VHFアンテナとは?不要の場合はどうすれば良い?撤去や新設の方法を解説

公開日 2025/06/02

VHFアンテナとは?不要の場合はどうすれば良い?撤去や新設の方法を解説

VHFアンテナと聞くと、耳慣れない人もいるかもしれません。

 

VHFアンテナは、今はもうほとんど使われなくなってしまったテレビ用のアンテナです。

 

不要になったVHFアンテナが屋根の上に放置され、落下事故などに繋がることがあります。

 

事故を防ぐためには、不要となったVHFアンテナを適切に処理する必要があります。

 

今回は、VHFアンテナとは何か、不要となった場合の対処法などをご紹介します。

 

 

この記事で分かること

 

 

 

 

VHFアンテナとは?アンテナには種類がある

【アンテナには種類がある!VHFアンテナとは?】

テレビ放送用のアンテナには2種類があります。VHFアンテナとUHFアンテナです。

 

VHFアンテナとは、平たくいえばアナログ放送専用の受信アンテナとなります。

 

このため、VHFアンテナではデジタル放送を視聴することができません。

 

デジタル放送を視聴するには、UHFアンテナという別種類のアンテナを設置する必要があります。

 

その際、不要になったVHFアンテナは撤去しましょう。

 

アンテナは、戸建ての場合は個別で設置することになりますが、マンションなど集合住宅の場合は管理組合と相談して設置・撤去をすることになりますので、あらかじめ確認しておきましょう。

 

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VHFアンテナとUHFアンテナの違いや見分け方

【VHFアンテナとUHFアンテナの違いや見分け方】

VHFアンテナのVHFとは別名超短波と呼ばれる電波のことです。

 

30MHzから300MHzまでの電波がこれにあたります。

 

アナログテレビ放送の場合は、この電波周波数のうち90MHzから222MHzまでを使用しているのです。

 

テレビ放送では90MHzから222MHzの帯域に90~96MHzを1チャンネル、96~102MHzを2チャンネルといった具合に帯域ごとに番号が付けられています。

 

 

一方、UHFアンテナのUHFは、別名を極超短波という電波のことです。

 

これは300MHzから3GHzの電波となります。

 

デジタルテレビ放送では470MHzから770MHzまでの帯域を使用しているため、このアンテナで受信可能となるのです。

 

また、これらの帯域には13から62チャンネルという番号が付けられています。

 

 

VHFアンテナとUHFアンテナの違いは、どこで見分ければいいのでしょうか。

 

この2種類のアンテナは上記で書いた通り受信できる周波数が違います。

 

見た目も違い、アンテナの横棒が少ないのがVHFアンテナで、多いのがUHFアンテナです。

 

しかし、見た目の違いは素人ではわかりにくい場合もあるので、どちらか分からない場合は業者に相談するといいでしょう。

 

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不要のVHFアンテナはどうしたら良い?

【不要のVHFアンテナはどうしたら良い?】

不要になったVHFアンテナは早めに撤去しましょう。

 

アンテナの使用耐久年数はおよそ10年とされています。

 

老朽化したアンテナを放置すると屋根を破損させてしまう可能性があります。

 

また、アンテナのサビが家の外壁に付着することや、アンテナが落下する恐れなどもあります。

 

実際に放置されたVHFアンテナが台風などで飛ばされ、近隣家屋を破損して損害賠償問題に発展した事例もあります。

 

 

VHFアンテナの撤去は、業者に依頼しましょう。

 

アンテナは、意外と大きく重たいので、一般の方には扱いが難しいです。

 

また、撤去だけでも配線工事が必要になる場合など専門知識が必要かもしれません。

 

業者に依頼すると費用はかかりますが、一番安全な方法です。

 

撤去費用は、VHFアンテナの大きさや屋根の形状によって異なります。

 

 

なお、撤去したアンテナの処分はアンテナ工事業者へ依頼することもできますし、ご自身でゴミとして出すことも可能です。

 

アンテナは大きさにより不燃ゴミまたは粗大ゴミとして扱います。

 

どちらに当てはまるか、どちらにも当てはまらないかなど詳細については各自治体のルールを確認しましょう。

 

どちらにも当てはまらない場合、不用品回収業者に依頼する方法などになります。

 

無料回収される場合もありますが、費用や対応可否は業者により異なるため、必ず事前にしっかりと確認しましょう。

 

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☞【テレビアンテナの撤去費用相場は?依頼できる業者の特徴、処分方法を紹介】

☞【早めの撤去をおすすめ!vhfアンテナの長期放置の思わぬ危険性】

 

 

 

 

みずほアンテナの撤去施工事例を紹介

みずほアンテナの撤去施工事例を紹介

みずほアンテナの撤去施工事例を3つご紹介します。

 

いずれもVHFアンテナとUHFアンテナが屋根の上で倒れ、撤去して新たにデザインアンテナを設置した事例です。

 

 

VHFアンテナの使用をやめても設置したままにされている方は結構いらっしゃいます。

 

早めの撤去をおすすめします。

 

以前は、アンテナは屋根の上に設置することが一般的だったため、VHFアンテナは屋根の上にあることが多いです。

 

撤去作業は簡単に思われるかもしれませんが、高所での作業は大変危険です。

 

新たなアンテナ設置は不要の場合も、プロの業者へ依頼すると安心です。

 

 

 

みずほアンテナの撤去施工事例①

みずほアンテナの撤去施工事例を紹介
施工エリア 千葉県白井市
症状 屋根上のVHFとUHFアンテナが倒れている
工事内容

・倒れたアンテナの撤去

・デザインアンテナを新設

詳細 千葉県白井市 デザインアンテナ交換工事

 

 

 

みずほアンテナの撤去施工事例②

みずほアンテナの撤去施工事例を紹介
施工エリア 静岡県浜松市中央区
症状 屋根上のVHFやUHFアンテナの周辺機器の一部が落下
工事内容

・倒れたアンテナの撤去

・デザインアンテナを新設

備考

・デザインアンテナは屋根裏に設置

・屋根裏は屋外よりアンテナの耐久性が高まる

詳細 静岡県浜松市中央区 デザインアンテナ交換工事

 

 

 

みずほアンテナの撤去施工事例③

みずほアンテナの撤去施工事例を紹介
施工エリア 福岡県鞍手郡鞍手町
症状 屋根上のVHFやUHFアンテナの台(屋根馬)が折れている
工事内容

・アンテナの撤去

・デザインアンテナを新設

備考

・デザインアンテナは屋根裏に設置

・BSアンテナは地デジとは別の場所に設置されており、問題なかったためそのまま使用を継続

詳細 福岡県鞍手郡鞍手町 デザインアンテナ交換工事

 

 

 

 

 

 

 

 

VHFアンテナの撤去・処分方法|まとめ

VHFアンテナの撤去・処分方法|まとめ

以上、VHFアンテナについて、撤去方法や処分方法などを中心に解説しました。

 

VHFアンテナを使用していない場合は、老朽化による事故を防ぐためにも早期の撤去をおすすめします。

 

撤去には高所作業も含まれて危険なため、専門業者に依頼すると安心です。

 

弊社みずほアンテナはアンテナ工事の専門業者です。

 

撤去工事や交換工事もお任せください。

 

 

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みずほアンテナ編集部
年間3万件以上の施工実績を誇るみずほアンテナの専門チームがテレビアンテナ工事について初心者の方にも分かりやすく解説します。

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