台風や落雷でテレビが映らなくなったら?原因はアンテナ?

公開日 2021/08/12

台風や雷、大雪などの直後からテレビが映りにくくなったり、まったく受信できなくなってしまうトラブルが多く発生します。

そのような場合、真っ先にテレビ本体や宅内配線が原因だと疑われる方も多いかもしれません。

しかし自然災害後はテレビではなく、アンテナが原因の可能性が高いです。

そこで、テレビが映らなくなってしまう原因や対処法、悪天候でも問題なくテレビを視聴するための対策を紹介します。

 

 

【テレビが映らなくなってしまう原因とは】

テレビが映らなくなってしまう原因は、かならずしもテレビ本体や配線の問題とは限りません

アンテナや分配器、ブースターなど家の外にある設備が故障している可能性もあります。

特に台風や雷、大雪などの悪天候や、地震などの自然災害の後に多いのがアンテナの破損や倒壊などのトラブルです。

 

 

・アンテナが傾いている、倒れている

・アンテナに雨水や雪が残っていたり、障害物が引っかかっている

・分配器やブースターが屋外にある場合は、悪天候により損傷したり、浸水している

・機器そのものに異常はないが、接続コネクターがゆるんだりケーブルが破損している

・停電が起きて、ブースターに電気が供給されなくなっている

 

 

【アンテナが倒れたときの症状・対処法】

アンテナが倒れたとき目視で確認することができます。

中には隣人の方に言われてお気づきになる方もいらっしゃいます。

通常、アンテナが倒れてしまった場合、受信レベルが下がりテレビ画面にノイズが走ったり、全くテレビが映らないという症状が見られます。

稀に、アンテナは倒れているけど、いつも通りテレビが映るという方もいらっしゃいます。

 

しかし映りの状態に関係なく、取付から年数を経ているアンテナは重量や劣化の関係上、落下の恐れがありますので早急に対処することをオススメします

昔のアンテナは重量がありますので、落下した際に大ケガをする危険性がございます。

 

アンテナが倒れた場合は、アンテナの立て直しといわれる修理か新しいアンテナに交換する工事の2パターンからお選びいただけます。

今はかろうじてアンテナが倒れていなくても、次回の台風で倒壊する恐れがございますので、お時間や費用に余裕がある方には古いアンテナを撤去し、新型のアンテナに交換することをオススメしております。

 

現在のアンテナは日々の改良により、軽量化や強風への耐久性に優れていますので、自然災害の影響を受けにくいといわれています。

 

特に「デザインアンテナ」という平面型のアンテナは、設置位置が屋根上ではなく外壁に設置できるため、耐久性や外見の面で多くのお客様に選ばれております。

こちらが「デザインアンテナ」外壁設置法⇩

みずほアンテナなら4色のカラーバリエーションからお好きなものをお選びいただけます。

こちらのアンテナが気になる方はぜひ一度お問い合わせくださいませ。

 

 

【アンテナも火災保険の対象に】

自然災害によるアンテナの修理は、ご自宅で加入されている火災保険が適用になる場合があります。

 

 

台風に限らず、竜巻や雪、雹も基本的に保証対象として含まれます。

さらに対象期間は、被害に受けてから3年以内であれば申請をすることができます。

 

お客様が加入されている保険会社によって申請条件が異なりますので、詳しくはお持ちの保険証券をご確認ください。

・風災が適用かどうか

・保険金の上限や適用金額

・必要書類

上記の項目をご確認いただき、分かりにくい部分がございましたら、保険会社にお問い合わせください。

 

みずほアンテナでは、必要書類(料金明細や施工前後の写真)をお渡しいたしますので、事前にお申し付けくださいませ。

 

 

【アンテナがずれてしまったときの対処法】

 

家の中に複数のテレビを設置している場合、1台だけでなくすべてのテレビが映らなくなってしまったら、アンテナが原因である可能性が高いです。

特に、台風のときはアンテナが本来の位置からずれてしまったり、傾いてしまったりするのも珍しくありません。

屋根の上など、屋外に設置するタイプのアンテナは、天候に大きく影響されます。

ただし、目に見えてアンテナがずれてしまっているときでも、自分で直そうとするのはやめましょう。

悪天候で屋根がわらがゆるんでいたり、アンテナを固定するワイヤーが破損したりしている場合は特に危険です。

かならず専門業者に依頼し、アンテナの状態を見てもらってください。必要があればアンテナそのものの交換や、アンテナの再設置を依頼することで、悪天候の影響を受けにくくなります。

ただし、集合住宅の場合は、独断で業者を呼んで対応してもらうことはできません。

まずは、管理会社や大家に連絡し、テレビが映らない旨を伝えましょう。

 

 

【それでもテレビが映らない場合は?】

アンテナの向きや角度を直してもテレビが映らない場合は、もう1度テレビ本体の状態を確認してみましょう。

エラーコードが表示されていれば、コードに従って対処することで、自分で直せることもあります。

まったく映らない場合やモザイクが発生してしまっている場合も決して焦らないようにしましょう。

近所の住民や同じマンションに住んでいる人にも、テレビの状態を聞いてみてください。

近隣一帯のテレビが映らなければ、悪天候で電波が届きにくくなっていたり、中継局が電波を発信していなかったりする可能性があります。

このような場合、家庭でできる対処法はありません。天候が落ち着き、復旧するのを待ちましょう。

また、地上デジタル放送が見られなくても「BS放送は問題なく映る」「BS放送だけ映らなくなってしまう」ということもあります。

BS放送は天候の影響を受けやすく、台風や大雨により電波が届きにくくなってしまう場合があるのです。

一方、地上デジタル放送が映らない場合は、テレビ本体や配線に問題がある可能性が高いといえます。

落ち着いて原因を見極め、適切に対処してください。

 

 

【予防をしておけば悪天候でも安心!】

台風や地震などの自然災害に見舞われたとき、テレビは重要な情報源です。

突然映らなくなってしまうことで不安を覚える人も多いでしょう。

いざというときに焦らないためにも、悪天候に備えて予防をしておくことが大切です。

天候が崩れるたびにアンテナがずれてしまうのであれば、アンテナの位置を変えることも考慮しましょう。

屋根の上ではなくベランダなど、自分で角度を調節しやすい位置に設置したり、天候の影響を受けにくい屋内型のアンテナに切り替えたりするのも有効な対策です。

雨でアンテナやブースターが痛まないよう防水カバーを取りつけたり、アンテナが曲がったりずれたりしないよう補強したりするのもおすすめです。

ただし、アンテナの取りかえや取りつけを行う際は、自分でやろうとするのではなく専門業者に依頼しましょう。

アンテナの種類によっては、ほんの1度ずれただけでテレビが映らなくなってしまう場合があります。

専門的な知識のある人や、工事の経験がある人でもない限り、アンテナの位置を正しく調節するのは困難です。

特に、屋根の上など高所での作業は足場の確保が難しく、落下の危険もあります。

特に雨や雪の後に屋根にのぼるのは絶対にやめましょう。

安全のためにも決して無理はせず、アンテナ工事のプロへ依頼するようにしてください。

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