設置の流れ

※ブースターは電波を増幅させる機能を持っていることに加え、混合ブースターの場合は地デジの電波とBSCSの電波を混合する、混合器の役割も兼ね備えています。

4K8K対応のBS/CSアンテナを設置する場合は、ブースターも4K8K対応の必要があります。

 

 

 

②取付金具や屋根馬を設置する

BS/CSアンテナの設置の流れBS/CSアンテナの設置の流れ

ベランダの柵や外壁、破風に設置する場合は取付金具を用い、屋根の上に設置する場合には屋根馬を用います。

いずれも水平器で垂直に設置されているか確認しながら取り付けます。

   BS/CSアンテナの設置の流れ

 

 

 

③アンテナの方向を調整する

アンテナを人工衛星の方向へ向けます。

仰角(衛星を見上げる角度)が1、2°ずれると正しく電波を受信できません。

仰角は地域により異なり、北海道では約60°、沖縄では約30°です。

 

 

 

④アンテナを取付金具や屋根馬に取り付ける

アンテナを取付金具や屋根馬に取り付ける

取り付けたらアンテナの左右の角度調整を行います。

 

 

 

⑤アンテナとテレビをケーブルで繋ぐ

アンテナとテレビをケーブルで繋ぐ

配線の処理はみずほアンテナの施工の丁寧さが現れていると評判をいただいています。

アンテナ端子が一口の場合、分波器を使います。

レコーダーを使用されている場合にはアンテナ端子、テレビ側それぞれとレコーダーと繋ぐ必要があります。

 

 

 

 

⑥電波の受信レベルを確認する

BS/CSアンテナの設置の流れ

チェッカーという機器を用います。

テレビがある場合にはテレビ映りをお客様と一緒に確認します。

 

 

 

BS/CSアンテナの費用相場

BS/CSアンテナの費用相場

BS/CSアンテナ設置にかかる費用の相場は18,000円前後とされています。

 

アンテナ設置を行う業者は複数あり、業者によって作業を行う職人の人件費や、業者と職人との間の仲介手数料などが異なり相場が前後します。

仲介手数料の発生は家電量販店やマイホームを購入した際の工務店でアンテナ設置を依頼する場合などが考えられます。

 

みずほアンテナの場合、職人が自社スタッフのため仲介手数料が発生せず相場よりも安いお見積りを実現しています。

また、BS/CSアンテナだけでなく地デジのアンテナもご一緒に設置される場合にセット料金が適用され、同業他社と比較してもお得な価格をご提示しています。

 

安かろう悪かろうとご心配される方もいらっしゃいますが、Googleのクチコミなどの評価をご覧になって安心してみずほアンテナへご依頼くださいませ。

 

 

 

 

みずほアンテナのBS/CSアンテナの施工事例

施工事例①

みずほアンテナのBS/CSアンテナの施工事例

施工エリア:大阪府吹田市

設置位置:外壁

備考:ご邸宅は3階建ての戸建てで、地デジのデザインアンテナとは別にBS/CSアンテナは外壁に設置しました。

 

 

 

施工事例②

みずほアンテナのBS/CSアンテナの施工事例

施工エリア:東京都杉並区

設置位置:外壁

備考:2階建てのご邸宅で地デジとBS/CSのアンテナ設置のご依頼をいただき、併せて外壁に設置しました。

 

 

 

施工事例③

みずほアンテナのBS/CSアンテナの施工事例

施工エリア:千葉県船橋市

設置位置:屋根の上

備考:ご新築を建てられたお客様で、電波が弱い地域でしたので屋根の上にパラスタックアンテナを設置し、併せてBS/CSアンテナも設置しました。

 

 

 

施工事例④

みずほアンテナのBS/CSアンテナの施工事例

施工エリア:広島県呉市

設置位置:2階ベランダの柵

備考:地デジのアンテナはすでに設置されておりBS/CSアンテナのみのご依頼をいただきました。お客様とご相談して2階のベランダに設置しました。

 

 

 

施工事例⑤

みずほアンテナのBS/CSアンテナの施工事例

施工エリア:鹿児島県鹿児島市

設置位置:外壁

備考:ご新築を建てられた際のご依頼で地デジとBS/CSの2つのアンテナ設置のご依頼をいただきました。いずれも同じ箇所の外壁に設置しました。

 

 

 

みずほアンテナのBS/CSアンテナの設置工事対応エリア

みずほアンテナのBS/CSアンテナの設置工事対応エリア

みずほアンテナでは関東、東海、関西、中国、九州の5つのエリアでテレビアンテナ工事を承っております。

お伺いする職人は各エリアを熟知し、地域の特性にも理解がありますので、細かな心配事も遠慮なくご相談くださいませ。

 

 

 

まとめ

まとめ

以上、 BS/CSアンテナの特徴、メリットやデメリットなどをお伝えしました。

 

最近は地デジにプラスしてBS/CS放送で多くのチャンネルを楽しまれる方が増えています。

テレビはオワコン(終わったコンテンツ)と揶揄されることもありますが、地デジで物足りなさを感じていらっしゃる方にはぜひBS/CSアンテナの設置をご検討していただきたいです。

豊富なチャンネル数に加え、新製品であれば4K8Kの大迫力も味わうことができます。

 

BS/CSアンテナに関するご相談はみずほアンテナへお任せくださいませ。

 

 

 

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