アンテナには種類がある!八木式アンテナとは?

各家庭で地上デジタル放送を見るには、テレビ本体と電波を受信するためのアンテナが必要です。

アンテナにはいくつか種類がありますが、日本でもっとも普及率が高いのは八木式アンテナという種類です。

地上アナログ放送時代から使われてきた八木式アンテナは歴史が古く、今でも多くの家庭で利用されています。

一体、八木式アンテナとはどのような特徴があるのでしょうか。

そのメリットやデメリット、八木式アンテナの設置が向いているケースなどを解説していきます。

 

 

【八木式アンテナとは?】

 

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八木式アンテナの元になる仕組みが研究され始めたのは、まだ戦前の1920年代でした。

アンテナの研究や戦時利用などを経て、戦後から主流となった地上アナログ放送の受信アンテナとして利用されるようになっていきます。

当時から、魚の骨のような形をした形状が特徴的で、多くの住宅の屋根に八木式アンテナが立てられていました。

地上デジタル放送になってからも八木式アンテナは主流のテレビアンテナとしての認知度が高く、全国普及率もほかのアンテナと比べてもっとも高いです。
地上デジタル放送の電波をキャッチするには、通常、地上から3~10mほどの高さに八木式アンテナを設置する必要があります。

一般的な2階建て住宅の高さは9mくらいなので、しっかり電波をキャッチするなら屋根の上がベスト位置になるでしょう。

 

【八木式アンテナのメリット・デメリット】

 

八木式アンテナのメリットは、直接屋根の上に設置できることから受信感度が非常に良好な点です。

受信電波の弱い弱電界地域であっても、素子と呼ばれる短い骨の数を増やすことで受信感度の上昇を可能にできます。

アンテナ自体の価格も安いので、電波状況が良好でブースターの設置も必要がなければ、工事費全体を安くできるでしょう。

また、アンテナの向きは自由に調整できるので、設置場所も比較的自由に選べます。

地上アナログ放送時代の八木式アンテナは重量が重く、天候の悪化によって倒壊の恐れがありました。

しかし、徐々にアンテナの軽量化が進み、雨風に耐えられるようになったのもメリットのひとつといえます。
一方、八木式アンテナの大きなデメリットは、住宅の外観が悪くなると感じるケースがある点です。

住宅の外観に強いこだわりを持つゆえに八木式アンテナの見た目が自分の住宅にそぐわないと感じる人もいます。

そのため、外観を損なわないデザインアンテナの使用や、屋根以外の目立たない場所への設置を検討することになります。

また、八木式アンテナは鳥が留まりやすいので、屋根の上がふんで汚されるリスクが高いのもデメリットのひとつです。

 

【八木式アンテナを利用するのはどんな場合か】

 

まず、電波レベルが弱い弱電解地域にある住宅は、八木式アンテナの設置が第一候補となるでしょう。

デザイン性に優れているデザインアンテナはどうしても受信感度が弱くなるので、たとえ設置を希望したとしても取り付けできないケースがあります。

八木式アンテナは、弱電解地域、中電解地域、強電界地域の3地域どこでも対応が可能です。

もし、住宅の外観にこだわりがない、外観よりも電波受信の安定感のほうが大切、ということであれば、八木式アンテナの設置を検討しましょう。
デザインアンテナよりも安価なので、工事費を節約したい場合も八木式アンテナが第一候補になります。

さらに、外壁に穴を開けたくない場合も選択肢のひとつとなるでしょう。

デザインアンテナを屋外に取り付ける場合、その形状から屋根に取り付けるのは向いていないので、通常は外壁に穴を開けて設置します。

実績豊富で信頼できる業者なら、穴を開けたあとも適切に処理をしてくれます。

しかし、デザインアンテナの取り付け実績があまりない、作業自体が雑など、業者によっては、穴を開けたあとの処理が不十分で、穴から水漏れしてしまう恐れもあります。

その点、八木式アンテナなら外壁を傷つける心配はありません。

 

【八木式アンテナの特徴を知って設置しよう!】

 

何十年もの長きに渡って八木式アンテナが普及しているのは、それだけメリットが大きいからです。

地域や住宅の違いに関わらず、広く対応できる寛容さも魅力的でしょう。

一般の人はテレビアンテナの工事を頻繁に依頼するケースは少なく、アンテナの知識は多くないものです。

しかし、八木式アンテナの特徴をしっかり理解することで、より快適にテレビ視聴ができるようになります。
八木式アンテナの大きな特徴は、テレビ電波をキャッチしやすく、どの地域でも設置しやすいことです。

電波レベルが良好なら、八木式アンテナの設置場所として屋根裏を候補に入れることもできるでしょう。
ただ、施工業者によっては、アンテナ工事や電波レベルに関する説明をしっかりと行わず、作業だけ行って終わりとなってしまうケースもあります。

アンテナ設置後にテレビ映りの悪さが判明したら、再度業者に依頼して対応してもらわなければなりません。

信頼できる業者なら、作業一つひとつの必要性や意味をていねいに説明してくれますが、すべての業者がそうだとは限りません。

設置後の無用なトラブルを避けるためにも、アンテナ工事を業者に依頼する前に、八木式アンテナの特徴をしっかり理解しておくようにしましょう。

 

 

八木アンテナ.

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