宇陀郡(奈良県)のテレビアンテナ・地デジ工事・設置・費用相場・施工事例

宇陀郡に立つ中継局と地デジ電波が届いているエリアをご紹介します。

（画像引用：Ａ-ＰＡＢ「放送エリアのめやす」）

上記画像でオレンジ色に色明けしている部分が「名張中継局」の電波が届いているエリアで、ピンク色に色明けしている部分が「宇陀中継局」の電波が届いているエリアです。

画像では、宇陀郡のほとんどのエリアが電波の届く範囲に含まれておりません。画像はあくまでも目安になりますので、必ずしも電波が届かないという訳ではありません。

最近では、アンテナの種類も豊富です。高所に建てられる八木式アンテナや高性能なアンテナの設置、ブースターの導入などで、問題なく電波を受信できる場合もあります。そのため、環境に合ったアンテナ選び最適な場所に設置することが大切です。優良なアンテナ専門業者であれば、電波環境などをしっかり調べた上で解決策や最善策を提案してくれるでしょう。

しかし、山間部では、ブースターの設置に加え高性能のアンテナを設置するケースもあり、工事費用が高額になることもあります。費用面ではトラブルを避けるため、複数社で相見積もりし検討すると良いでしょう。



アンテナ設置は個別の事情により変わってくるため、詳細はアンテナ工事業者に問い合わせてみるのが確実です。優良なアンテナ専門業者であれば、電波環境などをしっかり調べた上で解決策や最善策を提案してくれるでしょう。



地デジアンテナが設置できない場合でも、衛星放送であれば設置できるケースもあります。地デジ同様に衛星放送の電波も各家庭で状況が変わってきます。衛星放送の電波を受信するBS/CSアンテナは南西方向に向けて設置します。衛星放送の電波は障害物の影響を受けやすく、南西方向に高層建築物がある場合は衛星放送の電波が全く受信できない場合もあります。

宇陀郡は、奈良県の郡の一つで、奈良県の東端に位置し、三重県との県境に存しています。宇陀郡はその立地条件から、東海、中部地方と近畿地方を結ぶ交通上の要地として栄えました。その歴史は中世の時代まで遡ります。奈良や大阪方面から伊勢神宮参拝のための伊勢街道が発達し、宇陀郡はその宿場町として賑わいを見せました。郡の面積は127.34㎢、2020年(令和3年)4月の調査結果によると、郡の人口は2,985人、世帯数は1,496世帯、人口密度は23人/㎢です。1889年(明治22年)、町村制の施行により、1町11村が発足しました。いくつもの変遷を重ねて、2006年(平成18年)、大宇陀町・菟田野町・榛原町・室生村が合併して宇陀市が発足し、宇陀郡が現行の2村の体制になりました。2村は、曽爾村と御杖村です。 曽爾村は、奈良県の東北部に位置し、三重県との県境では三重県名張市と津市と接し、県内では御杖村、宇陀市、東吉野村と接しています。2021年(令和3年)5月の調査結果によると、村の人口は1,347人で、村の中央を流れる曽爾川の流域に沿って9つの集落が形成されています。村の面積は47.8㎢で、そのうち86%が森林に覆われています。村域の北半分は、室生赤目青山国定公園に立地しています。室生赤目青山国定公園とは、奈良・三重の県境にまたがる室生火山群の地形・景観、布引山系の丘陵景観及び高見山地の森林景観を保護し利用の増進をするため大和青垣国定公園とともに1970年(昭和45年)に指定された公園です。村の産業は、農業と観光が主力ですが、農業ではとりわけ高原野菜のトマトやほうれん草などが盛んに栽培されています。村には鉄道駅の設置はなく、近隣の駅とバスで結ばれています。1889年(明治22年)町村制の施行により、奈良県宇陀郡の掛村、長野村、小長尾村、今井村、塩井村、葛村、太良路村、伊賀見村などの8村の合併で曽爾村が発足され、その後、1954年(昭和29年)に奈良県宇陀郡室生村の一部(大字山粕)が編入され、現行の曽爾村に至りました。町の花はツツジです。 御杖村は、奈良県と三重県の県境に位置しており、村の境界の50%以上が三重県と接しています。御杖村は、面積79.58㎢のうち90%が山林に属する山深い集落です。集落は、名張川の支流の神末川、菅野川、青蓮寺川、桃俣川などの流域の周辺に小集落が散在しており、役場は中央の菅野に置かれています。御杖村には曽爾村同様、鉄道駅は設置されておらず、近隣の駅までバスで結ばれています。かつて村の人口は、1955年（昭和30年）には5,121人、世帯数1,087世帯に昇りましたが、今日では、2021年(令和3年)5月の調査結果によると、1,464人まで減少しています。村の歴史は古く、1989年(平成元年)には村制施行100年を迎えました。江戸時代に伊勢参宮のための伊勢街道が発達し、御杖村は宿場町として栄えました。伊勢街道は、榛原から御杖村まで、及び、御杖村から三重県飯南までの行程で難所が多く、旅人は御杖村において疲れを癒しました。1889年(明治22年)、神末村、菅野村、土屋原村、桃俣村の4村が合併し御杖村となり、村制が施行されました。村の花は山桜です。