尾鷲市のアンテナ工事・費用相場・施工事例を紹介

尾鷲市でテレビアンテナ工事を行う場合、「尾鷲中継局」から電波を受信します。

（画像引用：Ａ-ＰＡＢ「放送エリアのめやす」）

上記画像でオレンジ色に色明けしていある部分が「尾鷲中継局」の電波が届いているエリアです。

尾鷲中継局から電波を取る場合、THK東海テレビ放送・NHK名古屋教育・NHK津総合・CTV中京テレビ放送 ・CBCテレビ・NBN名古屋テレビ放送、愛称「メ～テレ」・MTV三重テレビ放送の7チャンネルを受信できます。

画像で示されているとおり、尾鷲市のほぼ全域に地デジの電波が届いており、地デジアンテナ設置による地デジの視聴が可能です。

しかし、地デジ電波は電波の受信範囲内だからと行って、必ずしも電波状況が良好なわけではありません。

尾鷲市の場合、山間部では周囲の崖や傾斜、樹木などが影響し電波を受信するうえで障害が起きる可能性もあります。

その他のエリアでは、電波塔がある方向に三階建て以上の建物がある、商業ビルやマンションが近くにあるといいたケースでも注意が必要です。電波の遮断や電波が乱反射することにより電波が取りにくくなるケースも考えられます。

尾鷲市でアンテナ工事を行う場合、もう一つ考慮すべき点は塩害対策です。

尾鷲市は一部海岸に面しています。海岸周辺では屋外に設置しているアンテナは潮風などにさらされ、塩害の被害を受けやすくなります。アンテナの寿命は一般的に10年と言われていますが、塩害により腐食の進行が早まり故障がリスクが高まります。

アンテナを屋根裏に設置したり、塩害対策が施された固定器具を使用するなど対策が必要になります。

アンテナ設置は個別の事情により変わってくるため、詳細はアンテナ工事業者に問い合わせてみるのが確実です。

尾鷲市（おわせし）は、三重県南部に位置し、面積は192.71km2、総人口は16,079人（推計人口、2020年9月1日）、人口密度 83.4人/km2です。

隣接する自治体は熊野市、北牟婁郡紀北町、奈良県吉野郡上北山村です。尾鷲市は面積の90%は山林であり、海岸はリアス式海岸であります。黒潮の流れる熊野灘に面し、背後を山に囲まれていることから、南からの暖かく湿った空気が流れ込みやすい春から秋にかけて、雨雲が発達しやすく、日本国内で見ても非常に雨が多いです。年間降水量は1981年から2010年の平年値で3,848.8mmであります。降水量は多いですが、晴天時も多いです。市東部の須賀利町は、長年陸路が通じず、昭和の大合併の際に、海路交通しかない尾鷲市への編入を選択し、飛地の状態となっています。尾鷲市の人口のうち8割以上が旧尾鷲町に集中しています。市全体の人口は市制施行時より4割以上減少しているものの、旧尾鷲町区域の人口は約2割5分の減少にとどまっています。

また、江戸時代から林業の町として栄えてきました。尾鷲市のヒノキは年輪が密で赤みがあり重厚感があり、強靭な良質材として全国的に知られています。尾鷲市には3,407.43haの市有林があり、林業振興を目的として2003年に森林管理協議会からFSC認証を取得しています。さらに、天然の良港尾鷲港を基盤とした水産業が発達し、近海及び遠洋漁業など多岐にわたります。三重県内でも有数の“さかなのまち”とも言われているほどです。三重外湾漁業協同組合が所管しています。尾鷲魚市場には毎月第一土曜日「尾鷲イタダキ市」といって、新鮮な魚介類や、干物、野菜、お菓子等、特産品が特別価格で並び非常に多くの人で賑わいます。尾鷲港をはじめ、9つの漁港を構えています。近海・遠洋・沿岸漁業を営みながら発展し、近年は「つくり育てる漁業」としてマダイの生産量が、全国有数の漁獲量を占めるまでに発展しています。また、市内は世界遺産「熊野古道」の通り道となっています。1990年代は観光客数は10,000人～30,000人ほどでしたが、世界遺産に登録された2004年から観光客が急増し、2014年には429,000に達し、年々観光客数は増加の一途をたどっています。地元住民にとって熊野古道は世界遺産登録前から「いつもの散歩道」という感覚であるため、意識の変化はあまりないとのことです。1950年代からは、臨海石油化学コンビナート、尾鷲三田火力発電所の立地で工業化を図ってきました。（尾鷲三田火力発電所は2018年に廃止）2000年代からは、みえ尾鷲海洋深層水を開発し、産業振興に努めおり、見どころ溢れる街です。