タイル外壁は、美しい見た目と高い耐久性を兼ね備えた人気の外壁材です。
しかし、そのような外壁にテレビアンテナを設置する場合、「壁に穴をあけても問題ないのか」「施工後にひび割れや雨漏りが起きないか」など、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、タイル外壁の特徴を踏まえながら、アンテナ設置の可否や施工手順(目地への穴あけ、防水処理、専用金具の取り付け)をわかりやすく解説いたします。
また、よくあるご質問やみずほアンテナの実際の施工事例も併せてご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。
タイル外壁の魅力
タイル外壁は、重厚感のある美しい外観と高い耐久性が特長の外装材です。
紫外線や風雨に強く、色あせや汚れが目立ちにくいため、長期間美しさを保つことができます。
また、塗り替えの必要がないためメンテナンスの手間が少なく、防火性や防水性にも優れています。
機能性と美観を両立した外壁材として、近年特に人気が高まっています。
一方、外壁にテレビアンテナを設置する場合にはアンテナは設置できるかと不安に感じられる方もいらっしゃいます。
そのことについてアンテナ工事職人の視点から詳しく解説します。
タイルの外壁にアンテナ設置はできる?
結論から申し上げますと、一般的なタイル外壁であればアンテナの設置は可能です。
アンテナの固定には金具とビスを使用し、目地部分に取り付けるのが基本的な方法となります。
特別な仕上げの外壁でなければ、多くの場合で施工に問題はありません。
実際、住まいの外壁にはさまざまな設備がすでに取り付けられています。
たとえば、雨どいや電気メーター、ポスト、給湯器やエアコンのダクトなども、同様の方法で固定されています。
アンテナだけが特別な施工を必要とするわけではなく、他の住宅設備と同じように適切な手順で設置することができます。
もちろん、工事では壁材や構造に配慮した対応が必要ですので、経験豊富な業者に依頼することが大切です。
それでは、以下タイルの外壁にアンテナを設置する際の手順をご紹介します。
手順①タイルの目地にした穴をあける
アンテナを外壁に取り付ける際は、まず金具を固定するためにビス穴をあける工程が必要になります。
タイル外壁の場合は、タイル本体ではなく「目地(めじ)」と呼ばれる継ぎ目部分に小さな穴を数か所あけて施工を行います。
目地はタイルと違い、ドリルで加工しやすく、破損のリスクも低いため、安心して取り付けが可能です。
「タイルに穴を開けるのは不安」と感じる方も多いですが、実際にはタイルそのものを傷つけることなく、目立ちにくく仕上げることができます。
慎重に作業を行えば、見た目を損なわず、確実な設置が実現できます。
手順②下穴に防水処理を行う
目地にあけたビス穴には、雨水の浸入を防ぐために防水処理を施します。
具体的には、下穴にシリコン系の充填材を注入し、その上から取付金具を固定することで、水の侵入経路をしっかりと遮断します。
この作業は「コーキング処理」とも呼ばれ、建物内部への水の浸入を防ぐうえで非常に重要です。
適切な防水処理を行うことで、将来的な雨漏りや構造部分の劣化を防ぎ、住まいの耐久性を高めることにもつながります。
施工には丁寧さと確かな技術が求められます。
手順③専用金具を取り付ける
タイル外壁にアンテナ設置する際よくある質問
Q1: タイル外壁に穴を開けることはできますか?
A1: はい、タイルの目地部分に小さな穴をあけて設置します。
タイル本体には大きな穴を開けず、目地にビスで固定するため割れや破損の心配はほとんどありません。
安全に施工できる方法です。
Q2: 穴あけによる雨漏りの心配はありませんか?
A2: 穴あけ部分は必ず防水処理を行います。
具体的にはコーキング材を使用し、さらに二重の防水処理を施すことで雨水の侵入をしっかり防ぎ、長期間安心してご利用いただけます。
Q3: タイル外壁の耐用年数に影響はありますか?
A3: 影響はほとんどありません。
目地部分にビス留めするため、タイル自体に負荷がかからず、物干し金具や給湯器など他の設備も同様の方法で長期間問題なく設置されています。
Q4: タイル外壁にアンテナ設置を依頼した場合、追加費用はかかりますか?
A4: 場合によっては若干の追加費用が発生します。
施工に手間がかかるため一般的な外壁より費用が高くなることもあり、依頼する業者に見積もりを確認することをおすすめします。
タイル外壁でも大丈夫!みずほアンテナにおまかせください
タイル外壁へのアンテナ設置で最も重要なのは、タイル本体に穴をあけるのではなく、目地部分にビスを打つことです。
この方法により、タイルの割れや破損を防ぎながら安全に施工が可能です。
みずほアンテナはこの施工方法に豊富な実績があり、多くのお客様から信頼をいただいております。
経験豊富な職人が丁寧に対応し、外観を損なわず安心してお使いいただけるよう心がけています。
また、電波状況や建物の構造により、屋根裏への設置や、穴を開けずにアンテナを取り付ける方法もご提案可能です。
外壁に穴をあけることに不安を感じられるお客様には、こうした代替案も含めて最適な設置方法をお伝えいたします。
お気軽にご相談いただければ、現地調査をもとに最適なプランをご提案いたしますので、安心してお任せください。
みずほの施工事例
神奈川県綾瀬市 デザインアンテナ外壁設置工事 | |
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ブラックのタイル外壁に取り付け金具を固定し、デザインアンテナを設置しています。
もちろん、コーキング処理もしっかりと行っています。
こちらの金具はデザインアンテナ専用の金具で、アンテナを壁にぴったりと密着させて設置しています。
詳細☞【2025年6月2日 神奈川県綾瀬市深谷中Y様邸 デザインアンテナ設置工事】
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岡山県勝田郡 デザインアンテナと4K8K対応BS/CSアンテナ設置工事 | |
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2種類のアンテナを同時に設置しています。
どちらも専用の金具を使用しており、タイルの目地部分にビス穴をあけコーキング処理を行っています。
4K8K対応のBS/CSアンテナを同時に設置することで、従来よりも高精細で臨場感のある映像を楽しむことができます。
詳細☞【2025年5月12日 岡山県勝田郡勝央町A様邸 デザインアンテナと4K8K対応BS/CSアンテナ設置工事】
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福岡県大牟田市 デザインアンテナ外壁設置工事 | |
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外壁と同系色のデザインアンテナを設置しています。
見た目にもすっきりと馴染み、外観を損ねにくい点も大きなメリットです。
詳細☞【2025年1月24日 福岡県大牟田市唐船Y様邸 デザインアンテナ設置工事<一条工務店>】
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まとめ
タイル外壁は美しさと耐久性を兼ね備えた人気の外装材ですが、「アンテナの設置ができるのか」と不安に感じる方も少なくありません。
実際には、タイル目地に穴をあけて金具を固定し、防水処理を丁寧に施すことで、安心して施工することが可能です。
みずほアンテナでは、タイル外壁への豊富な施工実績があり、屋根裏設置や穴を開けない方法など、さまざまな選択肢をご提案しています。
見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
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