2011年にアナログ放送からデジタル放送に切り替わり、日本各地で地デジ電波が普及されました。
アナログ放送時代には難視聴地域と言われていたエリアでも、問題なく電波を受信できるようになってきたのです。
さらに、メンテナンスやランニングコストの観点から共同アンテナの廃止を決定する地方自治体や管理組合が増えています。
「共同アンテナの廃止通知が来たので困っている。」
「テレビの視聴にお金をかけるなんて・・・」
「何でテレビを視聴したらいいか分からない!」
そんなお悩みでお困りの方に必見のコラムです。
共同アンテナとは
共同アンテナはアンテナという名前がついていますが、J:COMなどのケーブルテレビ会社が提供しているものを指します。
そもそもなぜ共同アンテナを利用するのかというと、
ビルやマンションなどの高い建物が建ったことにより地デジ電波を受信できなくなってしまった地域や、
近くに電波塔がなく電波が弱い地域(弱電界地域)に住む住民の為に
マンションの管理組合や地方自治体が無償もしくは格安で提供しているのです。
テレビを視聴する権利・放送を受信できる権利は全ての日本国民に与えられると法律で定められている為、
地デジ受信環境が悪い地域でもテレビを視聴できるようにするのは国や自治体の役割なのです。
共同アンテナが廃止になる理由
東京スカイツリーの移転や電波の届かないエリアを補う中継局が増えてきた近年、
電波状況が改善されてるエリアではメンテナンス費用の増加などによる観点から共同アンテナ廃止の動きが増えてきています。
2011年にアナログ放送からデジタル放送に切り替わったことで、電波受信環境が大幅に改善され、これまで”弱電界地域”や”難視聴エリア”と言われていたエリアが少なくなってきたのです。
そんな共同アンテナの多くは撤去されてきましたが、撤去費用の面からまだ残っている施設もあります。
実際にここ数年みずほアンテナでも、
「長年共同アンテナで視聴していたけれど廃止されるのでアンテナで視聴できるか調べてほしい」
「共同アンテナの廃止でテレビが見られなくなったからアンテナを取り付けたい」
というお客様からのお問い合わせが増えています。
共同アンテナ廃止で突然テレビが映らなくなる?
共同アンテナの廃止が決まっても、事前のお知らせなく突然テレビが映らなくなることはありません。
運用停止や撤去工事の前に、共同アンテナの利用者が個別にテレビ受信していることを確認する義務が総務省より地方自治体や管理組合に課せられています。
必ず、共聴施設の運用を停止する日時や撤去工事の案内等を記載したチラシの配布や個別訪問などにより、共同アンテナを利用している全世帯に対して通知がくるので安心してください。
チラシや配布物、掲示板への張り紙などを、見逃していたということも稀にあるため注意が必要です。
共同アンテナ廃止前にやるべきこと
運用停止のお知らせが来たら、まず撤去工事の有無を確認しましょう。
引き込み線や機器などの撤去工事の立ち合いが必要になるケースがあります。
そして次に、廃止後は何でテレビを視聴するか事前に決めておきましょう。
テレビアンテナは設置したその場ですぐに視聴開始できますが、ケーブルテレビ等は問い合わせから利用開始までおよそ1カ月程度かかるので、すぐに視聴を開始したい方は余裕を持って手配しましょう。
共同アンテナが廃止されるエリアでは、地デジ電波が以前より改善されていることが多いためテレビアンテナで受信できることがほとんどです。
共同アンテナが廃止になった時のテレビ視聴方法
先述したように、共同アンテナの廃止の背景には「電波の改善」があります。
そのため、これまで電波が弱いと言われていた地域でも問題なくテレビアンテナで受信できるようになっていることがほとんどです。
「10年前はアンテナで視聴できない地域と言われた・・・」
「本当にアンテナで視聴できるの?」
という心配はいりません。
テレビ視聴の方法は主に以下3つ。
✓ ケーブルテレビに加入する
✓ 光回線(光テレビ)を利用する
今まで共同アンテナで無償、または格安で視聴していた方は
「テレビを視聴するのにお金をかけたくない」という方が多く、一番気になるのはコスト面でしょう。
以下ではテレビを視聴するための3つの方法のメリット・デメリット、コスト面について詳しく紹介します。
テレビアンテナを新たに設置する
個別でテレビアンテナを設置する方法を紹介します。
3つのテレビ視聴方法の中で最もコストパフォーマンスが高い手段です。
地デジアンテナ工事は初期費用はかかるものの、一度設置したら10年~15年ほどはランニングコストが発生しません。
最新のアンテナは15~20年使用できると言われているので、ケーブルテレビや光回線のランニングコストと比較すると同じ期間内で30万円以上差があります。
またケーブルテレビや光回線では、視聴台数を増やすごとに開通費用や利用料が増額される可能性があります。
特に光回線では視聴テレビを1台増やすごとに約2万円、全部屋でテレビを観ようとした場合、初期費用だけで10万円に上ることもあります。
アンテナの場合、1つの本体で追加工事なく各部屋視聴することができるので初期費用面でも安く済むでしょう。
また、アンテナのメリットは設置してすぐに視聴を開始できる点です。
急な共同アンテナ廃止の通知で急いでいる方におすすめです。
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ケーブルテレビに加入する
地デジ放送を中心にテレビを視聴する場合にはアンテナを設置する方法が最も安価で簡単です。
しかし地域によってはアンテナの設置が禁止されていたり、山や建物に囲まれて電波環境が悪かったりして、希望によらずアンテナが設置できないケースがあります。
またアンテナは八木式アンテナだけでなく、最近はデザイン性の高いデザインアンテナやユニコーンアンテナ等の種類が主流になりつつあり、かつ設置場所も屋根裏等の自宅の外観からは一切見えない場所に設置する方法もあります。
弱電界地域のためやむを得なくケーブルテレビにされていた方が、2011年の地デジ移行後、電波環境が改善されたことによりアンテナに乗り換えたというケースも増えています。
光回線(光テレビ)を利用する
インターネットの速度を重視する方は光回線が適しています。
自宅でのインターネット利用時間が長く、大容量のデータ通信が必要であれば光回線が安心でしょう。
最近は自宅でもWi-Fiを利用する方が増えていますが、通信速度で選ぶなら光回線が最速です。
光回線によるテレビサービスはオプションであり、インターネットを光回線で繋げたいからといって必ずしもテレビも光回線を利用する事はありません。
光回線によるテレビはあくまでもご自身のテレビの視聴時間や視聴したい番組によって決める事ができます。
光回線によるテレビプランは多数のチャンネルが揃っているので、そこまでテレビを視聴しない方や地デジしか観ない方は
「インターネットは光回線、テレビはアンテナで視聴」
とそれぞれを分けて利用する方法がおすすめです。
共同アンテナの廃止でお困りの方はみずほアンテナに相談
突然の共同アンテナの廃止でお困りの方は是非一度みずほアンテナにご相談ください。
「共聴施設の廃止でテレビが映らなくなってしまいすぐに来てほしい」
といったお客様が増えています。
近年地デジ電波の改善が進み、電波が弱いとされてきた地域でも問題なく受信できるエリアが増えてきています。
さらにアンテナ製品自体も日々改良され、今ではデザインアンテナといった見た目も性能も良いアンテナがあります。
10年前と現在ではかなり電波事情も変化してきているので、
家を建てた当初にアンテナ設置を諦めていた方も是非一度お問い合わせくださいませ。
みずほアンテナは共同アンテナからのお切り替え工事件数多数。是非ご相談ください。
まとめ
いかがでしたか。
共同アンテナで長年テレビを視聴してきた方は、いきなりテレビを視聴できなくなると言われても困惑するのが当然です。
無償、もしくは格安で視聴できていたテレビにお金をあまりかけたくないという方は
アンテナでの視聴がおすすめです。
ケーブルテレビや光回線は毎月数千円は必ず発生してしまうため、ランニングコストは必須です。
テレビアンテナは初期費用だけで済むので、断然お得。
近年の物価高で家計を見直す方も増えてきており、ケーブルテレビからのお切り替えご依頼も増加しています。
「少しでも安くテレビを見たい」
「テレビ視聴にお金をかけたくない」
そんな方は是非一度みずほアンテナの無料相談窓口にてご相談ください。
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