
アンテナ工事を検討する際、「費用はいくらかかるのか」「業者によってなぜ料金が違うのか」と疑問や不安に感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
2026年現在は、専門業者・家電量販店・ハウスメーカーなど依頼先によって工事費用やサービス内容が大きく異なります。
そこで、今回は、地デジアンテナやBS/CSアンテナの設置費用の相場をもとに、業者ごとの料金比較や安くする方法、見積もり時のポイントまで詳しく解説します。
アンテナ工事の費用はいくら?全体像をまず把握しよう

✓ 費用が変動する5つの要因(アンテナ種類・設置場所・電波環境・配線距離・ブースター有無)
以上の2点から説明します。
アンテナ工事は大まかに4つの項目に分けます。
そして、費用が変動する理由として、主な5つの要因について述べます。
アンテナ工事はお住まいの状況によるところが大きく、例えお隣のお宅と同じ工事を依頼しても工事内容は異なり、恐らく費用にも差が出ます。
しかし、どのような項目に費用がかかり、それがどのような理由で変動するか知ることで、見積もりの内容を正しく判断することに繋がります。
アンテナ工事費用の内訳(本体代・工事費・部材費・出張費)
アンテナ工事の費用は、「本体代」「工事費用」「部材費」「出張費」の4つに大まかに分けることができます。
費用が変動する5つの要因(アンテナ種類・設置場所・電波環境・配線距離・ブースター有無)
アンテナ工事の費用は一律ではなく、さまざまな条件によって大きく変動します。
ここでは主な5つの要因を解説します。
このように、同じアンテナ工事でも条件次第で費用は大きく変わるため、複数の業者から簡易的な見積もりを取り、料金比較を行うことも重要です。
【工事別】アンテナ設置費用の相場一覧表

アンテナ工事の費用は、設置するアンテナの種類や工事内容によって大きく異なります。
事前に工事別の相場を把握しておくことで、見積もり時に適正価格かどうか判断しやすくなります。
2026年現在はアンテナの種類も多様化しており、それぞれに適した設置方法があります。
ここでは以下の8パターンの費用相場をご紹介します。
✓ デザインアンテナ(平面アンテナ)の設置費用相場
✓ ユニコーンアンテナの設置費用相場
✓ BS/CS(4K8K対応含む)アンテナの設置費用相場
✓ 地デジ+BS/CSセット工事の費用相場
✓ 屋根裏設置の費用相場と追加料金
✓ ブースター設置の費用相場
✓ アンテナ交換・撤去工事の費用相場
それぞれの違いを理解することで、自宅に最適なアンテナ工事を選びやすくなり、無駄な費用を抑えることにも繋がります。
地デジアンテナ(UHF八木式)の設置費用相場

地デジアンテナの中で基準とされているのが八木式アンテナです。
魚の骨のような形状が特徴で、昔から広く使われており、アンテナ工事の中でも費用を抑えやすいのが特徴です。
八木式アンテナは電波強度が強く、弱電界地域でも対応できるタイプもあります。
設置場所は、屋根上だけでなく、外壁やベランダ、屋根裏など比較的自由に選択できるため、幅広い住宅に対応可能です。
設置費用の相場は24,200~45,000円程度で、新規設置は24,200円~、交換工事は29,700円~が目安となります。
価格に幅がある理由は、素子数(電波を受信する強度)による受信性能の違いや、設置環境に応じた種類(雪害用・塩害用など)の違いです。
デザインアンテナ(平面アンテナ)の設置費用相場

デザインアンテナは、外観に配慮したスタイリッシュな地デジアンテナで、近年では最も人気を集めているといっても過言ではありません。
黒・白・ベージュ・茶に最近グレーが加わり5色から選べるようになりました。
設置場所は、外壁が一般的で、豊富なカラーバリエーションが住宅の外観に自然に馴染みます。
外壁の他、屋根の裏やベランダ、スッキリポールに設置することもあります。
特に屋根裏へのデザインアンテナ設置は人気の施工です。
デザインアンテナの電波強度は「中」レベルのため、強電界~中電界地域での設置に適しています。
電波が弱いエリアでは設置できない場合もありますが、ブースターの追加で設置を実現できることもあります。
また、最近は通常のタイプよりも受信性能が高い「26素子相当」もあり、設置できるエリアが広がっています。
デザインアンテナはコンパクトで軽量なため施工もしやすく、自宅の見た目を重視する方に選ばれています。
八木式アンテナと比べるとやや費用は高いですが、見た目と機能のバランスを重視したい方におすすめの地デジアンテナです。
設置費用の相場は27,500~55,000円程度で、新規設置は27,500円~、交換工事は33,000円~が目安です。
費用の幅には、受信性能の違いや設置場所によるところがあります。
ユニコーンアンテナの設置費用相場

ユニコーンアンテナは、ポール状のスタイリッシュな形状が特徴の最新型の地デジアンテナです。
まさにユニコーンの角のような見た目です。
白と黒の2色は、どちらもマットでおしゃれな色合いです。
主に破風板(屋根の側面)で屋根上の高さになるよう設置され、周囲の建物の影響を受けにくい位置に取り付けることで、安定した受信が可能です。
風の影響を受けにくく、耐久性にも優れています。
設置費用の相場は35,000~70,000円とやや高めで、新規設置は35,000円~、交換工事は40,500円~が目安です。
BS/CS(4K8K対応含む)アンテナの設置費用相場

BS/CSアンテナは衛星放送を受信するためのアンテナで、パラボラ型が特徴です。
カラー(白・黒・ベージュ)や耐風性に優れたメッシュタイプなども選べます。
設置場所はベランダや外壁、屋根上などで、南南西110度に浮かぶ人工衛星の方向に向けて設置します。
地デジと一緒に工事を行う場合、地デジと同じ場所に設置することもありますが、地デジの電波塔・中継局の方向によっては別々の場所になるケースもあります。
なお、地デジアンテナは屋内(屋根裏)に設置することもありますが、BSアンテナは一般的に屋外に限られます。
専門性の高い番組を見たい方、地上波では放送れないスポーツやライブの観戦、映画鑑賞などを家のテレビで見たい方にもおすすめです。
BS放送には無料で視聴できるチャンネルも複数あり、一方で有料サービスを申し込むことで、専門性の高い番組や趣味嗜好に沿ったチャンネルなどを視聴できるようになります。
また、現在は4K8K対応BS/CSアンテナが主流で、4K8Kに対応したテレビをお持ちの方にも選ばれています。
4K8K放送によるスポーツ観戦、コンサート鑑賞は圧巻です。
設置費用は工事内容によって大きく異なり、ベランダなどで作業がさほど困難ではない場合、19,800円~が相場です。
工事には、設置に加えて配線や分配工事が含まれることが一般的で、視聴する部屋数によって費用が変動することがあります。
また、BS/CSアンテナは地デジアンテナと併用して工事を行うケースが多く、その場合はセット料金のプランが適用されて割安になることがあります。
いずれにせよ、料金比較や見積もりをしっかり行うことが重要です。
地デジ+BS/CSセット工事の費用相場

地デジアンテナとBS/CSアンテナを同時に設置するセット工事のことをいいます。
一番のメリットは費用を抑えることですが、その他にも同時に施工することで、周辺機器を初めからBS対応のタイプを設置できる点や、仕上がりがまとまりやすい点などもメリットに挙げられます。
地デジアンテナの種類(八木式・デザイン・ユニコーン)は、電波強度や住宅環境に合わせて選ぶことが重要です。
デザインアンテナやユニコーンアンテナの場合、BSアンテナと色を合わせることも可能です。
工事内容としては、両アンテナの設置に加え、配線や混合ブースターの設置が含まれます。
設置場所は屋根上や外壁、ベランダなど、電波環境に応じて最適な位置が選ばれます。
地デジは最寄りの電波塔・中継局へ、BSは南南西の人工衛星へそれぞれ向けて設置します。
費用相場は44,000~100,000円程度で、個別に依頼するよりも安く料金設定されていることが多いです。
屋根裏設置の費用相場と追加料金

屋根裏へのアンテナ設置は、外観を損なわない人気の施工方法です。
受信電波が強い、屋根材が電波を通す、屋根裏に余裕のスペースがあるなどの条件はありますが、築年数は関係ありません。
メリットは、アンテナが雨風の影響を受けにくく耐久性が高い点や、家の外観に影響しない点です。
一方で、電波が弱くなりやすく、相当に強い受信電波を要する点はデメリットです。
また、太陽光パネルがある住宅や豪雪地帯では設置できない場合もあるため注意が必要です。
さらに、施工難易度が高いため対応できる業者が限られ、工事費用が高い傾向があります。
通常のアンテナ工事費用に加えて、5,500~22,000円程度の追加料金がかかることがあります。
どの種類の地デジアンテナを設置するかは、お住まいの状況にあわせて最適なタイプを選びます。
ブースター設置の費用相場

ブースター(増幅器)は、アンテナで受信した電波を強くするための機器で、アンテナ工事では非常に重要な役割を担います。
ブースターの設置場所はアンテナとテレビの間です。
電波の減衰を防ぎ、安定した視聴環境を確保できるよう調節します。
費用相場は22,000円~で、交換の場合は撤去費用が加算されるかもしれません。
地デジとBS/CSを併用する場合は、配線をまとめる混合ブースターが使用され、通常より費用が高くなります。
混合ブースターの費用相場は、27,500円~です。
ブースターは、現在のアンテナ工事では多くのケースで設置されるため、見積もり時に必ず確認しておきましょう。
アンテナ交換・撤去工事の費用相場

アンテナの交換や撤去工事は、テレビの映りが悪くなった場合やアンテナが老朽化した際に行われます。
工事内容としては、電波測定(検波)を行い、最適なアンテナ種類や設置場所を判断したうえで、必要に応じて既存アンテナの撤去を行ったり、アンテナを新設したりします。
状況によっては、ブースターや配線の交換もあわせて行われます。
アンテナは一般的に10年が耐用年数とされており、設置の環境によっては20年使用することもあります。
耐用年数を目安に、交換を検討することをおすすめします。
特に、強風時など悪天候の際にテレビ映りが悪くなる場合、アンテナがすでに不具合を起こしているかも知れません。
破損を放置すると、受信不良だけでなくアンテナの落下リスクもあるため注意が必要です。
安全面と視聴環境の改善のためにも、早めに業者へ見積もり依頼することをおすすめします。
費用相場は、撤去・処分費それぞれが5,500円~となっています。
交換工事の場合は、新たに設置するアンテナの設置費用が加算されます。
アンテナを交換するときは、取付け金具やブースターなども交換することが多いですが、予算など事情がある場合には前もって業者へ伝えておきましょう。
ー電界強度に関する記事ー
☞【電界強度とは?地デジの強・弱電界地域や最適なアンテナ選びを徹底解説】
ー参照ー
☞【みずほアンテナ料金表】
【業者別】料金比較表(大手専門業者5社+家電量販店+ハウスメーカー)
アンテナ工事の費用は依頼先によって大きく異なるため、業者ごとの料金比較は非常に重要です。
同じ工事内容でも、依頼先によって数万円以上の差が出ることがあります。
以下の4つの依頼先から、料金を比較してみましょう。
✓ 家電量販店の料金目安
✓ ハウスメーカー・工務店経由の料金目安と中間マージンの仕組み
✓ 町の電気屋さん・個人業者の料金傾向
それぞれの特徴を把握することで、自分に合った依頼先を選びやすくなります。
アンテナ専門業者の料金比較
| 業者名 |
みずほ アンテナ |
電翔 |
ライフ テックス |
あさひ アンテナ |
クラウン クラウン |
|
地デジ アンテナ |
24,200円〜 | 44,000円〜 | 18,480円〜 | 24,200円〜 | 75,900円〜 |
|
BS/CS アンテナ |
19,800円〜 | 31,100円〜 | 17,380円〜 | 19,800円〜 | 要確認 |
| セット工事 | 44,000円〜 | 66,300円〜 | 要確認 | 要確認 | 99,000円〜 |
| 保証 | 10年 | 要確認 | 要確認 | 要確認 | 要確認 |
(情報は2026年4月25日現在)
全体的な相場は、地デジ単体で2〜4万円前後、BS込みで4〜6万円程度です。
弊社「みずほアンテナ」は、極端な安価には設定しておりません。
安さ重視の安かろう悪かろうといった業者よりも、高い施工品質・対応スピード・施工後10年保証のバランスを重視した業者を目指しております。
特にアンテナ工事を初めて依頼する方にとっても安心できるサービスを心がけております。
ご利用者様からもそうした点を高くご評価いただいております。
家電量販店の料金目安
アンテナ工事の専門業者は中間業者を挟まないため、料金は比較的安価に設定されています。
そして、専門業者ゆえの高い施工技術が安心です。
施工後の保証制度がしっかり明示されている点も安心して利用できる理由の一つです。
従って、アンテナ工事の専門業者は、施工品質と料金のバランスが良いとされています。
アンテナ工事は料金だけでなく、施工品質や保証内容も重要な比較ポイントです。
単純な価格の安さだけで判断せず、サービス内容やアフターサポートまで含めて総合的に判断することが大切です。
代表的なアンテナ工事専門業者5社の料金相場を比較すると以下の通りです。
| 業者名 |
ヨドバシ カメラ |
ビックカメラ | ヤマダ電機 |
|
地デジ アンテナ |
要確認 | 18,700円〜 | 調整中 |
|
BS/CS アンテナ |
要確認 |
11,000円〜※ |
調整中 |
| セット工事 | 要確認 | 要確認 | 調整中 |
| 特徴 |
ポイント還元 |
※は手間賃 のみで別途 アンテナ代 |
見積もり 3,300円 |
(情報は2026年4月25日現在)
家電量販店ではアンテナの設置工事に力を入れていないこともあり、積極的に料金を公開しておらず、購入時に相談する流れになっています。
利用者の声などによると、専門業者と比べて1〜2万円ほど高い料金設定のようです。
その理由は、実際の施工を下請け業者に委託しているため、中間マージンが発生するためです。
また、出張費や部材費などが別途かかる場合もあるので、詳細に確認をとる必要があります。
・ 店舗で直接相談できる安心感
・ ポイント還元や家電とまとめて購入できる
・ 大手ブランドによる信頼性
・ 料金が割高になりやすい
・ 工事業者を選べない
・ 細かい要望が伝わりにくい
「多少高くても安心を優先したい人」には向いていますが、高い施工品質やコスト面を重視するならアンテナ工事専門業者の方が適しています。
ハウスメーカー・工務店経由の料金目安と中間マージンの仕組み
・ 新築時にまとめて依頼できる
・ 打ち合わせの手間が少ない
・ 住宅ローンに組み込める可能性がある
・ 料金が割高
・ アンテナ工事の業者を選べない
・ 工事内容が不透明になりやすい
「手間をかけたくない人」には向いていますが、コストを抑えたい場合は直接業者に依頼する方が合理的です。
町の電気屋さん・個人業者の料金傾向
町の電気屋さんや個人業者は、料金の幅が広く「当たり外れが大きい」のが特徴です。
相場としては、地デジアンテナで2万〜4万円、BS込みで4万〜7万円程度と、専門業者に比べてやや高めの目安です。
価格が安く見えても、追加費用(部材・出張費など)が後から発生することもあるため、事前の見積もり確認が重要です。
部材は専門業者のような一括購入ができないため、割高になる傾向があります。
・ 地域密着で柔軟な対応
・ 急なトラブルにも対応してくれる
・ 顔が見える安心感
・ 料金や品質にバラつきがある
・ 保証内容が弱い場合がある
・ 最新機器や施工に弱いこともある
アンテナ工事を専門としていない業者の場合、電波測定や最適な設置位置の判断が不十分なこともあり、施工後に映りが不安定になるリスクもあります。
また、配線処理や防水処理が甘いと、後々の故障や雨漏りにつながる可能性もあるため注意が必要です。
専門知識や経験の差が仕上がりに大きく影響する点は見逃せません。
さらに、トラブル発生時の対応が遅れたり、原因特定に時間がかかるケースもあるため、結果的に手間や費用が増える可能性もあります。
信頼できる業者に当たれば非常に良い選択ですが、そうでない場合のリスクは大きいといえます。
口コミや実績をしっかり確認して選ぶことが重要です。
アンテナ工事を安く抑える7つのコツ
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✓ ネット専門業者に直接依頼して中間マージンを省く
✓ セット割引・キャンペーン・光回線同時申込みを活用する
✓ 閑散期(春・秋)を狙って依頼する
✓ 不要なオプション工事を見極める
✓ 火災保険の適用を確認する
✓ 自治体の補助金・助成金を調べる
以上の7点から、アンテナ工事を安く抑えるコツを伝授します。
適切な方法を選ぶことで、品質を落とさず費用を賢く節約できます。
複数社から相見積もりを取る
アンテナ工事の費用を適正に比較するためには、複数社から相見積もりを取ることが重要です。
ネット系のアンテナ専門業者では、ホームページに掲載されている料金はあくまで基本料金であり、ブースターや分配器などの周辺機器費用が含まれていないケースも少なくありません。
また、税込・税抜の表記が混在している場合もあるため、見た目の価格だけで判断するのは危険です。
必ず複数の業者に見積もりを依頼し、総額で比較しましょう。
なお、見積もりを提示せずに工事を始めたり、相見積もりを嫌がったりする業者は注意が必要です。
事前説明のない追加請求など、トラブルにつながる可能性があるため避けるのが賢明です。
さらに、保証内容やアフターサービスの有無も確認しておくと安心です。
ネット専門業者に直接依頼して中間マージンを省く
工務店やハウスメーカー、家電量販店、ホームセンターなどにアンテナ工事を依頼すると、実際の施工は下請け業者が行うケースが多く、中間マージンが発生します。
そのため、同じ工事内容でも費用が割高になる傾向があります。
また、本業がアンテナ工事以外の業者が担当する可能性も十分にあり、施工品質にばらつきが心配されます。
一方、アンテナ工事の専門業者に直接依頼すれば、自社スタッフが対応することが多く、余計な仲介費用がかかりません。
結果として、費用を抑えつつ安定した高い施工品質を期待できる点が大きなメリットです。
さらに、専門知識に基づいた最適な設置提案や電波調整も受けられ、施工後の保証も長期間付与され、長期的な安心感に繋がります。
セット割引・キャンペーン・光回線同時申込みを活用する
アンテナ工事の費用は、各社が実施しているキャンペーンやセット割引を活用することで大きく抑えられます。
例えば、光回線の同時申込みでキャッシュバックが受けられるキャンペーンや、地デジとBS/CSアンテナの同時設置による割引などがあります。
弊社「みずほアンテナ」でも、セット工事による割引をご用意しており、個別の工事よりお得な料金設定でサービスを提供しております。
このような特典内容は業者ごとに異なるため、単純な工事費だけでなく、割引や特典を含めた総額で比較することが重要です。
相場を把握したうえで、自宅の状況に合ったプランを選ぶことで、より賢く費用を抑えられます。
とりわけ期間限定の特典は割引率が大きい傾向にあるので、見逃さずチェックしましょう。
閑散期(春・秋)を狙って依頼する
アンテナ工事の料金は、依頼する時期によって変動することがあります。
アンテナの設置や撤去は引っ越しに伴って工事することがおおいため、引っ越しの閑散期や繁忙期と比例する傾向があります。
引っ越しシーズンと重なる2月下旬~4月は繁忙期となり、予約が取りにくくなるだけでなく、価格も高くなりがちです。
中でも3月後半は新生活直前のピークで、多くの業者が最も忙しくなります。
一方で、5月以降や秋、また12月~1月は比較的依頼が少ない閑散期にあたります。
この時期はスケジュールに余裕があるため、値引きや柔軟な対応が期待できる場合もあります。
急ぎでなければ、こうした閑散期を狙って依頼することで、費用と日程の両面でメリットを得られるでしょう。
不要なオプション工事を見極める
アンテナ工事では、ブースターや分配器、追加配線などのオプション工事が提案されることがあります。
しかし、すべてが必ずしも必要とは限りません。
例えば、電波状況が良好な地域であればブースターは不要な場合もありますし、テレビの設置台数が少なければ分配器も必要ないケースがあります。
また、既存の配線が利用できる場合は、新たなケーブル延長工事も不要です。
見積もり時には「なぜ必要なのか」をしっかり確認し、納得できない項目は再検討しましょう。
不要なオプションを省くことで、無駄な出費を防ぐことができます。
さらに、将来的なテレビ増設や環境変化も考慮し、本当に必要な設備だけを選ぶ視点も重要ですので賢く判断しましょう。
火災保険の適用を確認する
アンテナ工事の費用を抑える方法として、火災保険の適用可否を確認することも重要です。
火災保険は火事だけでなく、台風・強風・大雪・落雷・雹などの自然災害による被害も補償対象となる「総合保険」です。
例えば、強風でアンテナが倒れたり、雪の重みで破損したりした場合は「風災補償」や「雪災補償」が適用され、修理費用が実質0円になるケースもあります。
ただし、経年劣化による故障や地震による損害、免責金額以下の軽微な被害は保険対象外となるため注意が必要です。
また、契約内容によって補償範囲が異なるため、事前に加入している保険内容を確認しておきましょう。
被害発生後は写真を残し、早めに保険会社へ連絡することがスムーズな申請に繋がります。
アンテナ工事の専門業者であれば、保険申請に使用できるような写真を撮りながらの作業もできるので相談してみましょう。
自治体の補助金・助成金を調べる
アンテナ工事では、自治体や国の補助制度を活用できる場合があります。
代表的なものとして、総務省が実施する「デジタル混信対策」の補助制度です。
電波干渉によって地デジが正常に視聴できない場合、高性能アンテナへの交換や共聴設備の改修費用の一部が補助される制度です。
この制度はアンテナの新規設置工事ではなく、現在の受信障害の改善を目的とした工事が対象です。
補助金の内容や条件は地域ごとに異なるため、自治体の公式サイトや窓口で最新情報を確認してみましょう。
条件に該当すれば、費用負担を大きく軽減してアンテナ工事をできる可能性があります。
「デジタル混信対策」の詳細は総務省のHPで確認できます。
安すぎる業者に注意!悪質業者の見分け方

✓ 保証なし・手抜き工事のリスク
✓ 信頼できる業者の5つのチェックポイント
以上の3つのポイントを知ることで、悪質業者を見抜けるようになることに繋がります。
見積もりを依頼する前にしっかり確認することで、トラブルを未然に防ぐことができます。
追加料金を後出しする手口
極端に安い料金を提示する業者の中には、契約後に追加料金を請求するケースがあります。
例えば、最初は「格安」を強調して契約を取り、工事当日に「ブースターが必要」「配線が追加になる」などと理由をつけて費用を上乗せする手口です。
特に、事前見積もりを提示せずに工事を始めたり、相見積もりを嫌がったりする業者は注意が必要です。
また、見積もり書に記載されていない項目を後から請求する業者も存在します。
聞いていないと断っても、すでに工事後だと納得できなくても支払ってしまうことがあります。
こうしたリスクを避けるためには、必ず書面での見積もりを確認し、「追加費用が発生する条件」まで事前に説明を受けておくことが重要です。
保証なし・手抜き工事のリスク
アンテナ工事では、施工後の保証内容も重要な判断基準です。
しかし、業者の中には「保証あり」と謳いながら、実際には保証書を発行せず保証をなかったことにしようとする業者や、トラブル時に対応しない悪質なケースも存在します。
保証書が手元にない場合、万が一不具合が発生しても無償対応を受けられない可能性があります。
また、極端に安い料金設定にしている業者では、コスト削減のために施工品質が低くなるリスクも否定できません。
依頼前には、保証期間・保証範囲・対象外条件を具体的に確認し、書面での発行があるかをチェックしましょう。
さらに、迅速なアフター対応が可能かどうかも含めて比較することで、安心して任せられる業者を選ぶことができます。
信頼できる業者の5つのチェックポイント
信頼できる業者を見極めるためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
アンテナ取付工事の流れは?

アンテナ取付工事の流れをステップ方式でご紹介します。
レビ視聴の確認など一部の作業で室内に入らせていただくこともございますので、その際にはご対応をお願いする形となります。
アンテナ取付工事投じる作業と工事の時間
アンテナ取付工事を行う上で、作業員が投じる作業は以下の通りです。
これらの作業にかかる時間は、おおよそ2〜3時間ほどです。
工事内容によっては、作業が1時間以内に完了することもあります。
前述でも申し上げたとおり、工事は基本的に屋外での作業がほとんどとなりますので、作業中も通常通り生活をおくっていただけます。
しかし、テレビ視聴の確認など一部の作業で室内に入らせていただくこともございますので、その際にはご対応をお願いする形となります。
アンテナ取付工事は自分でできる?

アンテナ工事を行うために必要な資格などはありませんので、ご自身でアンテナ取付工事を行うことは可能です。
最近ではアンテナ本体は家電量販店に限らず、Amazonや楽天など通販などでも手軽に購入できます。
また、設置方法もYoutubeなどの動画で学べることから、工事費用の節約として自分で行いたいと考える方は一定数いらっしゃいます。
しかし、アンテナ工事をご自分で行うには、ある程度の専門機器や専門知識、リスクに対する覚悟が必要になります。
アンテナ工事は決して簡単な作業ではありません。
特別な資格は求められなくとも、安全に工事を行う上でアンテナに関する知識や工事の経験は必須となります。
ご自分に限らず、最悪のケースでは近隣住宅に迷惑をかける可能性も考えられますので、慎重に検討されることをお勧めします。
アンテナ工事の費用に関するよくある質問(FAQ)

アンテナ工事の費用については、特に初めて依頼する方にとって分かりにくい点も多く、不安を感じる方も少なくありません。
そこで本項では、費用に関して特によく寄せられる疑問を分かりやすく解説します。
✓ 追加料金が発生するのはどんなケース?
✓ 賃貸物件のアンテナ工事費用は誰が負担する?
✓ アンテナ工事に住宅ローンは使える?
✓ 工事費用の支払い方法は?クレジットカード対応?
以上の5つの質問をご紹介します。
事前に疑問を解消しておくことで、安心してアンテナ工事を依頼でき、不要なトラブルを防ぐことにも繋がります。
見積もりは無料?現地調査費用はかかる?
業者によるので必ず事前に確認しましょう。
多くのアンテナ工事業者では見積もり自体は無料としている場合が多いですが、現地調査に伴う出張費が発生するケースもあります。
相場は5,500円~11,000円程度で、工事を行わなくても請求される場合があるため注意が必要です。
また「出張費無料」と記載があっても、当日工事を行う場合のみ無料といった条件付きのこともあります。後
からトラブルになりやすいポイントなので、問い合わせ時に費用の有無や条件を必ず確認しておきましょう。
追加料金が発生するのはどんなケース?
追加料金が発生する主なケースは、高所作業や部材の追加が必要になった場合です。
屋根上や2階以上の外壁、屋根裏などに設置する際は高所作業費など別途作業代が加算されることがあります。
また、3階建て以上では足場や高所作業車が必要となり、費用が大きく上がることもあります。
さらに、アンテナからテレビまでの配線距離が長い場合には同軸ケーブルの延長費用が発生する可能性もあります。
設置場所や住宅環境によって費用は変動するため、事前に詳細な見積もりを確認することが重要です。
どのような項目で発生するか、その料金も業者によるので必ず事前に確認しましょう。
賃貸物件のアンテナ工事費用は誰が負担する?
賃貸物件では、地デジアンテナは「共同アンテナ」が設置されていることが多く、その場合、管理会社やオーナーが費用を負担するため入居者の自己負担はありません。
一方、BS/CSアンテナは個人で設置するケースも多く、その場合は自己負担となります。
ただし、設置の可否については管理規約などを必ず確認しましょう。
不動産に傷つかない方法限定で許可されているなど、詳細な規則がある可能性もあります。
不明な場合は管理会社やオーナーに聞きましょう。
なお、前の入居者が残した設備がある場合、契約内容によっては自己負担になることもあるため、勝手に使う前に契約書や管理会社へ確認しましょう。
アンテナ工事に住宅ローンは使える?
新築時にアンテナ工事を行う場合、住宅ローンに費用を組み込めるケースがあります。
ハウスメーカーや工務店に建築と同時に依頼することで、建築費とアンテナ工事費をまとめてローンに含めることが可能です。
ただし、すべての業者が対応しているわけではないため、事前確認が必要です。
また、ハウスメーカーからすすめられた業者以外の業者に依頼した場合、ローンに含められず現金払いになるケースもあるため注意しましょう。
事前に支払い方法や条件を確認しておくと安心です。
工事費用の支払い方法は?クレジットカード対応?
アンテナ工事の支払い方法は業者によって異なり、現金のみ対応のところも少なくありません。
一方で、クレジットカードやキャッシュレス決済に対応している業者は、一定の信頼を得ているともいえます。
ただし、カード決済手数料を利用者に負担させる悪徳な業者もあるため注意が必要です。
本来、手数料は業者側負担が原則ですので、事前に手数料の有無を確認しておくと安心です。
支払い方法の選択肢が多い業者を選ぶことが、トラブル回避にも繋がります。
アンテナとケーブルテレビはどちらがお得?
アンテナとケーブルテレビにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
ランニングコスト面で比較すると、圧倒的にテレビアンテナがお得です。
ケーブルテレビには初期工事費用と月々の使用量が発生しますし、加えて複数テレビで視聴する場合には追加で料金が発生することもございます。
一方、テレビアンテナは初期費用はかかるものの月々の費用は発生しません。
また、一つのアンテナで各お部屋でテレビを視聴することが可能です。
現在のアンテナの寿命は20年ほどと言われていますが、20年間のランニングコストで比べると20万円~30万円も差が付きます。
それぞれのメリットとデメリットを把握した上で、ランニングコストを比較してみることをお勧めします。
まとめ

こちらの記事では、アンテナの取付工事費用の相場やその内訳、工事の流れなどアンテナ工事の基本的な内容をご紹介しました。
依頼する業者の選択肢は沢山ありますが、すべてに共通してメリットとデメリットが存在します。
その為、ご自身がどのポイントを優先して決めるかはとても大切なことです。
金額で決める人もいれば、安心感や保証を重要しするなどその基準は人それぞれです。
損をしないためにも複数業者から見積もりを取り比較し、お客様の希望に一番沿う依頼先が見つかるよう祈っています。
ー関連記事ー
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