雪が降ると映りが悪い!テレビアンテナの雪対策5選や修理の相場を紹介

公開日 2023/12/21

雪が降ると映りが悪い!テレビアンテナの雪対策5選や修理の相場を紹介

雪が降るとテレビ画面にノイズが走る、そんな症状でお困りではありませんか。

 

テレビ視聴には欠かせない”テレビアンテナ”ですが、天候に左右されてしまうことも。

 

特に積雪はテレビアンテナにとって、少し厄介な存在です。

 

積雪が多い地域で

「テレビ映りが悪くて困っている」

「テレビアンテナを取り付けたいけど雪が心配」

 

といったお悩みを解決する5つの方法を紹介します。

 

 

 

 

雪がテレビアンテナにもたらす影響

雪がテレビアンテナにもたらす影響

テレビアンテナは、電波塔から発信されている地デジ衛星放送の電波を受信するための機器です。

 

自宅近くの最も出力の高い電波に向けてアンテナを設置するのが一般的です。

 

しかし、何らかの影響で受信環境が悪くなり、映りが悪くなったり全く映らなくなってしまうといった症状が出てしまうことも。

 

そんな時には慌てず、まず原因を探ることが解決への近道となります。

 

余計な修理費用をかけないためにも、最適な方法で改善箇所を探ってみましょう。

 

下記で雪によるテレビアンテナの考えられる影響を紹介します。

 

 

 

アンテナレベルが下がりノイズが発生する

アンテナレベルとは、テレビアンテナが受信した電波の強度を指します。

 

電波塔とアンテナとの間に、障害物が多いとアンテナレベルを下げてしまう要因となってしまいます。

 

ここでいう障害物とは、樹木や大きな建物、高速道路、そして大雨やなどが挙げられます。

 

雨や雪は一時的な気象現象なので、天候が回復するとアンテナレベルが回復し、映りがもとに戻るのが特徴です。

 

雨や雪が降っている日だけテレビ映りが悪くなる、もしくは全く映らなくなってしまうといった症状が現れてしまうのです。

 

アンテナレベルはお手持ちのテレビの設定画面から確認することができます。

 

雪が降っている日と、そうでない日のアンテナレベルを確認してみましょう。

 

 

 

アンテナ倒壊の危険性がある

雪でアンテナ倒壊の危険性がある

地上デジタル放送用のアンテナ、八木式アンテナは屋根上に設置することが多く、屋根上に積雪してしまうとアンテナを支える金具やワイヤーが壊れてしまう可能性があります。

 

そしてアンテナ自体にも雪が積もってしまうと、曲がったり折れてしまい機能しなくなってしまうことも。

 

壊れてしまうのも避けたいですが、アンテナの落下による人体への怪我のリスクが一番避けるべき注意点です。

 

積雪量の多い地域では、八木式アンテナの設置に工夫が必要です。

 

また、下記の雪対策5選でも詳しく紹介しますが、その他の種類のアンテナを利用すれば、積雪量の多い地域でもテレビアンテナを諦めなくて済むかもしれません。

 

八木式アンテナを利用していて、壊れてしまうのではないかと不安な方は是非参考にしてください。

 

 

 

テレビアンテナ雪対策5選

テレビアンテナ雪対策5選

雪がテレビアンテナにもたらす影響は、故障のリスクや受信障害などが挙げられますが、いくつかできる対策があります。

 

自分でできる方法もあれば、業者に依頼した方が良いケースもあります。

 

業者に依頼した方がいい場合は主に、

 

・アンテナが高い位置にあり高所作業になる

・アンテナの方向調整が難しい

 

など理由は様々です。

 

自分でやってみて危険を感じる、またはどうしてもうまく電波を受信できないといった時は迷わず業者を利用しましょう。

 

 

 

 

 

デザインアンテナを利用する

デザインアンテナ

デザインアンテナは平面アンテナとも呼ばれ、ボックス型をした四角い薄型のアンテナになります。

 

デザイン性も高く性能も良いので新築を建てた方に人気の地デジアンテナです。

 

しかし新築だけでなく、積雪が多い地域の戸建てにもおすすめです。

 

八木式アンテナは雪が上に積もって倒壊の恐れがありますが、デザインアンテナであれば薄型なので雪が積もって倒れたりする危険性は無いと考えてよいでしょう。

 

さらに、デザインアンテナであれば、屋根裏などの屋内に設置できることがあります。

 

屋内設置が実現できれば、雪で故障してしまう心配はありません。

 

しかし、屋内設置は壁を隔てている分電波が弱まる可能性があるので、受信時に繊細な調整が必要となります。

 

また屋根裏設置は宅内の配線状況を正確に理解していないと、難しい作業になります。

 

他にも、ブースターを取り付けて調整が必要になったりと素人には難しい作業になるので、

 

デザインアンテナを希望する場合はアンテナ業者などのプロに依頼した方が良いでしょう。

 

 

アンテナを雪の影響が少ない場所に移設する

アンテナを雪の影響が少ない場所に移設する

既に取り付けているアンテナが雪が積もりやすい場所に設置されている場合は、アンテナの移設を検討しましょう。

 

屋根上のアンテナもそうですが、ベランダの柵に設置しているパラボラアンテナなども角度によっては雪が積もりやすい場合もあります。

 

パラボラアンテナは比較的自分でも取り外し安い位置に設置されているので、冬季だけ取り外し春になるまで室内に保管しておく方もいらっしゃいます。

 

他には軒下に移設するなど雪の影響が少ない箇所に移動するという手も。

 

アンテナ業者に相談すれば、電波環境とともに最適な箇所を提案してくれるでしょう。

 

 

 

融雪アンテナを取り付ける

融雪アンテナを取り付ける

画像:融雪装置付75形BS・110度CSアンテナ BCH752S

ヒーター内蔵の、融雪アンテナに切り替えるのもおすすめです。

 

雪を解かすのを目的に、アンテナ自体が温まる機能が付いた優れものです。

 

温度を感知して、自動で電源のオン・オフが切り替えられます。

 

ベランダや手の届く位置に設置しているアンテナであれば、手や法規などで自分で雪を払うことができますが、

 

映りが悪くなるたびに寒い中その作業を行うのは大きなストレスになるでしょう。

 

アンテナは高所に設置されていることも多いので、手作業ではなく融雪機能が付いたアンテナに切り替えてみてはいかがでしょうか。

 

アンテナ専門業者であれば、「融雪アンテナを取り付けたい」と相談すれば、案内してくれるでしょう。

 

 

アンテナカバーを取り付ける

アンテナカバーを取り付ける

Amazon:アンテナカバー(BS/CSアンテナ用)

積雪による受信障害を軽減するためのアンテナカバーを取り付けるのも良いでしょう。

 

電波障害を軽減するだけでなく、アンテナ本体を雪から守る役割もあります。

 

BSアンテナのお皿のような部分だけを覆うタイプのものや、アンテナ全体を覆うことができるタイプの商品もあります。

 

 

 

 

撥水・融雪スプレーを活用する

撥水・融雪スプレーを活用する

Amazon:離雪シリコンアクリルスプレー生 ミニ 160ml TU-SANM

アンテナに撥水塗料や融雪スプレーを塗ることで雪を付着しにくくすることができます。

しかし、豪雪地域などでは、塗料やスプレーの効果が追い付かないほど降り積もってしまうため、万全の策とは言えません。

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 

雪のせいじゃないかも?考えられるその他の原因

雪のせいじゃないかも?考えられるその他の原因

雪や雨など悪天候の日にテレビの映りが悪くなると、原因は雪なのではと思ってしまいがちですが、実はそれ以外にもアンテナレベルを低下させている原因が潜んでいることもあります。

 

 

気候による電波障害と症状が似ているので、自分で原因を追究するのは難しいでしょう。

 

そんな時はアンテナ業者に修理や調査を依頼すると良いでしょう。

 

調査の依頼をするときに、どんな時にどのような症状が出てしまうのか、どのようなエラーコードが出ているかなど、正確に伝えることができるとより詳細な見積もりを聞き出すことができるでしょう。

 

そのために下記を参考にして、自宅のテレビの症状と比べてみてください。

 

 

元々アンテナが劣化していた

使用しているアンテナの使用年数を確認しましょう。

 

アンテナの寿命は一般的に10年ほどです。

 

さらに、雪の影響などの環境を考慮すると、さらに寿命が短くなっていることも。

 

アンテナの電波受信箇所などに錆など、劣化が見受けられる場合交換時期が近付いているかもしれません。

 

テレビ映りが悪くなったり、アンテナレベルがどうしても低下してしまうといった場合は修理や交換のサインです。

 

天候が回復し、雪が積もっていない日でも映りが悪い場合はアンテナ機能のパフォーマンス低下が原因の可能性が高いので、交換を視野に入れると良いでしょう。

 

 

 

アンテナケーブルが断線・劣化している

アンテナに異常はないこともあります。

 

アンテナとテレビを繋ぐ、ケーブルの劣化や断線の可能性です。

 

さらには、そのケーブルを接続している分配器やブースターといった周辺機器が故障している可能性も考えられます。

 

アンテナケーブルは宅内の壁の中を通っていたり、分配器やブースターは普段目にする場所に取り付けられていないことも多いので、原因箇所を見つけるのは困難です。

 

テレビ周りの配線など簡単に確認できるところからチェックをし、それでも見つからない場合は業者に見てもらうのが良いでしょう。

 

 

 

アンテナ修理の費用相場

アンテナ修理の費用相場

アンテナ修理の費用相場は以下の通りです。

修理内容

費用相場

アンテナ交換

新規取り付け費用+撤去費用

アンテナ方向調整

5,000円~30,000円

アンテナ立て直し

10,000円~30,000円

ブースター交換/追加

10,000円~30,000円

アンテナ撤去

5,000円~10,000円

配線工事

10,000円~

みずほアンテナのアンテナ料金案内はこちら

 

アンテナが雪で傾いたり、倒れたりした時は早急に修理が必要です。

 

できるだけ早く駆け付けてくれるアンテナ業者に連絡をしましょう。

 

アンテナは2階以上の外壁や屋根の上に設置されていることが多く、修理や現状確認は高所作業です。

 

高所作業は慣れない方には転倒事故のおそれがあり危険です。

 

また、雪のせいでアンテナの向きや位置がズレてしまうことがあります。

 

アンテナが正確に位置していない場合、信号の強度や品質が低下し、映像や音声の不良、ノイズ、受信不能などの問題が生じる可能性があります。

 

アンテナの位置は周囲の環境によっても影響を受けます。

 

アンテナの位置調整や修正には専門知識と経験が必要です。

 

 

アンテナ修理は専門業者に依頼した方が安全

アンテナ修理は専門業者に依頼した方が安全

アンテナに修理が必要になったとき、自分で直すことはできるのでしょうか。

 

結論としてはおすすめできません。

 

恐らく自分で修理しようと考えた方の多くは、業者に依頼するより安上がりと思ったからではないでしょうか。

 

実は案外そうとは限りません。

 

アンテナの修理工事に必要となる工具機器などがいくつもあるためです。

 

あとから工具などを買い足して、気付いたら”初めから業者へ依頼したほうがかえって安く済んだ”ということも。

 

一番の懸念点は、安全面です。

 

アンテナの設置場所によっては屋根の上や2階以上の高さの壁面まで登らなければなりません。

 

不慣れな方の高所作業は大変危険です。

 

アンテナ工事はテレビとの調整もあり、プロの方以外は2人以上で作業を進めると効率的です。

 

しかし二人作業はご家族やご友人を事故に巻き込む可能性がさらに高まります。

 

作業する人自身の転落や怪我の危険性もありますし、部品や機材などを落として周囲の方を巻き込む事故を起こす可能性もあります。

 

それと屋根の上へ登る場合、屋根を傷めつけてしまうかも知れず、屋根の修理代がかかることも考えられます。

 

ご自身でアンテナを修理することは、様々なリスクを考えた上での判断が求められます。

 

 

 

 

 
 
 
 

まとめ

テレビアンテナ雪対策まとめ

雪のせいでテレビが映らなくなってしまう場合は、天候が回復するのを待てば、映りが改善することがほとんどです。

 

 

しかし、雪がアンテナを壊してしまったり、倒れて落下する危険性がある場合は早急にアンテナ業者に相談をし、指示や修理を仰ぎましょう。

 

雪が止むのを待ってみて、それでも改善しない場合はアンテナの交換や修理が必要になります。

 

しかし、修理工事は内容によって金額が変動するので、実際どのくらいかかるのだろう・・・と不安な方も多いはず。

 

そんな時は3~4社のアンテナ専門業者で、詳しく症状を伝え相見積もりを行うのがベストです。

 

金額の詳細を教えてくれる業者が安心です。

 

みずほアンテナは新規設置はもちろん、他社で取り付けたアンテナの修理も承ります。

 

まずはみずほアンテナの無料見積もりをご利用ください。

 

 

 

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みずほアンテナ編集部
年間3万件以上の施工実績を誇るみずほアンテナの専門チームがテレビアンテナ工事について初心者の方にも分かりやすく解説します。

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