感度は良好?室内にあっても違和感がないおしゃれなデザインアンテナとは

地上アナログ放送の時代、テレビ用のアンテナの主流は八木式アンテナと呼ばれるものでした。

デジタル放送に移行してからも八木式アンテナを利用している人は多いのですが、新しく誕生したデザインアンテナを設置する人も増えています。

集合住宅では地上波放送用のアンテナは最初から設置されているので、アンテナの種類について詳しく知らないという方も多いでしょう。

しかし、一戸建てを購入するなら自分でアンテナを選ぶことになります。

八木式アンテナとデザインアンテナの違いを知り、自分の家に適したアンテナを選択しましょう。

 

 

【デザインアンテナと従来のアンテナの違いは?】

 

八木式アンテナとデザインアンテナの違いは、見た目と設置場所にあります。

八木式はアンテナの金属部分がむき出しで魚の骨のような見た目をしています。

大きさはアンテナによって異なりますが、幅も高さも1mを超えるものが多いです。

設置場所は基本的に屋根の上です。ただ、屋根の形によっては設置できないケースもあるので、その場合はベランダの柵などに設置することになります。

一方、デザインアンテナの見た目は平たくてコンパクトです。

アンテナ本体は樹脂製の箱に収まっていて長方形のシンプルなものが多いですが、六角形などおしゃれな形のアンテナもあります。

カラーもさまざまです。

サイズが小さいので、外壁やベランダ、BS・CSアンテナの支柱などさまざまな場所に取り付けられます。

電波状況が良ければ屋根裏に取り付けたり、室内にそのまま置いたりしても受信可能です。

 

【デザインアンテナでも感度に変わりはない?】

 

アンテナの受信感度は指向性の鋭さによって決まります。

まったく指向性のないアンテナの場合はすべての方向について受信感度の差がありません。

これを基準としたとき、アンテナに指向性を付けるとその方向には受信感度が高くなり、付けていない方向には低くなります。

つまり、電波を受信する方向がずっと変わらないなら、指向性が付いているアンテナをその方向に向ければ感度良く受信できるということです。

また、指向性を鋭くするほど感度は良くなります。八木式アンテナは長い一本の棒を軸にして素子と呼ばれる横棒が何本も付いています。

素子が多いものほど指向性は鋭いです。

一方、デザインアンテナは八木式アンテナと構造は異なりますが、製品には「○○素子相当」といった表示があり八木式アンテナと性能が比較できるようになっています。

一般的な八木式アンテナは20素子前後のものが多いので、デザインアンテナに20素子相当と書かれていれば八木式アンテナと性能の差はほとんどないということです。

では、八木式アンテナとデザインアンテナは同じレベルで受信できるのかというと、そうではありません。問題は設置する高度にあります。

地上波デジタル放送ではUHFという電波が使われていますが、UHFは障害物をあまり回り込まないため建物などで遮られると受信できない可能性があります。

ですから、できるだけ高い場所にアンテナを設置すると、建物に邪魔されにくく電波状況が安定しやすくなるのです。

八木式アンテナは屋根の上に設置できるように設計されていますが、デザインアンテナは屋根より低いところに設置することを想定しています。

受信性能自体は変わらないものの、設置する場所の違いから八木式アンテナの方が安定して受信できるケースが多いです。

ただし、これは電波が弱い地域や目の前に建物がある場合の話で、低い場所でもきちんと電波が届く状況ならデザインアンテナでも問題はありません。

また、八木式アンテナは屋根の形状によっては設置できないこともあるので、そういった場合は八木式アンテナとデザインアンテナに性能の差はないといっていいでしょう。

 

【デザインアンテナのメリットと注意点】

 

デザインアンテナの最大のメリットはその見た目です。

すっきりしていてコンパクトなので家の外観を損ねません。

外壁と同じ色のものを選べば、より目立たなくなります。

また、アンテナ本体が箱に収まっているので破損したり消耗したりしにくいのも特徴です。

一般的にアンテナは、形状によっては強風や大雪で向きがずれてしまって電波を受信できなくなることもあります。

しかし、壁にぴったり取り付けられるデザインアンテナなら強風や大雪でも影響は少ないです。

こういったデザイン性によるメリットがデザインアンテナの優れた点といえるでしょう。

また、設置する場所が低いことに関してもデメリットばかりではなく、取り付け工事や修理がしやすいというメリットにもなります。

反対にデザインアンテナを選ぶ際の注意点は、先ほど述べたように八木式アンテナに比べて受信できる電波強度が弱くなりやすいことです。

他にも、設置したときは見通しが良くても後から建物ができて電波が遮られる可能性があること、基本的に八木式アンテナより費用が高いものが多いことが挙げられます。

デザインアンテナを選択肢に入れる際はこういった点も頭に入れておきましょう。

 

【アンテナを選ぶ時は見た目も視野に入れてみよう】

 

従来、地上波放送用のアンテナとして使われてきた八木式アンテナには、高い位置に設置するため受信しやすいこと、比較的費用が安いことというメリットがあります。

しかし、デザインアンテナも受信性能では劣らず、ケースに覆われている、風の影響を受けないように設置できるといった点から耐久性が優れています。

そして、見た目がおしゃれということも大きな特徴です。

いかにもアンテナといった形ではないので室内においても違和感はありません。

名前の通り、デザイン性に優れたアンテナです。

一戸建てを購入する際はデザインアンテナも選択肢の一つになるでしょう。

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