仙台市太白区のアンテナ工事・費用相場・施工事例を紹介

地デジの電波について、仙台市太白区では主に秋保中継局が利用されています。仙台市太白区の東側の一部では仙台局からの電波が届きます。秋保中継局は太白区秋保町に立つ標高432mの大倉山に設置されています。秋保中継局からは仙台局と同様、ＮＨＫ総合、ＮＨＫ教育、東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、東日本放送の６局を送信しています。

仙台市太白区へ電波が届く範囲



（画像引用：Ａ-ＰＡＢ「放送エリアのめやす」）



上記の画像の通り、秋保中継局は仙台市太白区の住宅地を中心に電波を届けています。電波を受信できる地域では、基本的にアンテナを利用して地デジ放送を視聴することができます。電波環境が良好でかつご自宅の構造が適していると、デザインアンテナを選んだり屋根裏に設置したりするなど施工方法の選択肢が増えます。デザインアンテナや屋根裏設置は八木アンテナや屋外設置と比べてアンテナが自然の影響を受けにくく、アンテナの劣化や悪天候による電波障害を低減させることが期待できます。

ただし電波が十分に届いている場合でもアンテナの種類や設置箇所には注意しなければなりません。アンテナは地上にある電波塔や中継局から電波を受信します。その間に電波を遮るものがあると適切に受信できずテレビ映りに影響します。電波を遮るものは山や建物などです。ご自宅が影響を受ける立地の場合、工夫が必要です。いずれにせよ、どのような電波環境であっても優良なアンテナ専門業者であればしっかり調査した上で最適なアンテナの種類と設置場所を見極めるので心配ありません。

テレビ好きの方には地デジ放送アンテナとあわせてBS/CSアンテナの設置をおすすめします。BS/CS放送（衛星放送）は無料で視聴できるチャンネルもありますし、有料チャンネルも含めるとチャンネルの選択肢の幅が広がります。BS/CSアンテナは地上36,000ｍにある人工衛星から電波を受信するため自宅や周辺の環境に左右されず、地デジの電波が届きにくい地域の方にもおすすめです。

宮城県仙台市太白区（たいはくく）は仙台市の南西部に位置し、名取川に沿って東西へ帯状に広がっています。2023年（令和５年）９月１日現在の人口は237,475人、世帯数は123,085世帯です。仙台市全体の人口1,098,219人に対して青葉区に次いで人口が多い行政区です。太白区の面積は228.4㎢、人口密度は1,040人/㎢です。太白区は仙台市青葉区、若林区、名取市、柴田郡村田町、川崎町、山形県山形市、東根市など多くの市区町と隣接しています。太白区は旧仙台市の南西部と旧名取郡秋保町が合併して発足されました。区域を東と西で区切るように名取川が流れ、区の東部は仙台平野の一部、西部は秋保地区があります。太白区は仙台市内屈指の住宅地と豊かな自然を兼ね備えています。

秋保地区には全国的に有名な秋保（あきう）温泉があります。秋保温泉は仙台中心部からも車で30分程度の近距離にあり日帰りでも訪れやすい立地です。秋保温泉は、宮城県の鳴子温泉、福島県の飯坂温泉とともに奥州三名湯の一つに数えられる名湯です。歴史は古く「名取の御湯」と呼ばれて兵庫県の有馬温泉や愛媛県の道後温泉とともに「日本三名湯」の一つに数えられていました。

秋保温泉は景勝地としても知られています。温泉街は名取川が形成した河岸段丘の段丘面上に広がっており、付近は磊々峡（らいらいきょう）と呼ばれる渓谷が続いています。磊々峡の「磊」には“石がごろごろしているさま”という意味があり名前の由来になりました。名は体を表し磊々峡は圧巻の渓谷美です。磊々峡は秋保温泉街の入口にある「覗橋」を真ん中に名取川の上流・下流へ向かって約１kmの長さに渡り、深さは20mに達しています。覗橋から下流側へ渓谷沿いに約700mの遊歩道があります。道中「八間巌」「鳴合底」「鬼面巌」や、「時雨滝」「三筋滝」などたくさんの見所を堪能することができます。また渓谷沿いの木が名取川の水面に反射し、特に新緑や紅葉の頃には一段と美しい景観に魅了されます。5～9月の期間中はライトアップされた美観を拝むことができ宿泊客で賑わいます。

秋保地区にある「主婦の店さいち」というスーパーはいつも多くの人であふれています。手作りのお惣菜が美味しいと評判ですが、中でも手作り「秋保おはぎ」を目当てに全国からお客さんが来店します。メディアで取り上げられることも多く、毎日5,000個を売り上げています。数百人が「秋保おはぎ」のために並ぶことも日常茶飯事です。賞味期限が当日のためネットなどでは購入できず、新鮮だから味わえる風味やもちもち感が好評です。味付けはいくつかあり、一番人気は「つぶあん」です。粒あんがたっぷり入っており、もちもちの宮城県産もち米「みやこがね」と相性が良く、多くの人を虜にしています。