テレビとアンテナの端子を増設したい!必要なものは何?

自分の家に自分で手を入れていくことは楽しいものです。

住宅に関してはDIYを趣味にしている人も多いでしょう。

ホームセンターで材料や工具を調達して、インテリアなどを自分で整えていくことも一般的です。

その一環として、部屋にテレビ用のアンテナ端子の増設を考えている人もいるかもしれません。

ここでは、テレビとアンテナの端子が付けられているTVコンセント、増設工事の相場、自分で増設する際の手順と注意点などについて確認していきます。

 

 

【テレビとアンテナの端子は同じなのか?】

 

テレビ放送はアンテナとテレビに内蔵されたテレビチューナーをつなぐことで視聴可能となります。

主に屋外にあるアンテナから室内のテレビチューナーまでは同軸ケーブル等を用いて電波が伝送されます。

テレビの視聴を希望する人にとって問題になるのは、壁につけられた「TVコンセント」でしょう。

住宅などでは、家電製品を接続する「電源コンセント」のとなりに設置されたテレビ電波受信用のコンセントです。

TVコンセントの端子には3つのタイプがあります。

2つのネジでテープ状のケーブルを接続する「フィーダー端子」、同軸ケーブルの端部を加工して中心の導線と外に巻かれた導線をネジとプレートで直接固定する「直付端子」、加工などが不要な円形の端子を持つ「F型端子」の3タイプです。

新築住宅などではほとんどがF型端子でしょう。

F型端子であれば、コンセント側とテレビチューナー側の端子形状は同じです。

美観を重視する住宅居室の場合、アンテナからTVコンセントまではできる限り壁内を同軸ケーブルでつなぎ、TVコンセントからテレビチューナーまでをF型端子ケーブルなどで接続します。

このようなTVコンセントの利点は、壁面のコンセントからテレビチューナーまでの距離が長くなっても、距離に対応した長いケーブルに交換するだけで対応できるところにあります。

 

【増設工事の相場はどれくらい?】

 

TVコンセントの増設工事の相場は、業者のウェブサイトなどを見ると安いところで1万円程度となっています。

ただし、これは工事金額のみなので、別途出張費などが追加されます。

出張費も合わせると合計で1万5000円程度は想定した方が良いでしょう。

さらに、アンテナから端子までのケーブルをどのように引き回すかでも金額に差が出ます。

例えば、倉庫や工場などの美観が問題にならない部屋では、ケーブルを隠す必要がないので「露出」仕上げとなり、工賃を抑えられます。

それに対して、住宅における居室などでは、美観を考慮してケーブルなどは見えないところに設置するのが普通です。

TVコンセントだけすっきり壁に収まっていても、そこにつながるケーブルが見えるところに露出していては、部屋の雰囲気が台無しでしょう。

このようなときには、壁の内側に配線をする「隠蔽仕上げ」にします。この方法は露出より手間が掛かるため、工賃は割高になります。

さらに工賃が膨らむ要因として、建物の構造にも注意してください。

鉄筋コンクリート造の打ち放し仕上げなどで完全に隠蔽仕上げにしようとすれば、かなり大がかりな工事になるでしょう。

外からのケーブルを内側に通すために貫通孔を設ける必要も出てくるかもしれません。

木造などと異なり鉄筋コンクリート造の壁に貫通孔を通すことは、アンテナケーブルの設置とは別の工事になってしまいます。

そうなると、数万円程度の出費にとどまらなくなります。

 

【増設は自分でもできる?その方法とは】

 

TVコンセントの増設は、スキルと条件がそろえば自分で設置できます。

電源コンセントと違って、増設作業には電気工事士の資格は不要だからです。

増設に必要な部品もホームセンターで容易に手に入ります。

ただし、壁面の状態によって増設の難易度が大きく異なってくることに注意してください。

最も簡単なのは、リフォームなどの際に、壁を新しくするのと同時に新規のコンセントボックスを設置してもらっている場合です。

コンセントボックスとは壁の中に設置する箱状の部品で、主に電源コンセントを設置する際に用います。

設置された状態のコンセントボックスは室内側が開いているので、そこに金属製の「取付枠」と樹脂製の「カバー」を取り付けて使います。

この取付枠には、TVコンセント用のF型端子ユニットも取付可能なのです。

既設のコンセントボックスがあれば、必要な部品は「テレビコンセント用直列ユニット」、コンセントボックス用「取付枠」と「カバー」、アンテナ線から引かれている同軸ケーブルの端部に取り付ける「F型コネクタ」です。作業手順は、まずコンセントボックスまで引かれている同軸ケーブルの端部を加工してF型コネクタを装着します。

つぎに、取付枠にテレビコンセント用直列ユニットを取り付けます。

この直列ユニットには2タイプあり、BSアンテナやブースターがついている場合は「電源挿入型」を使います。

最後に、直列ユニットに同軸ケーブルを接続し、カバーを付けて壁のコンセントボックスにネジ止めすれば、増設完了です。

 

【一番確実なのは業者への依頼】

 

新規のコンセントボックスが設置されていなかったり、同軸ケーブルの加工に自信がないなどの場合は、アンテナ設置業者に依頼するほうがいいでしょう。

自分で増設したほうが安上がりのように思えるかもしれませんが、長い目で見るとそうでもない可能性があります。

TVコンセントの設置が上手くいったように見えても、ケーブルをつないでみたらテレビが映らないこともありえます。

この場合、素人には原因を見つけにくいでしょう。

最悪の場合、改めて業者に依頼することになり、部品代や時間が無駄になってしまいます。

最初から業者に頼めば、テレビが映るまで責任を持ってもらえるのです。

TVコンセントの増設を考えているのなら、相談だけでもよいので、業者に連絡してみることをおすすめします。

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