テレビのアンテナ工事はケーズデンキが安い?料金やメリット・デメリットを比較!

公開日 2022/10/31

 

テレビのアンテナ工事はアンテナ専門業者の他にも、ケーズデンキなどの家電量販店にも依頼することができます。

 

アンテナ専門業者や家電量販店や以外にも、アンテナ工事の依頼方法はさまざまです。

 

自身に合った最適な方法で依頼することがアンテナ工事成功の秘訣となります。

 

この記事ではアンテナ工事を依頼するさまざまな方法を紹介し、それぞれのメリットやデメリットを解説していきます。

 

 

 

 

テレビのアンテナ工事をケーズデンキでする場合の注意点とは?

テレビアンテナ工事をケーズデンキに依頼するのであれば、以下の3点に注意が必要です。

 

  1. 工事は下請け業者が行う
  2. 「あんしんパスポート」は利用できない
  3. 現地見積もり費用が発生する

 

たとえケーズデンキの会員でも、アンテナ工事に関しては会員特典を受けられません。

 

これからケーズデンキでテレビアンテナ工事を検討していた方は、これらの注意点を踏まえたうえで工事依頼をすると良いでしょう。

 

 

 

 

工事は下請け業者が行う 

ケーズデンキホームページによると、UHFアンテナを屋根上に設置した場合、22,000円(税込)~と記載がありますが、この価格はあくまでも設置・工事料金なのでアンテナ本体料金は含まれていません

 

アンテナ本体料金を加えれば、おおよそ40,000円~となっています。

 

インターネットなどの業者と比べれば、特別安いという価格帯ではありません。

 

また、工事自体はケーズデンキの工事スタッフが実施してくれるわけではなく、下請け業者が工事を行います。

 

ケーズデンキはあくまで下請け業者とお客様を繋ぐ「窓口」であるため、ここで余計な費用が発生することが予想されます。

 

最終的な金額は現地で下請け業者から提示されるので、事前にはっきりとした金額が分からないのもデメリットの一つと言えるでしょう。

 

 

 

「あんしんパスポート」は利用できない 

ケーズデンキ全店で使用できる「あんしんパスポート」は、加入料・年会費無料で利用することができます。

 

パスポート会員限定価格に値引きされたり、長期無料保証などのアフターサービスが受けられたりと魅力の会員サービスです。

 

無料で加入できるため、ケーズデンキを利用されたことがあるほとんどの方が加入されていると思いますが、テレビのアンテナ工事のような下請け会社が工事するようなケースでは「あんしんパスポート」は利用できません

 

あんしんパスポートの最大のメリットである、値引きサービス保証サービス適用外となるため注意が必要です。

 

ケーズデンキホームページ「あんしんパスポート」とは

 

 

 

 

現地見積もり費用が発生する 

テレビアンテナを設置するには、ご自宅の電波状況に応じて最適なアンテナを選ぶ必要があります。

新たにアンテナを設置するケースやこれまで使用していたアンテナとは異なる種類のテレビアンテナを設置しようとする場合は特に、電波の状況を調査したうえで最適なアンテナを選択する必要があるのです。

 

電波の調査は業者が現地で行う必要がありますが、ケーズデンキでは電波調査の際に現地見積り費用として3,300円(税込)が発生します

 

現地見積り費用が無料の業者もありますし、見積り当日に工事を行った場合は見積り費用が無料となるケースもあります。

 

他の家電量販店やインターネットで依頼できるアンテナ専門業者も確認してみましょう。

 

 

~家電量販店・業者別 現地見積もり費用~

ケーズデンキ3,300円

ヤマダ電機3,240円

ヨドバシカメラ無料

ビックカメラ2,200円~

アンテナ業者無料 または 見積当日に工事した場合は無料

 

 

 

テレビのアンテナ工事をケーズデンキで申し込む方法とは?

ケーズデンキでテレビアンテナ工事を申し込む方法は、

 

①店舗へ電話し申し込む

②店頭で申し込む

③ケーズデンキのWebサイトの問い合わせフォームから申し込む

 

といった3種類の方法があります。

 

ケーズデンキのWebサイトの問い合わせフォームから申し込む場合、テレビアンテナ工事専用の申込フォームはないので入力に手間がかかるのと、返答が来るまで時間を要する場合があります。

 

ケーズデンキの店舗が近い場合は直接行って申し込む方法もありますが、交渉の余地などがなく、カタログなども特にないようなので電話で十分でしょう。

 

 

 

 

ケーズデンキの問い合わせから支払いまでの流れ

ケーズデンキでアンテナ工事を行う場合、問い合わせ~工事~支払いまでの流れを紹介します。

 

これは家電量販店以外でも言えることですが、見積もり時の料金の内訳や工事内容をしっかりと説明してもらい、納得したうえで工事を依頼することです。

高所への設置が必要な場合や特殊な資材が必要な場合は工事の難易度が高くなり、追加で数千円~数万円のオプション料金が発生する可能性があります。

 

電波状況は実際に調査を行わないと正確には分からないため

 

「工事当日いわれるがままにオプション料金をしっかり取られてしまった・・・」

 

ということがないように下記の流れを把握しておきましょう。

 

 

~問い合わせから支払いまでの流れ~

  1. 店頭・電話・申込フォームで問い合せ
  2. 問い合わせ時に工事内容の希望を伝える(地デジアンテナのみの希望、追加でBSアンテナを取り付けたいなど)
  3. 後日業者から連絡がり、現地見積もりの日程調整を行う
  4. 現地での電波調査を受け、見積もりを受け取る。工事内容や見積もり金額に納得したた上で工事日の予約を行う
  5. 工事
  6. 見積もり時の料金を工事日に業者に支払う、または後日ケーズデンキで支払う

 

 

 

ケーズデンキとほかの家電量販店の費用を比較

大手家電量販店別に価格を比較してみましょう。

代表的な家電量販店、ケーズデンキ・ヤマダ電機・ビックカメラを参考にします。

 

3社とも全て外部の委託業者での見積もりや工事となります。

 

また表内に「地デジアンテナ工事」との記載がありますが、”八木式アンテナ”なのか”デザインアンテナ”なのか、アンテナの種類や設置方法別に明確な記載はありません。

 

正確な金額は委託業者による現地見積り後に分かるので、表内の金額はあくまでも”目安”として捉えておきましょう。

 

工事料金自体にはそれほど差はありませんが、大きな違いは見積もりが有料か無料かという点です。

 

家電量販店 ケーズデンキ ヤマダ電機 ビックカメラ

地デジアンテナ工事

16,500円~

16,500円~

24,200円

16,500円~ 

ブースター工事

16,500円~

16,500円~

44,000円

要確認

分配器工事

8,250円~

4,400円~

25,300円

要確認

見積もり費用

3,300円 3,240円 0円

 

 

 

 

家電量販店以外にテレビアンテナ工事を依頼する方法とは?

家電量販店以外にもテレビアンテナ工事を行う業者はあります。

 

以下で紹介するので、ご自身の希望に沿った業者選びの参考にしてください。

 

 

 

ホームセンターで申し込む

ホームセンターでアンテナ工事を依頼する場合も、家電量販店で工事を行う場合と大きな違いはありません。

 

馴染みのある近場のホームセンターを利用したいという方には良いでしょう。

 

手順は店舗に電話するか、店頭で工事の受付を行ってもらい提携業者を紹介してもらう形となります。

店舗によってはアンテナ工事を受け付けていない場合もあるので、無駄足とならないためにもまずは電話で問い合わせてみると良いでしょう。

 

 

 

アンテナ工事業者へ依頼する

アンテナ工事を専門に取り扱う業者へ依頼する方法です。

 

先述した家電量販店やホームセンターと比べて大きな違いは、下請け業者を仲介しないという点です。

 

仲介する手間が省かれているため、問い合わせから工事までスムーズなのがメリットと言えるでしょう。

 

 

 

知人・友人へ依頼する

電気工事に携わっている、または詳しい知人や友人に相談してみるのも一つの手段です。

 

工事自体は依頼できなくても、アンテナ工事をするうえでのアドバイスをもらえるかもしれません。

 

しかし多くの方はこれに該当しないので、その他の方法を取ると良いでしょう。

 

 

 

 

自分で行う

自分でアンテナ設置を行うには以下の点に注意が必要です。

 

  • 屋根上や外壁への作業が安全に行えるか
  • 作業に必要な梯子や工具などは揃っているか
  • 自力で電波を受信できるか

 

自分でテレビアンテナ工事をすることは可能ですが、高所での作業は危険が伴います。

 

また安く済むと思われがちですが、工事に必要な道具を一から揃えるには数千円~数万円かかる場合もあります。

 

日頃からDIYを行っていて、ある程度の知識や道具が揃っている方以外はあまりお勧めできる方法ではありません。

 

 

 

 
 
 

ケーブルテレビ・光テレビにした方が良い?

ケーブルを通して電波受信を行うケーブルテレビや光テレビを利用するという方法もあります。

 

ケーブルテレビ・光テレビの最大のメリットは、有線で電波を受信するため、天候などの影響を受けずにテレビを視聴することができます。

 

周囲に電波受信を邪魔する大きな建物がある場合でも安定した視聴が可能です。

 

ケーブルを引き込むだけで住むので、景観を損ねにくいこともメリットといえるでしょう。

 

 

その反面ケーブルテレビを契約している期間は、継続して定額の利用料を支払い続けなければいけません。

 

視聴するテレビの台数が増えるほど、料金も増えるというデメリットも。

 

予定外の引っ越しなどで契約を解除しなければいけなくなった場合でも違約金が発生するケースがある点に注意です。

 

 

関連記事:【ケーブルテレビとアンテナはどっちがお得?それぞれのメリットとデメリットを解説!

 

 

 

 

テレビアンテナの種類は主に2種類

地デジアンテナの種類は主に2種類あります。

 

八木式アンテナという魚の骨のような形状をしたスタンダードなアンテナと、デザインアンテナというデザイン性の高いボックス型のアンテナです。

 

新築を建てられた方や外観にこだわりのある方に人気のデザインアンテナですが、特にこだわりがなく電波が安定し価格を抑えたいという方には八木式アンテナがお勧めです。

 

 

関連記事:【UHFアンテナとVHFアンテナの違いを知ろう!】

 

 

 

八木式アンテナ

八木式アンテナは日本人が発明した世界に誇るアンテナで100年以上もの歴史を持ちます。

 

UHFアンテナとも呼ばれ、地デジ放送を見るためのアンテナです。

 

屋根の上に取り付けられるイメージが強いですが、電波状況によっては軒下の外壁や破風などにも設置することができます。

八木式アンテナの第一のメリットは電波を受信しやすいという点です。

 

高さを出すことができるので、電波が弱い地域でも設置可能な傾向にある優れたアンテナです。

 

デメリットは設置場所によっては目立ってしまい、ご自宅の外観を損なうといった点が挙げられます。

 

 

 

デザインアンテナ

デザインアンテナも八木式アンテナ同様、地デジ放送を見るためのアンテナです。

 

デザインアンテナの最大のメリットは外観を損ねないデザイン性に優れた形状です。

 

また、見た目だけでなく耐風性に優れた形状をしているので人気のアンテナです。

 

デメリットは、設置する高さに限界があり、電波が弱い地域では設置ができない場合があることです。

 

アンテナは素子数が多いほど受信感度が良いとされ、20素子の八木式アンテナと20素子相当のデザインアンテナはほぼ同等の性能を持っています。

 

しかし、八木式アンテナのほうが設置方法に柔軟性がある為電波を拾いやすく、デザインアンテナの性能のほうが劣るといったイメージを持つ方もいらっしゃいます。

 

 

 

 
 
 
 

知っておいて損はない「ブースター」について

これからテレビアンテナを設置する方は、ブースターについて知っておいて損はありません。

ブースターとは、受信した電波を増幅することができる機械です。

 

ご自宅の電波状況によっては必要に応じてブースターを設置しないとテレビを満足に視聴できないことがあるのです。

 

以下のケースはブースターが必要になる可能性が高いです。

 

  1. 電波が弱い環境下や地域に住んでいる
  2. テレビ視聴台数が多い
  3. アンテナからテレビまでの距離が長い

 

 

詳しい電波環境は現地で調査してみないと分かりませんが、電波が弱い地域に住んでいる場合ブースターの取り付けをお勧めします。

 

電波を受信することができても不安定な電波の状態では、映像や音声に乱れが生じる場合があるのです。

 

テレビの視聴台数が多い家庭も同様です。

 

アンテナでキャッチした電波を各部屋に分岐する際に電波が弱まるため、ブースターで電波を増幅させてあげる必要があります。

 

また、ケーブルが長すぎる場合も電波が衰退していくとされています。

 

アンテナを設置した場所からテレビまで距離がある場合、その分ケーブルが長くなり電波が弱まるのです。

 

元の電波が強い場合は設置しなくても良いケースもありますが、上記で挙げた3つのケースではブースターが必要になってくる可能性が高いです。

 

 

 

 

ブースターの費用について

ブースターの価格は各業者によって様々ですが、15,000~40,000円ほど追加費用が発生することを想定しておきましょう。

 

ブースターの存在や必要性をあらかじめ把握していれば、工事当日に費用が予想よりも高くなってしまったということを防げます。

 

金額を少しでも安く伝えようとブースターについて案内されないこともあるので、ブースターが必要になったケースの見積りも出してもらうとより安心です。

 

アンテナ本体とセットで工事することで安くなることもあるので各業者に問い合わせてみましょう。

 

 

 

 

BSを見るなら”BSアンテナ”が必要

ここまで地デジアンテナの場合について説明してきましたが、BS放送やCS放送を見たい方は地デジアンテナの他に「BSアンテナ」の設置が必要となります。

 

BSアンテナ単体工事であれば2~4万円程度、地デジアンテナとセットで設置した場合は1~3万円程度追加で費用が発生します。

 

地デジは電波塔からの電波をキャッチしてテレビを視聴する方法になりますが、BSは衛星からの電波をキャッチして視聴する方法になります。

 

BSアンテナはパラボラアンテナとも呼ばれ、お皿型の形状をしています。

 

4Kや8Kでご覧になるには4K8K対応のBSアンテナが必要になります。

 

 

 

関連記事:【BS放送を見る方必見!BSアンテナの寿命は何年?】

 

 

 

 

テレビのアンテナ工事なのご相談ならみずほアンテナへ!

テレビのアンテナ工事は様々な業者で取り扱っていますが、上記を踏まえると断然アンテナ専門業者に依頼することをお勧めします。

 

家電量販店やホームセンターで依頼すれば下請け業者を紹介されることになり、それだけ費用や時間もかかってしまうのです。

 

みずほアンテナでは完全自社雇用の工事スタッフがお伺いしております。

 

また、関東・東海・関西・中国・九州5つのエリアでテレビアンテナ工事を承っております。

 

各エリアを熟知し、地域の特性や電波状況にも知識がある職人がお伺いしておりますので些細なことでも遠慮なくお申しつけくださいませ。

 

さらに、業界最長10年の品質保証をお付けしております。

 

365日工事を行っておりますので、万が一の視聴トラブルにも安心してご利用いただけます。

 

 

 
 
 

まとめ

テレビアンテナ工事を取り扱う業者はたくさんありますが、それぞれメリットやデメリットが存在します。

 

ケーズデンキなど馴染みのある家電量販店の方が利用しやすいという方もいらっしゃいます。

 

しかし早く工事してもらいたい、少しでも費用を抑えたいといった方にはアンテナを専門とする業者に依頼するのが良いでしょう。

 

アンテナ工事は人生のうち幾度とないものです。この記事を参考にし、悔いのないアンテナ工事にしていただけたら幸いです。

 

 

 

 

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