海草郡のアンテナ工事・費用相場・施工事例を紹介

海草郡紀美野町で利用される地デジの電波塔は下記の画像の通りです。

海草郡紀美野町へ電波が届く範囲

（画像引用：Ａ-ＰＡＢ「放送エリアのめやす」）

主に海南中継局が利用されています。海南中継局は市内の岩屋山に設置されている電波塔です。視聴できるチャンネルは利用する電波塔・中継局により異なり、海南中継局からはNHK総合、NHK教育、毎日放送、朝日放送、関西テレビ、読売テレビ、テレビ和歌山の7局を送信しています。周辺に複数の電波塔や中継局が設置されているものの、海草郡紀美野町には電波が届きにくい地域があります。アンテナは地上にある電波塔や中継局から電波を受信します。電波が届く地域ではアンテナを利用して地デジ放送を視聴することができます。アンテナは環境に最適な種類を選んだり設置場所を決めたりする必要があります。例えば高性能のアンテナやブースターを設置したりアンテナに高さを出して設置したりするなどの方法です。一方、電波が届きにくい地域で地デジ放送を視聴するためには、アンテナを利用する以外の方法としてケーブルテレビを契約する選択肢もあります。ケーブルテレビは設置費用や毎月の利用料などがかかるので、どのくらい地デジ放送のテレビを視聴するか、費用に見合うか検討が必要です。詳細は海草郡紀美野町をサービス対象としているケーブルテレビの会社へ確認しましょう。地デジの視聴方法に関して、アンテナを利用できるのか、ケーブルテレビが最適なのかなどもアンテナ業者に調べてもらうこともできます。ただし出張費や調査費などを請求される場合があるのでトラブルを避けるため費用は前もって確認しましょう。なお地デジ放送ではありませんが、BS/CSアンテナを設置して衛星放送を見る方法もあります。BS/CS放送は無料で視聴できるチャンネルもありますし、有料チャンネルも含めるとチャンネルの選択肢がさらに増えます。BS/CSアンテナは地上36,000ｍにある人工衛星から電波を受信するため、自宅や周辺の環境に左右されず設置することができます。

和歌山県海草郡紀美野町は県北部に位置し、海南市、紀の川市、伊都郡かつらぎ町や有田郡有田川町と隣接しています。海草郡紀美野町の面積は128.34㎢、2023年(令和5年)5月の調査結果によると、町の人口は8,035人、世帯数は4,070世帯、人口密度は63人/㎢です。海草郡紀美野町の面積は県全体の3％弱を占め、町面積のうち75％が森林、10％が農地ですので、住宅地における人口密度は町全体の数値より高くなります。現行の海草郡には「紀美野町」の一町が属しています。海草郡紀美野町は2006年（平成18年）に旧野上町と旧美里町が合併して誕生しました。紀美野町の町名は公募によるもので、紀州（和歌山県）の「紀」、旧町名である美里町の「美」と野上町の「野」を、「君の町」の意味とかけて名付けられました。町内に鉄道路線は通っておらず、鉄道を利用する場合にはJR西日本紀勢本線海南駅や和歌山電鐵貴志川線貴志駅などが最寄り駅です。海草郡紀美野町の地勢は、中央を東から西に紀の川の支流である貴志川が流れ、その流域に広がる丘陵地と山地からなっています。貴志川に沿って国道370号が延び、町内を横断しています。町南には長峰山系が連なり、県立自然公園「生石高原(おいしこうげん)」があります。「生石高原」は海草郡紀美野町と有田郡有田川町にまたがる高原です。標高870ｍのなだらかな山上に草原が広がり、山上からは360度の大パノラマ六甲や淡路、四国まで見渡せます。ススキ野原が関西随一と評判で、秋季は草原が陽光に照らされて黄金色の大海原のようです。

海草郡紀美野町にある紀美野町立みさと天文台は海抜約400mの松ケ峯の山頂に建ち、眺望デッキから見られる夕陽は美しく、和歌山県の朝日・夕陽100選に選ばれています。みさと天文台には県最大の105cmもある大型望遠鏡が設置されていますが、月のない夜の展望会では天の川を肉眼で見ることができます。天文台の係の方に星座の名前などを教えてもらうことができる星空ツアーも開催されています。また雨天や曇天など星空が見えない場合でも、星空ツアーNeXTが実施され、ショーやプラネタリウムなどを楽しむことができます。ショーの内容はその日に見える星によって異なり、小型・大型望遠鏡を使った天体観察などが行われます。海草郡紀美野町では海南市とともに映画の舞台になったことがあります。藤村明世監督の「見栄を張る」です。2016年3月に開催された大阪アジアン映画祭で上映され、2018年に劇場公開されました。主演の久保陽香さんが、死者と遺族とをつなぐという泣き屋の仕事を通して見栄っ張りで自堕落だった自分を捨て、なりたい自分を取り戻していくストーリーです。