デザインアンテナは数ある地デジアンテナの中で最も人気の高いアンテナです。
特に新築のお宅や外観を気にされる方から多くのご依頼を頂いておりご満足頂いております。
しかし、設置業者にしっかりとした説明を受けずデザインアンテナを選び、設置したことを後悔されている方も少数派ですがいらっしゃいます。
こちらではその貴重な失敗例をご紹介しながら、アンテナの選び方のコツや、デザインアンテナのメリット・デメリットについても詳しくご紹介していきます。
デザインアンテナって何?
デザインアンテナは、地上デジタル放送の民放番組を視聴できるよう設置するアンテナです。
地デジアンテナには他にもいくつか種類がありますが、最も高いシェアを占めるのが魚の骨のような形をした八木式アンテナです。
デザインアンテナは八木式アンテナと比較し、長方形のスタイリッシュなアンテナで外観に溶け込むデザインが人気となっております。
設置場所はご自宅の側面やベランダ、バルコニーなどで、電波塔のある方向の壁面に設置します。
アンテナは強風に弱いというイメージをお持ちの方も多いですが、デザインアンテナは平面型で設置面の多くなっっているため風の抵抗を受けにくくなっています。
一方、デザインアンテナは設置する高さに限界があり、電波の弱い地域では設置不可のケースもあります。
そのため主に強電界地域や中電課地域で使用されています。
テレビが映らない?デザインアンテナの失敗例を紹介
一部、デザインアンテナの設置で後悔される方もいらっしゃいます。
その方たちが思われた、失敗例を4つご紹介します。
失敗例②安定したテレビ視聴ができない
失敗例③希望日程で工事を依頼できなかった
失敗例④業者選びで失敗した
それでは、これらの理由について詳しくご紹介します。
失敗例①思っていた以上に費用がかかった
デザインアンテナの失敗例の中で、最もお声が多いのが費用面です。
デザインアンテナは八木式アンテナと比較し、工事費用が2,000~5,000円ほど高く設定されているケースがほとんどです。
デザインアンテナ単体の工事費用の相場は、22,000円〜59,000円ほどと言われています。
更にデザインアンテナの場合には、ブースターをセットで設置するケースが多くその費用も加算されますので、より高額になる傾向があります。
このような失敗を回避するためにも設置を依頼する業者選びは慎重に行いましょう。
アンテナ設置はハウスメーカーや大手家電メーカー、街の電気屋さんなど様々な場所でお願いできます。
しかし、実際のアンテナ工事は下請け業者が受けることが多く、そこに仲介手数料が発生するため高額になる傾向があります。
そのため少しでも費用を抑えたいという方は、アンテナ専門業者に依頼することをお勧めします。
アンテナ専門業者では工事を自社雇用スタッフが行っているケースが多く、仲介手数料をカットし安く工事を行うことができます。
また、アンテナ専門業者も業者によって保証内容や追加料金など内容は様々ですので、複数業者に相見積もりをし、最も納得できる業者にお願いすることをお勧めします。
後悔なく工事を依頼するために最も重要なことは、アンテナ工事を依頼する際、事前に見積もりを提示してもらいお客様ご自身が納得した上で依頼することです。
しかし実際に現場で作業するにあたり追加料金が発生し、予想していた金額より請求金額が高ったというケースは少なくありません。
追加されることが多い項目としては以下のような費用です。
追加料金の内容は依頼業者によって内容や費用は異なります。
見積もり時に追加料金の内容や費用はきちんと確認するようにしましょう。
また現地調査後のキャンセルが可能かどうか、キャンセル費用が発生するかどうかも合わせて確認しておくと安心です。
万が一、現地調査を依頼し追加料金に伴い予算オーバーとなった場合やデザインアンテナの設置ができず八木式アンテナ設置に切り替えを提案された場合にも落ち着いて判断できるでしょう。
費用面や工事内容に納得して依頼することが大切です。
前もっての確認は徹底するように心がけましょう。
失敗例②安定したテレビ視聴ができない
続いて多い失敗例として、電波の弱さへの指摘です。
外観に溶け込むデザインが人気なデザインアンテナは、新築のお宅や外観を気にされる方から沢山の設置のご依頼を頂きます。
しかしながらデザインアンテナは基本的に外壁へ設置するため、近隣に遮蔽物がある立地では設置高さが足りず十分な受信することができません。
無理に設置した場合、テレビ映りが安定しなかったり、映像に乱れが生じる可能性は高くなります。
例え外観を損ねないとしてもテレビ視聴ができなければ設置している意味もありません。
これらは、ご自宅の電波状況や周辺環境を考慮し最も適したアンテナを選べなかったことに理由があります。
アンテナの正しい地域を用い適切に設置していれば、テレビ視聴に問題が生じることはありません。
このような失敗を回避するためにも、アンテナ専門業者にきちんと電波強度の調査をしてもらった上で、ご自宅に最も適したアンテナを選ぶことが重要です。
場合よっては八木式アンテナの設置に変更したり、電波を増幅するブースターを合わせて設置したりとご自宅の電波状況にあった判断をされると良いでしょう。
失敗例③希望日程で工事を依頼できなかった
日程調整が上手く行かなかったというケースも多いようです。
アンテナ工事は春休みや夏休み・冬休みなど長期休みのタイミングやお引越しシーズンに入ると例年ご予約が混み合います。
早い方では、お引越しや切り替え工事予定日の数ヶ月前からご予約されております。
特にシーズン関係なく土日祝日はより混み合いますので、直近のご予約の場合にはご希望のお日にちが既に埋まってしまっているというケースは非常に多いです。
その為、この日に工事をお願いしたいと決まっている方は希望日の2週間前には予約を済ませておくようにしましょう。
地元の電気屋さんなど小規模の店舗では人員も限られますので繁忙期での予約は一層取りにくくなります。
そのためお急ぎの場合には、即日で対応しているアンテナ専門業者もありますので探してみると良いでしょう。
ネットで簡単に依頼できるアンテナ専門業者も沢山ありますので、まずは予約だけでもお取りする事をお勧めします。
失敗例④業者選びで失敗した
アンテナ工事では、ずさんな工事をされたなど業者選びに失敗したケースも多いようです。
例えば、以下のようなケースがあります。
・電波測定をせず外観だけで八木式アンテナに変えられた
・3階建てに対応していない
・外壁に穴を開けた後のコーキング処理が適当
・配線処理が不十分で配線がダレてしまっている
・アンテナの設置場所が適切でなかった
このような後悔をしないためにも、業者選びは慎重に行いましょう。
工事を下請け業者に依頼する場合には、その技術や対応に差が生じるケースは少なくありません。
一方、自社雇用のスタッフが工事を行っているアンテナ専門業者の場合、しっかりと教育を受けたアンテナ専門の熟練のスタッフが対応するため、安定したサービスが期待でるでしょう。
また保証期間の有無や期間の長さもきちんと確認しましょう。
万が一施工時に不備があったとしても保証期間内であれば無料で修正をお願いできます。
しかし保証のない便利屋さんなどに依頼した際には、万が一の場合にも、別の業者に再依頼する羽目になり余計な出費がかかります。
その他にも以下のように丁寧に対応してくれる業者を選ぶことも大切です。
・見積もりの提示、現地調査が無料
・見積もりの内訳がしっかりしている
・スタッフの対応が親切
・追加料金などの説明がしっかりしている
デザインアンテナは設置ができない可能性も
デザインアンテナは設置する高さに限界がありますので、電波の弱い地域では設置を断られるケースもあります。
その場合より高い場所に設置ができ、電波強度の強い八木式アンテナの設置を勧められることが多いです。
電波の強い地域でも電波塔とご自宅の間に高い建物(ビルやマンション)や森林がある場合には電波を遮断してしまうため、デザインアンテナの取付位置に当たる外壁部分の高さでは受信できないこともあります。
2階や3階の外壁の高さで電波が受信できない場合は、デザインアンテナを屋根裏に設置をするケースもあります。
しかし、屋根裏設置には電波状況とは別に、デザインアンテナを設置できる十分なスペースの確保、屋根の材質などいくつかクリアすべき条件があります。
屋根の材質でいうと、ガルバリウム鋼板やトタンなど金属製の屋根や外壁は電波を通しにくくなりますので屋根裏への設置は難しくなります。
その場合、屋根上に八木式アンテナで十分な高さを出し、取り付ける形になります。
外壁の高さで十分な電波が受信できている場合は、デザインアンテナでも受信性能やアンテナレベルは問題なく、テレビ映りが悪くなるといった心配はありません。
アンテナの高さを必要とする電波環境ですと八木式アンテナの方が適している場合がありますので、事前に周辺の環境を確認することも大切です。
デザインアンテナが設置できる場所は?
デザインアンテナの設置場所は以下の3か所を挙げられます。
✓屋根裏
✓ベランダ
✓破風板
✓スッキリポール
最も一般的な設置場所は外壁面です。
アンテナの設置場所は、ご自宅の電波状況や周辺環境によって異なります。
アンテナ工事では最適な場所に設置することが大切です。
それぞれの設置場所について詳しくご紹介していきます。
設置場所①壁面
デザインアンテナの設置場所で最も一般的なのが外壁や壁面です。
電波状況が整っており、電波塔とご自宅の間に電波を遮断する高い建物や山林などがなければ設置可能です。
デザインアンテナはカラーバリエーションも4色と豊富で、外壁と同色のアンテナを選ぶことで外壁に溶け込む仕上がりとなります。
デザインアンテナを外壁に設置する場合には、外壁部分に穴を開けて設置します。
そうすることで家との設置面積が増えるだけでなく強度も高まりますので、風の影響も受けにくくなります。
開けたビス穴部分には、防水効果のあるコーキング処理を完璧に施しますので水漏れの心配もございません。
設置場所②屋根裏
屋根裏設置法はお家の外観を損なわなくて済むと、新築のお宅や外観を気にされる方にお勧めです。
美観を保てるだけでなく、天候にも左右されることもないのでアンテナや周辺機器の経年劣化も軽減してくれます。
屋根裏へは十分な電波と十分な設置スペース、屋根裏に必要な配線が通っていれば設置できます。
尚、前述でもご紹介しましたが、屋根の材質が金属製の場合や屋根一面に太陽光パネルが引き詰められている場合には設置が難しいケースがございます。
設置場所③ベランダ
デザインアンテナをベランダに設置することもあります。
ベランダへ設置する場合には、基本的にベランダフェンスに取り付けるためフェンス自体の強度が重要となります。
アンテナ本体の重量に加え、本体にかかる風や雪などの重みにも耐えられるほどの強度が必要です。
また、外壁に設置する付属の取り付け金具では設置ができませんので、別途設置金具を用意しなければいけません。
加えて隣の家と密集している場合や電波を遮る木々があるなど、設置場所から電波塔の間に電波を遮るものがないかどうかも慎重に確認を行いましょう。
設置場所④破風板
デザインアンテナは屋根の破風板に突き出す形でも設置できます。
この場合、サイドベースという専用金具を使って取り付けます。
外壁は設置高さに限界がありますが、破風板に突き出してすることで高さを持たせて取り付けられます。
そのため電波の届きにくい地域や周辺に障害物がある際、この施工方法を利用します。
外壁に設置する場合には外壁の一部となりますが、突き出している分風の抵抗は受けやすくなりますので、強風時には注意が必要です。
設置場所⑤スッキリポール
スッキリポールがあるご家庭で入線位置によってはデザインアンテナをスッキリポールへ設置も可能です。
スッキリポールとは庭先などに設置できるポールで、電線をまとめて受け入れ地中から屋内へと配線することで、電線の引き込みがスッキリし、住まいの外観を美しいままに保つことができます。
スッキリポールにデザインアンテナを設置する場合には、ステンレスバンドや別途IKJ金具での設置となります。
こちらに設置することでご自宅の外壁に穴を開ける必要もありません。
デザインアンテナのメリットは?
メリット①外観を損なわないスタイリッシュさ
デザインアンテナの最大の魅力と言えば、外観に溶け込むスタイリッシュなデザインです。
特に新築のお宅や外観を気にされるご家庭から需要が高く、沢山のお問合せて頂いております。
シンプルな形はもちろん、カラーバリエーションが豊富なことも人気の一つです。
ブラック、ホワイト、ベーシュ、ブラウンと4色の中からお選び頂けます。
外壁や屋根と同系色のアンテナを選ぶことができるため、外壁に溶け込みやすい仕上がりとなります。
メリット②倒壊のリスクが少ない
アンテナ設置で最も怖いのが倒壊のリスクです。
八木式アンテナを屋根上に設置している場合、風の雨・雪の影響を直に受けるため悪天候の場合にはアンテナ本体が倒壊する恐れがあります。
しかしデザインアンテナの多くは壁面に穴をあけ外壁と密接する形で設置するため、風の抵抗を受けにくく倒壊のリスクは各段と下がります。
また、アンテナの向きもズレにくいという点でも多くの支持を集めています。
アンテナの向きがズレてしまいますとテレビの映像に乱れが生じたり、最悪テレビが映らなくなってしまうというケースもあります。
メリット③軽量で取り外しが簡単
デザインアンテナはコンパクトなサイズ感も人気となっています。
デザインアンテナの重さは本体だけだと1.8kgほどで、持ち運びもしやすいです。
固定金具を含めても2.2kgと軽量なので取り外しも簡単です。
八木式アンテナはサイズ感も大きく周辺工具も多いため、素人が屋根上に設置することはまず無理でしょう。
しかし、デザインアンテナは取付金具とアンテナ本体がセットで販売されていることも多く、軽量で扱いやすいため、DIYで設置したいという方にも人気があります。
メリット④屋根上に設置しなくて済む
アンテナを屋根上に設置しないことのメリットは沢山あります。
まずは太陽光パネルと屋根上に設置している場合にもデザインアンテナを外壁に設置することで影響はありません。
また、屋根上は鳥やその糞害も受けますです。
鳥がアンテナにとまることでアンテナの向きが変わってしまったり、故障につながるケースもありますが、外壁の場合にはそのような危害は軽減されます。
さらに屋根上のアンテナ設置は、屋根自体への劣化にも繋がります。
屋根の傷みを防ぐことに繋がることもメリットの一つと言えます。
メリット⑤天候の影響を受けにくい
デザインアンテナは設置場所によっては、天候の影響も最小限に抑えてくれます。
まず屋根裏に設置した場合には、雨風にさらされることはありませんのでアンテナ本体や金具の錆や経年劣化も軽減してくれます。
外壁やベランダに設置している場合にも軒下やベランダの屋根により雨や雪のあたりも経験されますので、その分天候による被害を最小限に食い止めることができるでしょう。
特に台風が多い地域や豪雪地帯などでは、風や雪を避けられことは最大のメリットになりえます。
デザインアンテナのデメリットは?
デメリット①電波環境や立地を選ぶ
前述でも申し上げた通り、デザインアンテナは設置する高さに限界があるため、電波状況や周辺環境によっては設置できないケースがあります。
基本的にはデザインアンテナは強電界地域や中電界地域などで使用されることが多いですが、電波の弱い地域でもブースターなどの設置などで解決することもあります。
受信可否よりご自宅の周辺環境の方が重要です。
例えば家の目の前に高層マンションや竹林があったりというケースでは、電波を通しにくくなりますので設置が難しケースもあります。
しかし設置場所の工夫などで使用できるケースもありますので、まずは専門業者に現地調査をお願いし相談してみることをお勧めします。
デメリット②やや価格が高い
八木式アンテナと比較し、デザインアンテナの本体価格はやや高めになります。
以下、八木式アンテナとデザインアンテナの本体価格と工事費用の相場を表でご紹介します。
アンテナ種類 | 本体価格相場 | 工事費用相場 |
八木式アンテナ | 2,000円〜10,000円 | 22,000円〜49,000円 |
デザインアンテナ | 5,000円〜12,000円 | 25,000円〜59,000円 |
表でもお分かりの通り、デザインアンテナ単体の工事費用相場は、おおよそ22,000円〜59,000円ほどとなっています。
差額は5,000円ほどが一般的ですが、弱電界地域などオプションの工事次第で状況は変わってきます。
ご自宅の電波状況によっては、ブースターの設置なども追加する必要が生じ、より高額になります。
八木式アンテナに比べると割高にはなりますが、費用よりデザイン性を重視したいというお客様であれば選ぶ価値のある商品と言えます。
デメリット③受信できない可能性がある
外観を損ねないことも大切ですが、アンテナ設置で一番期待すべきは安定したテレビ視聴ができることです。
そのため電波の強さは最も重要なポイントとなります。
その点、デザインアンテナは八木式アンテナと比較しても、受信感度にほとんど差がありません。
強電界地域などでは八木式アンテナと同等で使用できますが、電波の弱い地域で使用される際には八木式アンテナより性能面でやや劣ると感じるでしょう。
その理由は主に、デザインアンテナが高さを出して設置できないことが関係します。
電波状況や周辺環境によっては、より電波を受信しやすくするために屋根上など高い場所へのアンテナ設置が好ましいケースもございます。
周囲に電波の妨げとなる建物や木々がある場合には、八木式アンテナへの切り替えも含め検討しましょう。
デザインアンテナの選び方は?
こちらでは、デザインアンテナを選ぶ上で重要なポイントを3つご紹介します。
✓適切な素子数のものを選ぶ
✓適切な動作利得のものを選ぶ
それぞれのポイントについて、詳しくご紹介していきます。
まずは電界強度を知る
電界強度とはテレビ電波の強さのことで、電界地域を電波の強さによって以下3つに分けています。
電波の強さは電波送信塔からの距離が重要で送信塔からの距離が近いほど電波は強くなります。
電界地域によって使用できるアンテナも変わってきますので、まずはお住まいの地域がどこであるか確認してみると良いでしょう。
周囲に高階層ビルや山林があるか無いかも電波に影響を及ぼしますので、実際には同じ地域であっても一軒一軒電波状況は異なります。
適切な素子数のものを選ぶ
素子とは、八木式アンテナを魚の骨で表現した場合、その「骨」のような棒を指します。
素子数は受信感度と関係があり、その数が多いほど感度が良くなります。
デザインアンテナの場合、素子がアンテナ本体の中に入っているため「素子相当」と表現します。
素子相当は「5」から「26」までありますが、20素子の八木式アンテナと20素子相当のデザインアンテナの性能は同等と言えます。
単純に素子数が多ければ良いということではなく、電波状況にあった素子数のアンテナを選ぶことが大切です。
適切な動作利得のものを選ぶ
アンテナの動作利得とは、電波受信の感度を指します。
動作利得はデシベル(dB)で表示され、その数値が大きいほど電波受信の感度が高く、高性能のアンテナといえます。
しかし、こちらも素子数と同様、数値が大きいほど良いというわけではありません。
受信に必要な動作利得数値の目安は以下の通りです。
ご家庭の電界強度に合わせて、適切な動作利得のアンテナを選ぶことが大切です。
デザインアンテナ設置にかかる費用相場
デザインアンテナ設置にかかる費用相場についてご紹介します。
まず、デザインアンテナの本体は、5,000円から25,000円ほどが相場で、最近では通販などでの手軽に購入できます。
メーカーや素子数によってもお値段は異なります。
続いて、デザインアンテナ設置を業者にお願いした際の費用についてご紹介します。
工事費用は業者によって変動しますが、おおよそ22,000円から59,000円ほどが相場となっています。
上記費用には、アンテナ本体価格や周辺機器、配線作業、業者によっては高所作業費などが含まれますので、あくまでも基本料金となります。
ご自宅の建物の構造や電波状況、入線口から設置場所までの距離、テレビ視聴数などによって追加料金が発生する場合もあります。
また業者によって基本料金はもちろん、追加料金の金額や内容は様々です。
そのため業者を選ぶときには複数社から相見積もりをもらい、比較しながら検討することをお勧めします。
アンテナ種類別工事費用相場
アンテナ種類 | 工事費用相場 |
八木式アンテナ | 22,000円〜49,000円 |
デザインアンテナ | 25,000円〜59,000円 |
ユニコーンアンテナ | 33,000円〜68,000円 |
デザインアンテナの電波が弱いときは?
設置したデザインアンテナの電波が弱いと感じたときには、電波を補強する対策を講じる必要があります。
①ブースタの増設
ブースターは安定的な電波供給の為に一役果たす機械で、電波を増幅させ強度を高めることができます。
お住まいの地域やご自宅の電波環境によっては、ブースターが不要ば場合もあります。
しかし設置後に電波が弱いと感じる場合には、ブースターの増設を検討されると良いでしょう。
ブースターを設置することで、悪天候時や複数テレビで視聴する際にも安定した電波で視聴できるようにしてくれるのでお勧めです。
②設置場所の変更
電波調査が甘く設置場所が悪いというケースも考えられます。
設置されたアンテナは周りの家のアンテナの向きと同じか、設置高さは十分か、専門業者に確認をお願いすることも大切です。
デザインアンテナのことならみずほにおまかせ!
みずほアンテナでは年間3万件の工事実績を元に、特殊な形状のお家や電波の弱い地域でも解決方法をご提示し無事アンテナを設置した実績が沢山ございます。
また、対応している地域の電波状況は完全に把握しており、
「ここに取り付けたい」「なるべく外観を損なわずに取り付けたい」
など、できる限りお客様のご要望に沿ってアンテナを取り付けております。
さらに、すべてのアンテナ工事は自社雇用の熟練スタッフが行っています。
施工技術に自信があるからこそ無料の10年保証も付与させていただいております。
何か不具合が発生しましたら即日で対応も可能です。
365日土日祝日も工事を承っておりますので、大切なマイホームの工事は業界トップシェアを誇るみずほアンテナにお任せください。
施行事例のご案内
京都府京都市山科区M様邸にデザインアンテナを設置した事例をご紹介します。
【設置場所】
軒下の入線口にデザインアンテナを設置させて頂きました。
実施の設置場所はハシゴがかけられたてっぺん部分です。
【デザインアンテナ設置の決め手】
M様邸は新築宅ということで、外観を損なわないシンプルデザインに魅力を感じ設置を決断されたそうです。
【設置後】
デザインアンテナの取り扱いカラーには、ブラック・ホワイト・ベージュ・ブラウンの4色です。
M様は外壁と同色の白色をお選びになりました。
お写真をみてお分かりの通り、すっかり外壁に溶け込みアンテナを取り付けているようには見えません。
【ブースターの設置】
M様邸では複数テレビで視聴予定とのことで、お客様のご要望によりブースターも合わせて設置させて頂きました。
ブースターを一緒に設置することで安定したテレビ視聴が可能となります。
まとめ
デザインアンテナは外観に溶け込むデザインが人気となり、設置を希望される方が増えております。
こちらの記事ではデザインアンテナを設置した際の失敗例やその原因について詳しくご紹介しました。
物事には必ずメリットとデメリットが存在します。
一番大切なことは、ご自宅の電波状況や周辺環境をしっかりと把握した上で、最適なアンテナを選ぶことです。
そのためにもご自身の要望をきちんと伝え信頼できる専門業者に任せることが大切です。
ー関連記事ー
☞【地デジの電界強度について解説!強電界地域・弱電界地域についてやアンテナの選び方について解説】
☞【地デジアンテナの種類と選び方は?自分でやる設置方法も解説!】