4k8kを見るために必要なアンテナは?その選び方と相場

テレビの画像は画素と呼ばれる点の集合体によって表現されています。

そのため、約200万画素といわれる従来のテレビよりも約800万画素の4kテレビや約3300万画素の8kテレビのほうがより細やかな画像が楽しめるというわけです。

ただ、4kや8k対応のテレビモニターを購入しただけでは4k8k用の放送を見ることはできません。

実はテレビモニターの他に専用のアンテナが必要なのです。

そこで、4k8kの放送を楽しみたいという人のために、必要なアンテナの選び方やその際の注意点などについて解説していきます。

 

 

【4k8k対応のアンテナとは】

 

4k8k放送は今までのBS・CS放送とは周波数が違います。

従来の放送は、地上デジタルで最も低い周波数である470MHZからCS放送で最も高い2071MHZまでの帯域が使われてきました。

そのため、2224~3324MHZという高い帯域の周波数を用いている4k8k放送は、これまでのアンテナでは受信ができません。
その背景には、衛星放送の電波には今まで衛星から見て右側に旋回する右旋円偏波が使われてきましたが、周波数の空きが少なくなってきたため、4k8k放送の電波の多くには左側に旋回する左旋円偏波が用いられることになるというのがあります。

その結果、これまで多く使用されてきた右旋円偏波専用の受信アンテナでは4k8k放送の多くが見られなくなってしまうのです。
逆に言えば、4k8k対応のアンテナとは2224MHZ以上の周波数や左旋円偏波の電波も受信できるアンテナを指しているということになります。

 

【屋内用?屋外用?アンテナは何を基準に選べば良いのか】

 

4k8k放送が予定されているのはBSやCSといった衛星放送のみであり、地デジでは放送は当分ないものとみられています。

そのため、4k8k放送を見るためには衛星放送用のパラボラアンテナが必要となってきます。

衛星からの電波は地上波と比べて微弱で指向性が高いため、お皿のような形をしたこのアンテナで効率よく集めないと受信機がうまく電波をとらえることができないのです。

屋内用アンテナでは4k8kの放送はまず見ることはできないでしょう。
しかし、パラボラアンテナならなんでもよいというわけでもありません。

4k8k放送の周波数は従来のものよりも高く、そのうえ今まで使用してこなかった左旋円偏波を使用する場合もあるからです。

したがって、4k8k放送をすべて受信しようと思えば、右左旋円偏波対応で伝送周波数「2224〜3224MHz」対応のアンテナが必要となってきます。

アンテナを選ぶ際はまずこの2点を確認するようにしましょう。

 

【4k8k対応アンテナの相場】

 

従来のパラボラアンテナは5,000円以下でも購入可能でしたが、4k8k対応のものはそれよりも高くなります。

具体的な価格は商品によって幅があるものの、相場としては10,000円前後でしょう。

ただし、4k8kの放送を見るにはテレビモニターとアンテナを変えただけでは不十分です。

アンテナが受信した電波を増幅させるためのブースターや複数のテレビモニターにその電波を振り分ける分配器も4k8k放送に対応したものを用意する必要があります。

これらの価格の相場は、ブースターが20,000円分配器が8,000円程となります。

したがって、4k8kの放送を見るためにはアンテナ関連で30,000円~40,000円程度のコストがかかると考えておけばよいでしょう。

 

【アンテナ設置は難しい、業者に依頼しよう】

 

アンテナの設置をなるべく安くすませるために、自分でチャレンジする人もいますが、簡単な作業ではありません。

まず、電波測定器を用いて電波状況を確認しつつ、アンテナのベストの設置ポイントを決めなければなりません。

しかも、4k8kの本放送が始まる前に電波状況を確認する場合は電波発生器も必要です。

「この辺でよいだろう」と適当に設置すると、大抵の場合電波がまったく入らないということになってしまいがちです。
アンテナの設置場所が決まれば、そこから室内へ配線を引っ張っていきます。

ただ、外壁や屋根裏などを伝ってうまく配線を通すのは意外と難しいため、事前の計画と確認をしっかり行っておくことが大切です。

さらに、アンテナを固定するための取り付け作業があります。屋根や壁に穴を開けなければなりませんし、雨漏りや腐食を防ぐためのコーティング作業も必要になってきます。
それに加えて、難易度が高いのがアンテナの角度調整です。

特に、スカパープレミアム・BS・CS110°・4k8kのすべてを一つのアンテナで受信するマルチアンテナに関しては、1度ずれただけでも映像が映らなくなりかねません。

そのため、少し動かしては画面を確認するという非常にシビアな作業を強いられることになります。
以上のように、4k8k対応のアンテナを取り付けるためには熟練の技術が必要となってきます。

難しそうだと思った場合には無理をせず、業者に依頼するのが無難でしょう。

 

【アンテナ選びで失敗しないために】

 

4k8kの放送は従来の衛星放送とは性質の異なる電波が用いられています。

そのため、それに適したアンテナを選ばなければ、せっかく4k8k対応のテレビを買ったのに放送が見られないということになってしまいます。

4k8kの放送には2224~3324MHZという高い帯域の周波数が使われ、しかも、今まで使用されることのなかった左旋円偏波が用いられるケースも出てくるのです。

そこで、これらの特徴を理解したうえで、それに対応したアンテナを選ぶことが重要になってきます。

そのうえ、アンテナを新しくする際にはブースターや分配器もそれに対応したものに交換しなければならない場合があります。

4k8k放送とはどういうものかを学び、アンテナ選びで失敗しないようにしていきましょう。

 

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