
こちらでは、地デジのチャンネル設定ができない原因について、大きく3つに分けて詳しくご紹介していきます。
実際に地デジのチャンネル設定ができないとお困りの際に助かる、対処法についても徹底解説しています。
チャンネル設定ができないとお困りな方、万が一のトラブルに向けて備えておきたい方、必見です。
尚、原因によってご自分での解決が難しく、専門業者にアンテナを修理を依頼しなければならない場合もあります。
本記事では、アンテナ業者に修理をお願いした場合の費用についても合わせてご案内しておりますので、是非参考になさってください。
地デジのチャンネル設定ができない原因

チャンネル設定とは、画面上で視聴できるテレビ放送局を、お住まいの地域ごとに設定する操作のことです。
チャンネル設定はテレビ購入時だけでなく、お引越しやこれまでのテレビを設置し直した際、何らかの理由でこれまでのチャンネル内容が消えてしまった時にも再設定を行います。
こちらでは、そんな地デジのチャンネル設定ができない場合に考えられる原因を以下3つにまとめご紹介します。
アンテナレベルが低下している

チャンネル設定ができない場合、アンテナレベルの低下が原因となっている可能性があります。
テレビが正常に電波を受信できていない状態では、チャンネル設定の操作を完了させることができません。
アンテナレベルとは、テレビが受信している地デジ電波の強さを示す数値のことで、この数値が著しく低下していると、チャンネルの検索や登録が正しく行われなくなります。
特に、電波障害が発生している環境では、設定途中でエラーが表示されたり、そもそもチャンネルが一覧に表示されないケースも見られます。
アンテナレベルが低くなる主な原因としては、以下のような項目が挙げられます。
これらの原因を一つでも抱えてしまうと、アンテナレベルが基準値を下回り、チャンネル設定ができない状態へとつながります。
なお、こうした不具合の中には、利用者自身での取扱や調整が難しいケースも少なくありません。
無理に対処を進めてしまうと、状況が悪化する可能性もあるため注意が必要です。
まずは、現在のアンテナレベルがどの程度なのかを確認することが重要です。
アンテナレベルは、テレビのリモコン操作によって簡単に確認することができ、設定画面内の項目から数値を表示させることが可能です。
ただし、アンテナレベルの基準値や確認方法はメーカーごとに異なります。
詳しい操作方法については、お手元の説明書を確認するか、各メーカーの公式インターネットサイト、サポートページ、サイトマップなどを参照するとよいでしょう。
また、よくある質問の一覧が掲載されている会社も多く、トラブル内容に応じた説明が確認できる場合があります。
それでも改善が見られない場合や判断が難しい場合は、専門の会社へ電話で相談し、状況に応じたサポートを受けることも効な選択肢です。
早めに適切な対応を行うことで、チャンネル設定をスムーズに完了させることにつながります。
アンテナケーブルの接続に問題がある
チャンネル設定ができない場合、アンテナケーブルの接続不良が原因となっているケースがあります。
テレビが地デジ電波を受信するまでには、複数の機器や配線を経由しており、その途中で接触不良が発生すると、電波が正常に届かなくなります。
アンテナからテレビまでの電波の流れは、以下のような構成になっています。
アッテネーターの設定が間違っている
チャンネル設定ができない場合、アッテネーターの設定が適切でないことが原因となっているケースがあります。
アッテネーターとは、ブースターとは反対の役割を持つ機器で、「減衰器」とも呼ばれています。
アンテナで受信した電波レベルが過度に強い場合に利用され、電波をテレビが正常に処理できる適正な範囲まで抑えるための装置です。
電波が強すぎる状態では、映像や音声に乱れが生じたり、電波障害が発生することがあります。
そのため、アッテネーターは受信環境を安定させるうえで重要な役割を担っています。
しかし、必要のない環境でアッテネーターが有効になっていたり、減衰量の設定を誤っている場合、逆に電波が弱くなりすぎてしまい、チャンネル設定を正常に完了できなくなることがあります。
アッテネーターは単体の機器として接続して利用することもありますが、2010年以降に販売されたテレビやレコーダーなどでは、本体にアッテネーター機能が搭載されている製品も多く見られます。
この場合、利用者が意図せず設定を変更してしまい、受信状態が悪化しているケースも少なくありません。
テレビにアッテネーター機能が搭載されている場合、設定は画面上のメニュー項目からオン・オフを切り替えるだけで操作できることが一般的です。
ただし、取扱方法や表示される項目名はメーカーや機種によって異なります。
操作に迷った際は、付属の説明書を確認するか、メーカーの公式インターネットサイトにあるサポートページ、サイトマップ、質問一覧などを参照すると、詳しい手順を確認することができます。
それでも設定内容の判断が難しい場合や、不安がある場合には、無理に操作を続けず、専門の会社へ電話で相談し、サポートを受けることも有効な方法です。
適切な設定を行うことで、チャンネル設定をスムーズに完了させ、安定したテレビ視聴環境を整えることにつながります。
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☞【テレビが突然映らなくなった際の対処法を紹介!原因は何?自分で直せる?】
地デジのチャンネル設定ができない時の対処法

こちらでは、そんな地デジのチャンネル設定ができない場合の対処法を、以下4つにまとめご紹介します。
前述で地デジのチャンネル設定ができない原因についてご紹介しましたが、原因によってはご自分の解決が難しいケースがあります。
その場合には、アンテナ業者などプロに依頼することも大切です。
まずはご自分で行える対処法から試してみて下さい。
それでは、それぞれの対処法について詳しくご紹介していきます。
チャンネル設定(スキャン)を再実施

地デジのチャンネル設定ができない場合、まず試していただきたい対処法として、チャンネル設定(スキャン)を再度実施する方法があります。
テレビは受信した電波情報をもとに放送局を登録しているため、何らかの理由で情報が正しく取得できていない場合、再スキャンを行うことで改善することがあります。
チャンネルスキャンには、「初期スキャン」と「再スキャン」の2種類があります。
初期スキャンは、テレビを新しく購入したときや、引っ越しによって受信環境が変わった際に行う設定で、現在利用可能な放送局を一から登録するための作業です。
一方、再スキャンは、地域に新しい放送局が開設された場合や、放送局の周波数変更などが行われた際に、既存の設定を更新する目的で利用されます。
いずれのスキャン方法も、基本的な取扱手順はほぼ共通しており、テレビの設定メニュー内にあるチャンネル設定の項目から操作を進めることで実施できます。
操作を開始すると自動的に電波の受信状況が確認され、問題がなければチャンネル登録が完了します。
ただし、電波障害などにより受信状態が不安定な場合は、スキャンが途中で止まったり、正しく登録されないこともあります。
主なメーカーの設定方法は比較的分かりやすく設計されていますが、機種により操作方法が異なるため、正しくは各メーカーのHPや説明書等をご確認ください。
①リモコンの「メニュー」ボタンを押す
②「設定する」を選び「決定」を押す
③「初期設定」を選び、「決定」を押す
④「設置設定」を選び「決定」を3秒以上押す
⑤「チャンネル設置」を選び「決定」を押す
⑥「地上デジタル」を選び「決定」を押す
⑦「初期スキャン」/「再スキャン」を選び「決定」を押す
⑧スキャンが開始される
⑨内容を確認して「戻る」を押し終了する
⑩終了したら「元の画面」を押す
①「地上」ボタンを押し、地上デジタル放送を選ぶ
②「ホーム」または「メニュー」を押し、「設定」-「テレビ放送設定」を選び「決定」を押す
③「地上デジタル」を選び、「決定」を押す
④「地上デジタル-自動」を選び「決定」を押す
⑤「地上設定」を選び「決定」を押す
⑥「初期スキャン」を選び「決定」を押す
①リモコンの「メニュー」ボタンを押す
②「各種設定」を選択し、決定ボタンを押す
③「初期設定」を選択し、決定ボタンを押す
④「受信設定」を選択し、決定ボタンを押す
⑤「受信設定(地上デジタル)」を選択し、決定ボタンを押す
⑥「CH合わせ(地域名)」を選択し、決定ボタンを押す
⑦「初期スキャン」を選択し、決定ボタンを押す
①[設定]ボタンを押して【初期設定】を選択
②【放送受信設定】を選択
③【地上デジタル設定】を選択
④【地上デジタルスキャン設定】を選択
⑤【初期スキャン】を選択
⑥お住まいの地域を選択
上記、設定がうまくいかない場合や、不明点が解消できない場合には、メーカーや専門の会社へ電話で問い合わせ、サポートを受けることも有効です。
適切な案内に従って操作を進めることで、チャンネル設定をスムーズに完了させることにつながります。
レコーダーを再起動する
続いて、レコーダーを再起動する方法についてご紹介します。
テレビにレコーダーを接続して利用しているご家庭では、レコーダー側の動作不良が原因でチャンネル設定が正常に行えないケースがあります。
その場合、レコーダーを一度リセットし、再起動を行うことで症状が改善することがあります。
レコーダーは内部で多くの処理を行っており、長期間電源を入れたまま使用していると、一時的な不具合が発生することがあります。
電波障害が起きていない環境であっても、内部処理の影響によりチャンネル情報の取得がうまくいかなくなる場合があるため、再起動は比較的簡単に試せる対処法として有効です。
ただし、レコーダーの再起動手順は、メーカーや機種ごとに異なります。
ここでは基本的な取扱方法として一般的な手順をご紹介しますが、実行する際には必ずお手持ちの説明書を確認するか、メーカー公式インターネットサイトのサポートページ、サイトマップ内の該当項目などを参照してください。
よくある質問の一覧が掲載されている場合もあり、機種ごとの注意点を確認することができます。
このようにレコーダーを再起動した後、あらためてチャンネル設定を行ってみてください。
チャンネル設定の方法自体は前述の手順と同様ですが、操作画面の項目構成や進め方は製品ごとに異なるため、メーカーが案内している手順に沿って操作することが重要です。
なお、レコーダーを再起動した場合でも、内部に保存されている録画番組のデータが消えることは基本的にありません。
ただし、番組タイトルや表示情報が一時的に消えることがあるため、その点を理解したうえで実施する必要があります。
再起動によってチャンネル設定が正常に完了した場合、レコーダー本体の動作不良が影響していた可能性が高いと考えられます。
それでも改善が見られない場合や、操作に不安がある場合には、無理に作業を続けず、メーカーや専門の会社へ電話で問い合わせ、サポートを受けることも検討するとよいでしょう。
アンテナケーブルを正しく接続する
地デジのチャンネル設定ができない場合は、まずアンテナケーブルが正しく接続されているかを確認することが重要です。
アンテナケーブルの接続に問題があると、テレビやレコーダーなどの受信機器に電波が正常に届かず、チャンネル設定の操作を行っても完了しない原因となります。
アンテナからテレビまでの電波は、アンテナケーブルを通じて伝送されており、その途中で分波器やブースターなどの機器を利用しているご家庭も多く見られます。
地デジとBS/CSの信号を分けて利用している場合には、それぞれのケーブルが機器側の地デジ端子、BS/CS端子に正しく接続されているか、接続項目を一つずつ確認する必要があります。

特に、分波器やブースターを利用している場合、接続箇所が増えるため、ケーブルの緩みや差し込み不足に気付きにくくなります。
アンテナケーブルの取扱を誤っていると、電波障害が発生しているわけではなくても、受信レベルが大きく低下してしまうことがあります。
また、ブースターを設置している場合には注意が必要です。
ブースターの存在に気付かず、誤って電源部のコンセントを抜いてしまうケースは少なくありません。
アンテナケーブルが接続されていても、ブースター電源部が動作していなければ、テレビには電波が全く届かず、画面が映らない状態になります。
コンセントが正しく差し込まれていれば、ブースター本体や電源部のランプが点灯しているはずですので、併せて確認しましょう。
アンテナケーブルの接続に問題がある場合、テレビ画面には「E202」など、テレビ信号が受信できていないことを示すエラー表示が出ることがあります。
こうしたエラーは、設定画面の一覧やエラーメッセージの項目として表示されるため、画面表示にも注意しながら対処を進めることが大切です。
なお、すべての接続を見直しても改善されない場合には、アンテナケーブル自体の劣化や内部断線が影響している可能性も考えられます。
このような場合は、ケーブルの交換が必要になることもあります。
アンテナ業者に依頼する
先述では、ご自身で行える対処法についてご紹介しましたが、原因を特定できない場合や、説明書に記載されている項目を一通り確認してもチャンネル設定が完了しないケースもあります。
また、原因がアンテナ機器の不具合であると分かっていても、アンテナ本体が屋根上や屋根裏などの高所に設置されている場合には、ご自宅での取扱や確認が困難だと判断されることも少なくありません。
このような場合は、無理をせず、テレビアンテナ工事の専門業者へ相談することをおすすめします。
特にアンテナに不具合が発生している場合、アンテナ本体の故障だけでなく、屋外配線の劣化、ブースターのショート、アンテナの方向ズレなど、複数の要因が重なっていることがあります。
これらは電波障害の原因にもなりやすく、利用者自身の手で安全に改善することは難しい状況といえます。
アンテナやブースターは屋根の上や外壁の高所に設置されていることが多く、無理に確認や作業を行うと転落などの危険が伴います。安全面を考慮しても、専門知識と設備を持つ会社にサポートを依頼する方が安心です。
なお、地デジの受信環境そのものに問題があり、チャンネル設定ができない場合には、地デジ電波の強度や周辺環境の影響を調査する必要があります。
こうした電波状況の確認は、一般のご家庭では判断が難しいため、専門業者による測定が有効です。
アンテナ修理の依頼先は、アンテナ専門業者に限らず、街の電気店、ハウスメーカー、家電量販店、ホームセンター、便利屋など、一覧にすると多岐にわたります。
ただし、業者ごとに対応内容や技術力、サポート体制には差がある点に注意が必要です。
アンテナ工事を専門に行っている業者であれば、豊富な実績と専門知識に基づき、トラブルの原因を迅速に特定し、その場で必要な修理や部品交換を行える場合もあります。
多くの会社では、公式インターネットサイトにサービス内容や対応項目、よくある質問をまとめたページやサイトマップを掲載しており、事前に情報を確認することができます。
また、アンテナ専門業者の中には、無料で現地調査や電波測定、見積もりを行っているところもあります。
まずは電話やインターネットから問い合わせを行い、状況を説明したうえで相談してみるとよいでしょう。
適切なサポートを受けることで、チャンネル設定ができない問題を安全かつ確実に解決することにつながります。
ー関連記事ー
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地デジのチャンネル設定ができない時の修理費用
アンテナの修理費用は、修理内容によって大きく異なります。
こちらでは、修理内容にそって修理の費用相場をご紹介します。
| 修理内容 | 費用相場 | ||
| チャンネル設定(テレビ設定1台) | 16,500~ | ||
| ブースターの交換 | 12,000~30,000円 | ||
| 分配器交換 | 5,500~ | ||
| アンテナの交換 | 35,000〜60,000円 | ||
| アンテナの向き調整 | 5,000〜15,000円 | ||
| アンテナの撤去・処分 | 4,000円〜 |
上記費用はどこまでも目安となり、依頼する業者によって費用は様々です。
見積もり費用や出張費が無料と謳っている業者でも、見積もりの日に工事を行わないときには見積もり費用や出張費を請求する業者がいます。
そのため、業者を選ぶ際、3、4社の業者から見積もりを出してもらって比較することをおすすめしています。
業者を決める際には「明朗会計」が明示されていて、さらに第三者の口コミなどでも「明朗会計」が確認できる業者だと安心です。
尚、先述でもお伝えしましたが、アンテナの修理はアンテナ専門業者に限らず家電量販店やホームセンターなどでも依頼することができますが、下請け業者を使ているため仲介手数料が上乗せされ高額になるケースもあります。
高いからと言って、信用できるという訳ではありません。
その点、アンテナ専門業者は、自社雇用の専門スタッフが工事を行うことが多く、仲介手数料をカットした料金を実現しているため費用も抑えることができます。
みずほの地デジアンテナ修理例

修理例①デザインアンテナ+ブースターの交換
原因:台風や雷など災害による影響でデザインアンテナとブースターが故障
設置から3年ほどのアンテナでしたが、台風と雷の影響でE202のエラーが出現しテレビが映らなくなってしましました。


↑交換前:上記デザインアンテナですが電波が届いていない状態、ブースターもショートしており再利用はできない状態になっていました。


↑交換後:デザインアンテナとブースター共に、交換させて頂きました。
修理例②屋外に設置されていたブースターの交換
原因:経年劣化によるブースターの故障
ブースターは、増幅器ともいいテレビ信号を増幅する働きを持っており、本体部と電源部の2つから構成されています。
ブースターの設置場所はご家庭によって異なりますが、こちらの場合、本体部が屋根裏に設置されているアンテナ付近に取り付けられていました。
アンテナ本体には以上はなく、ブースター故障が見られたためブースターのみ交換となりました。

↑交換前

↑交換後
修理例③地デジアンテナ+ブースターの交換+アンテナ撤去
原因:経年劣化による不具合
十数年前に屋根上に八木式アンテナを設置されましたが、アンテナに劣化が見られテレビが映らなくなってしまいました。
アンテナを固定している足場の錆びが目立ち、平均寿命とされている10年以上経過していたため、修理は不可と判断し新しいアンテナに交換させて頂きました。
尚、既存のアンテナの撤去も合わせて対応させて頂きました。


↑交換前


↑交換後
デザインアンテナに交換、アンテナは屋根裏に設置しています。
アンテナと合わせて、ブースターなども交換させて頂きました。
まとめ|地デジのチャンネル設定ができない

こちらの記事では、地デジのチャンネル設定ができない原因を3つあげ詳しくご紹介させて頂きました。
まずは、本記事でご紹介した通り、チャンネル設定(スキャン)を再実施、レコーダーを再起動、アンテナケーブルを正しく接続するなどご自分でできる範囲で対処してみましょう。
その上で、原因が特定できない、ご自分の解決が難しい場合には、専門のアンテナ工事業者にご相談されることをお勧めします。
今回修理費用の相場について触れましたが、依頼する業者によって費用やサービス内容は様々です。
業者を選ぶ際には、3、4社の業者から見積もりを出してもらい比較した上で依頼するようにしましょう。
ー関連記事ー
☞【テレビアンテナ修理の費用相場はいくら?症状別の原因や価格、業者の選び方を解説】
☞【【2023年】テレビアンテナ工事の料金・費用相場は?信頼できる業者の選び方も解説】



























