テレビのアンテナレベルが下がる原因は?映らない・映りが悪いときの対処法を紹介

公開日 2024/06/14

テレビのアンテナレベルが下がる原因は?映らない・映りが悪いときの対処法を紹介

今回はテレビのアンテナレベルが下がる原因を詳しくご説明します。

 

テレビのアンテナレベルはテレビ放送の受信電波の強度を示す指標です。

 

アンテナレベルは「受信強度」や「受信レベル」とも呼ばれています。

 

テレビのアンテナレベルが低いとき、テレビに届く電波が基準値に達しておらず何かしらの不具合が生じている状態です。

 

アンテナレベルが下がる原因はいくつかあります。

 

今回はご自身でも対処できる解決方法もご紹介します。

 

アンテナレベルが低くてお困りの方に役に立つ情報です。

 

 

 

 

テレビのアンテナレベルとは?

テレビのアンテナレベルとは?

テレビのアンテナレベルとはテレビ放送の信号受信の状況を示す指標です。

 

アンテナレベルは高くても低くてもテレビ映りが安定しません。

 

理想とする基準値(理想値)が決定しています。

 

アンテナレベルの基準値(理想値)は各メーカーで異なります。

 

各メーカーが推奨する基準値について詳細は以下でご説明します。

 

アンテナレベルはテレビ画面で確認できます。

 

メーカーに関わらずリモコンで操作します。

 

テレビアンテナを設置すると、アンテナが電波塔や中継局から電波を受信し、テレビまでケーブルをつたい電波を届けます。

 

アンテナレベルが下がる原因はアンテナからテレビまでの間の各所にある可能性があり、一概に言い当てることはできません。

 

ただテレビ映りが悪いときは必ずアンテナレベルを確認してみましょう。

 

 

ー関連記事ー

☞【アンテナレベルが低くなる原因や対処法を紹介!地上デジタル放送や衛星放送の基準値も解説】

 

 

 

 

メーカー別!テレビのアンテナレベルの基準値

メーカー別!テレビのアンテナレベルの基準値

アンテナレベルはテレビのメーカーごとに基準値(理想とする値)を決定しています。

 

ただ同じメーカーのテレビでも機種や製造年などによって基準値が変わることがあります。

 

こちらの項目では主要なメーカーのテレビ機種におけるアンテナレベルの基準値をご紹介します。

 

地デジとBSCSの基準値は異なるため注意が必要です。

 

なおテレビの取扱説明書などで正確な情報もあわせてご参照ください。

 

 
✓地上デジタルのアンテナレベル基準値

✓BSCS放送のアンテナレベル基準値

 

 

 

 

地上デジタルのアンテナレベル基準値

メーカー別!テレビのアンテナレベルの基準値

 

 

メーカー

適切なアンテナレベル

~地デジ放送~

パナソニック

VIERA (ビエラ)

44以上

ソニー

BRAVIA(ブラビア)

青いバーが緑の範囲

シャープ

AQUOS(アクオス)

60以上

東芝

REGZA(レグザ)

22以上

三菱

REAL(リアル)

22以上

日立

Wooo(ウー)

45以上

 

 

 

 

BS/CS放送のアンテナレベル基準値

メーカー別!テレビのアンテナレベルの基準値

 

 

メーカー

適切なアンテナレベル

~BS/CS放送~

パナソニック

VIERA (ビエラ)

50以上

ソニー

BRAVIA(ブラビア)

青いバーが緑の範囲

シャープ

AQUOS(アクオス)

60以上

東芝

REGZA(レグザ)

22以上

三菱

REAL(リアル)

日立

Wooo(ウー)

 

 

ー関連記事ー

☞【特定のチャンネルのテレビ映りが悪い時の原因と対処法を徹底解説!】

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テレビのアンテナレベルの確認方法

テレビのアンテナレベルの確認方法

主要なメーカーにおけるテレビのアンテナレベルの確認方法をご紹介します。

 

取り上げるメーカーは以下のとおりです。

 

 
✓パナソニックVIERA (ビエラ)

✓ソニーBRAVIA(ブラビア)

✓シャープAQUOS(アクオス)

✓東芝REGZA(レグザ)

✓三菱REAL(リアル)

✓日立Wooo(ウー)

 

 

正確な情報は取り扱い説明書もご確認ください。

 

取扱説明書は購入時に製品についてきますが、現在は各社の公式ホームページで公開されていることがほとんどです。

 

従って無くした方も各社のホームページで確認できるはずです。

 

 

 

 

パナソニック/VIERA (ビエラ)

1 デジタル放送視聴中にリモコンの[サブメニュー]ボタンを押す

・ 「サブメニュー」ボタンがない機種は「便利機能」ボタンを押す

2 「視聴オプション」を選び、リモコンの[決定]ボタンを押す

3 「アンテナレベル」を選び、リモコンの[決定]ボタンを押す

4 「アンテナレベル」が表示される

・ 地上デジタル放送におけるアンテナレベルの受信の目安は「44以上」

・ BS/110度CSデジタル放送におけるアンテナレベルの受信の目安は「50以上」

・ 4Kチューナー内蔵ビエラ(MX/MR/LX/JX/HZ/HX/GZ/GX/GRシリーズなど)での4K放送におけるアンテナレベルの受信の目安は「54以上」

・ アンテナレベルの変動が大きい場合は、チャンネルによっては映らないことがある

(参照:Panasonic「テレビ(ビエラ)のアンテナレベルの目安を知りたい」」

 

 

 

 

ソニー/BRAVIA(ブラビア)

1 アンテナレベルを確認したいチャンネル(地デジ/BS/CS)にあわせる

2 リモコンの「ホーム」ボタンを押す

3 [設定] または [設定/その他]から [詳細設定]を選ぶ

4  [放送受信設定] を選び、「決定」ボタンを押す

5 アンテナレベルを確認したいチャンネルにより、[地上デジタルアンテナレベル]または[BS/CSデジタルアンテナレベル]を選び、「決定」ボタンを押す

・ 録画中にはアンテナレベルの確認ができない

・ 2023年以降の発売モデルの場合は、録画中でも現在視聴中の放送チャンネルに限り、アンテナレベル確認ができる

 

地上放送アンテナレベル表示例

・ 青いバーが、緑の範囲まで出ているときはアンテナレベルが良好

・ 赤や黄色の範囲の場合は受信電波が弱い状態

 

BS/CSアンテナレベル表示例

・ 「信号強度」、「信号品質」それぞれの青いバーが、緑の範囲まで出ているときは、アンテナレベルが良好

・ 赤や黄色の範囲の場合は受信電波が弱い状態

(参照:SONY「アンテナレベルを確認する方法」

 

 

 

 

シャープ/AQUOS(アクオス)

1 リモコンで、受信強度を確認する「放送の種類」と「チャンネル」を押す

・ 放送の種類は、[地上D/地上]、[BS]、[CS]ボタンから選択する

2 リモコンの[ホーム]ボタンを押し、ホームメニュー画面を表示する

・ リモコンのカーソルボタン(上下左右)を押して、「設定」-「(視聴準備)」-「テレビ放送設定」の順に選ぶ

3 リモコンのカーソルボタン(下)を押して、「アンテナ設定」を選び、[決定]ボタンを押す

4 [電源・受信強度表示]を選ぶ

5 画面の下に表示される「現在値」を確認する

・ 映像を安定した状態で視聴するには、受信強度は60以上必要

(参照:SHARP「受信強度(アンテナレベル)を確認する方法」

 

 

 

 

東芝/REGZA(レグザ)

1 「スタートメニュー」ボタンを押す

2 「設定・管理」を選ぶ(「決定」ボタンを押す)

3 「放送関連の設定」を選ぶ

4 「放送設置」を選ぶ

5 「受信設定」を選ぶ

6 「地上デジタル」を選ぶ

・ 「受信設定」の画面でアンテナレベルの「現在」の数値「22」以上なら正常

・ アンテナレベルが「22」以上の場合、「受信設定」画面でアンテナレベルが「最大感知レベル」以上か確認し、以上であれば「アッテネーター」を選び、「オン」を選ぶ

(参照:東芝REGZA「Q&Aよくあるご質問」

 

 

 

 

三菱/REAL(リアル)

1 リモコンで「メニュー」を押す

2 「設定」を選び「決定」を押す

3 「初期設定」を選び「決定」を押す

4 「放送設置設定」を選び「決定」を押す

5 「受信設定」を選び「決定」を押す

6 「地デジ」が選ばれているのでそのまま「決定」を押す

・ 受信レベルが表示される

・ 安定して視聴できる受信レベルは「22以上」が目安

・ 確認後「戻る」ボダンを繰り返し押す

(参照:三菱「「アンテナレベル」の設定方法」

 

 

 

 

日立/Wooo(ウー)

1 リモコンの「メニュー」ボタンを押す

2 「各種設定」を選択し、決定ボタンを押す

3 「初期」を選択し、決定ボタンを押す

4 「受信設定(地上デジタル)」を選択し、決定ボタンを押す

5 「CH合わせ(地域名)」を選択し、決定ボタンを押す

6 「受信レベル」にアンテナレベルが表示されます

・ 受信レベルの目安は45以上

・ Woooo 5000シリーズ/7000シリーズの受信レベルの目安は60以上

(参照:日立「各種設定確認手順について」

 

 

 

 

 

 

 

 

テレビのアンテナレベルが低下する原因と対処法

テレビのアンテナレベルが低下する原因と対処法

テレビのアンテナレベルが下がると、テレビ映りが悪くなったり、場合によってはテレビがまったく映らなくなったりすることがあります。

 

テレビは電源を入れるといつも見られることが当然であり、突然映らなくなると焦ってしまいます。

 

テレビのアンテナレベルが下がる原因はさまざまです。

 

ここでは以下の6つの原因を取り上げます。

 

ご自身の状況に該当しないかご確認ください。

 

 
✓ケーブルの接触不良

✓電波不足

✓天候不良

✓弱電界地域に住んでいる

✓アンテナの向きがズレている

✓アンテナや周辺機器の劣化や故障

 

 

 

 

 

ケーブルの接触不良

テレビのアンテナレベルが低下する原因と対処法

アンテナケーブルが何らかの拍子に接触不良を起こし、アンテナレベルの低下へ繋がっているかもしれません。

 

電波塔や中継局から送信された電波はアンテナがキャッチし、テレビまでケーブルを伝って届けられます。

 

ケーブルの接触不良とは、この経路のどこかで問題が発生していることが考えられます。

 

アンテナが高所部分に取り付けられている場合、屋外のケーブルを無理に確認すると新たなトラブルに繋がる可能性があります。

 

屋根裏も同様に狭く暗く危険なのでご自身での作業は避けましょう。

 

ご自身での確認は室内のケーブルに留めましょう。

 

室内のケーブルはテレビと部屋の壁に取り付けられているアンテナ端子に接続されています。

 

他にレコーダー、分配器、分波器、ブースター、アッテネーターや地デジチューナーなどが取り付けられている場合はケーブルでアンテナと繋がれています。

 

ケーブルは簡単に抜き挿しできるため、テレビを動かしたり周辺の配線を整理したりする際に、ケーブルが抜け落ちたり緩んだりすることがあります。

 

それぞれ一度抜き挿ししてみましょう。

 

ケーブルが損傷してアンテナ端子の芯線が曲がっている場合は修復するか無理であれば交換を検討しましょう。

 

 

 

 

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電波不足

テレビのアンテナレベルが低下する原因と対処法

受信電波が不足し、アンテナレベルの低下へ繋がっているケースもあります。

 

電波不足を起こす原因にはさまざまありますが、大まかにテレビ側の問題かアンテナ側の問題かに分かれます。

 

テレビ側の問題とは、例えばテレビの配置を変えてアンテナとの距離が遠くなったり、テレビの延長ケーブルを付けたりするケースです。

 

テレビへ届く電波が弱くなっているかもしれません。

 

アンテナ側の問題とは、例えばアンテナ設置の際にはなかった電波の障害となるものが新たにできた場合です。

 

アンテナ設置の際には小さかった樹木が成長したり、新しく高層ビルが建ったりして、アンテナとテレビの間で障害となっているかもしれません。

 

テレビ側の問題解決にはブースターの設置で解決する場合があります。

 

アンテナ側の問題解決には、電波塔や中継局から送信された電波をアンテナが正しく受信できるように整える必要があります。

 

高層ビルや樹木などの状況を変えることは難しいためアンテナの取り付け場所を変えるなどの工夫をしましょう。

 

 

 

 

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天候不良

テレビのアンテナレベルが低下する原因と対処法

悪天候が影響して電波が弱まり、アンテナレベルを低下させていることがあります。

 

電波は水分に吸収される性質を持っています。

 

そのため悪天候のときはアンテナがキャッチする電波のレベルが低いことが考えられます。

 

地デジの電波は最寄りの電波塔や中継局から送信されています。

 

東京スカイツリーや大阪局(生駒山)などです。

 

BSCSの電波は36,000km上空に浮かぶ人工衛星から送られています。

 

アンテナは地デジ用、BSCS用と別のため、地デジ放送とBSCS放送の両方を視聴する場合にはアンテナを2基設置します。

 

いずれの電波も大雨や大雪など水分に吸収される性質を持っていますが、特にBSCS放送の電波が影響を受けやすいです。

 

水分に吸収されるとアンテナに届く電波が弱まります。

 

天候不良によるアンテナレベルの低下は、天候の回復を待つことが得策です。

 

天候が回復してもアンテナレベルが改善しないときは他の原因や対策を探りましょう。

 

 

 

 

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弱電界地域に住んでいる

テレビのアンテナレベルが低下する原因と対処法

(画像引用:総務省

 

弱電界地域に住んでいることによってアンテナレベルの低下を引き起こしているかもしれません。

 

電界地域は電波塔や中継局の距離によって強・中・弱と分けられ、受信する電波のレベルと比例しています。

 

なお距離は大まかな目安であり、強電界地域でも電波が弱い場合もあります。

 

弱電界地域は電波塔や中継局との距離が長く、もともとアンテナがキャッチできる受信電波のレベルは弱まっています。

 

弱電界地域でもアンテナを設置してテレビを視聴することは可能です。

 

ただしアンテナ設置に工夫が必要です。

 

例えば、アンテナを屋根上などの高い場所が適しています。

 

屋根の上で屋根馬(台)を使うとより高さが出ます。

 

アンテナの素子数が多い種類を選ぶと電波の受信レベルが高くなります。

 

八木式アンテナのうちパラスタックアンテナは一般的な八木式アンテナの4基分の性能を持っています。

 

ブースターの設置によっても、電波のレベルを改善できるかもしれません。

 

 

 

 

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☞【電界強度とは?地デジの強・弱電界地域や最適なアンテナ選びを徹底解説】

 

 

 

 

アンテナの向きがズレている

テレビのアンテナレベルが低下する原因と対処法

アンテナが正しい向きからずれてしまい、アンテナレベルの低下を招く可能性もあります。

 

地デジ放送のアンテナは地上に建つ電波塔や中継局に向けて設置します。

 

BSCS放送のアンテナは南南西に浮かぶ人工衛星へ向けて設置します。

 

どちらのアンテナも強い指向性を持っているため1度ずれるだけでテレビ映りに影響することもあります。

 

アンテナの向きがずれる原因はさまざまですが、最も多い原因は強風や大雨などの悪天候です。

 

特にアンテナを屋外に設置している場合には天候の影響を受けやすい環境です。

 

豪雪地域では積雪の重みでアンテナが傾くこともあります。

 

いずれにせよ、注意点としてアンテナが高所に設置されている場合は無理して確認することは避けましょう。

 

危険があり、目視できてもアンテナがずれているか確認することは一般の方には困難です。

 

アンテナの向きがずれていると疑われる場合はプロの業者を頼りましょう。

 

 

 

 

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☞【アンテナの原理から見る八木アンテナの指向性とは?構造や特性について】

 

 

 

 

アンテナや周辺機器の劣化や故障

テレビのアンテナレベルが低下する原因と対処法

アンテナや周辺機器の劣化や故障によってアンテナレベルが低下している可能性もあります。

 

アンテナや周辺機器にも寿命があります。

 

最新のアンテナは10年以上使用できることをうたっており寿命は10年が目安になります。

 

10年以上使用したアンテナが不具合を起こした場合は経年劣化を疑い、交換を検討しましょう。

 

周辺機器も同様です。

 

ブースターを設置している場合はブースターが正常に稼働していないかもしれません。

 

ブースターは受信電波が不十分な場合に使用されるイメージが強いですが、複数のテレビを所有しているご自宅には基本的に設置します。

 

ブースターは電波を増幅し受信レベルを向上させる役割を持っています。

 

ブースターの電源が切断されたり正常に作動しなかったりするとアンテナレベルが減少します。

 

ブースターなどの周辺機器もアンテナも高所や狭所に設置されているときはご自身で確認すると危険が伴うためプロの業者へ任せましょう。

 

 

 

 

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自分で解決!アンテナレベルを改善する方法

自分で解決!アンテナレベルを改善する方法

アンテナレベルが低いときに試すべき方法をご紹介します。

 

業者へ頼る前にご自身でアンテナレベルが改善するか確認しましょう。

 

ここでは以下の3方法を取り上げます。

 

 
✓テレビの再起動

✓DVD・BDレコーダーを外す

✓B-CASカードを挿し直す

 

 

アンテナレベルの低下を起こしている原因が悪天候のときは天候の回復を待ちましょう。

 

他にアンテナや周辺機器の確認が必要なケースなどはご自身で行うと事故に繋がり兼ねません。

 

プロの業者へ任せることが最善です。

 

 

 

テレビの再起動

自分で解決!アンテナレベルを改善する方法

テレビは通常リモコンで操作しますが再起動はテレビ本体の電源を切って行います。

 

リモコンのボタンで電源を切ってから本体の電源を切ってコンセントを抜いて少し置いてから続きの作業を行いましょう。

 

数分間、可能であれば一晩放置することが望ましいです。

 

なお電源を切った状態では録画機能が作動しないことに注意してください。

 

特に一晩放置するときは録画を予約していないか確認しましょう。

 

電源を再度入れたあとはチャンネルの再設定を行うことがおすすめです。

 

チャンネル設定はテレビを購入したり引っ越したりしたときに行うものですが、再設定によってアンテナレベルが回復することもあるためです。

 

 

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DVD・BDレコーダーを外す

自分で解決!アンテナレベルを改善する方法

テレビにDVD・BDレコーダーやチューナーなど他の機器を接続している場合、他の機器の不具合がテレビに影響を及ぼしている可能性も考えられます。

 

もし他の機器を繋いでいるなら、テレビも含めてDVD・BDレコーダーなどすべての機器の電源を切りプラグを抜き、しばらく放置してみましょう。

 

録画予約が関係ないときは一晩そのまま置いておきましょう。

 

その後は、各ケーブルを正しい箇所に挿し直して電源を入れます。

 

ケーブルを挿す箇所が多いと誤りやすいため再度挿すときは注意してください。

 

 

 

B-CASカードを挿し直す

自分で解決!アンテナレベルを改善する方法

B-CASカードを抜いて挿し直すことも試してみましょう。

 

なおB-CASカードにはICチップが付いているため取り扱いには注意が必要です。

 

B-CASカード(通称「ビーキャス」)は、テレビやBD/DVDレコーダーなどのデジタル放送受信機に同包されているICカードです。

 

一部の受信機では、B-CASカードが事前に特別内蔵用カードや特別内蔵用ミニカードなどとして組み込まれていますが、通常はテレビやBD/DVDレコーダーなどの付属品として同包されています。

 

B-CASカードを取り出し柔らかく乾いた布で汚れを拭き取って再度挿入してみましょう。

 

 

 

 

 

 

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テレビのアンテナレベルが高すぎる時は?

テレビのアンテナレベルが高すぎる時は?

これまでアンテナレベルが低いケースについて説明してきましたが、ここではアンテナレベルが高いケースを取り上げます。

 

アンテナレベルには基準値(理想値)があり基準値に比べて高くても低くてもテレビ映りが安定しません。

 

従って高ければ高いほどいいということはなく、適切なアンテナレベルが求められます。

 

アンテナレベルが高いときには下記のような方法をとることができます。

 

 

・ブースターの調整
・アッテネーター(減衰器)の導入

 

 

 

ブースターの調整

テレビのアンテナレベルが高すぎる時は?

ブースターは電波の増幅器です。

 

受信電波が弱いときやテレビを複数台設置するときなどに必要とされます。

 

ブースターは利得調整によってアンテナレベルを調節できます。

 

通常一度設置すると再度調節することはありませんが、場合によって再度調整が必要になるケースがあります。

 

またブースターを必要のない環境で使用している場合はブースターを取り外すことでテレビの受信品質が改善することがあります。

 

 

 

アッテネーター(減衰器)の導入

テレビのアンテナレベルが高すぎる時は?

アッテネーターはアンテナが受信する電波が強すぎる場合に電波を減衰させる装置です。

 

使用しているブースターにアッテネーター機能が備わっている場合、別途購入する必要はありません。

 

しかし機能がない場合はアッテネーター単体を購入してブースターとあわせて設置します。

 

アッテネーターの設置によってテレビの受信品質が改善する場合もあります。

 

 

いずれも一般の方が行うことはハードルが高く感じます。

 

間違えて購入したり設定したりしてお金や時間が無駄になることも考えられます。

 

不安がある方はプロの業者を頼りましょう。

 

 

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どうしてもアンテナレベルが上がらない!そんな時はみずほにおまかせ

どうしてもアンテナレベルが上がらない!そんな時はみずほにおまかせ

ご自身で簡単にできる対処法を試してもアンテナレベルが上がらないときは、弊社みずほアンテナへお任せください。

 

特にアンテナの向きのズレ、アンテナの故障や劣化が疑われるときは高所や狭所での作業にもなりますし、専門的な知識や技術が必要とされます。

 

ブースターなどの周辺機器の不具合が疑われるときもブースターの調節や交換などもお任せください。

 

もちろん不具合の原因がどこにあるか不明のときも対応可能です。

 

弊社みずほアンテナはテレビアンテナ工事の専門業者です。

 

アンテナ設置だけでなくアンテナや周辺機器の修理や交換も専門的に行っています。

 

アンテナ工事は年間3万件を超す実績があります。

 

ご依頼いただく工事の中には、他社のアンテナ工事をやり直す工事もあります。

 

アンテナをやみくもに設置してもアンテナレベルが安定しません。

 

アンテナを設置する場所も大切ですが、他にもアンテナの種類や素子数、ブースターの調節など一連の作業すべて正しく行う必要があります。

 

みずほアンテナの技術や知識は業界No.1と自負しています。

 

アンテナレベルが下がってお困りの方も、テレビが映らなくてお困りの方もお気軽にご相談ください。

 

みずほアンテナへのお問い合わせは完全無料です。

 

 

 

 

 

 

テレビのアンテナレベル|まとめ

テレビのアンテナレベル|まとめ

(参照:みずほアンテナ料金表

 

 

以上、テレビのアンテナレベルが下がる原因や対処法などについて解説しました。

 

悪天候のときは天候の回復を待ち、テレビ周りの対処法はご自身で試してみましょう。

 

それでも改善しないときはプロの業者が頼りになります。

 

アンテナ業者へ依頼するといくらかかるのか不安になるかもしれません。

 

そのときはいくつかの業者に問い合わせて比較してご自身に合う依頼先の業者を選びましょう。

 

弊社みずほアンテナではご予約に至る前の軽いご相談も大歓迎です。

 

お問い合わせは完全無料ですのでお気軽にご連絡ください。

 

 

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みずほアンテナ編集部
年間3万件以上の施工実績を誇るみずほアンテナの専門チームがテレビアンテナ工事について初心者の方にも分かりやすく解説します。

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