豊川市のアンテナ工事・費用相場・施工事例を紹介

豊川市でテレビアンテナ工事を行う場合、基本的には岡崎市にある豊橋中継局から電波を受信します。豊橋中継局からは、東海テレビ（THK）、NHK教育、NHK総合、中京テレビ（CTV）、中部日本放送（CBC）、名古屋テレビ（メ～テレ）、三重テレビ放送（MTV）、テレビ愛知など7つのテレビチャンネルを受信できます。

（画像引用：Ａ-ＰＡＢ「放送エリアのめやす」）

画像でご覧いただく通り、豊川市の全域が豊橋中継局から発信されている電波の範囲内となっており、地デジアンテナを設置することで地デジの視聴が可能です。

しかし、地デジ電波の場合は周辺環境によって状況が変わってきます。

まず、豊明市の駅周辺にはビルやマンションが密集しているエリアがあります。背の高い建物は電波の遮断物となりますので注意が必要です。

また、豊川市には高速道路が通っていますが、高速高架下などでは高架橋の影響で電波の乱反射などが起こる可能性があります。東海道新幹線の路線沿いが付近にあるケースでは、架道橋なども電波に悪影響を与えることもあります。

このように電波受信が可能な範囲でにお住まいであっても、外的要因により安定した電波を受信できないこともあります。

さらに、豊川市の三河湾周辺や南西部では塩害対策を考慮しアンテナ工事を行う必要もあります。海岸周辺などでは潮風などにさらされますので、何も対策を行わなければアンテナ本体や金具が塩害の被害を受け腐食などの進行が早まります。そのため、通常10年と言われるアンテナ寿命より早く故障するケースも考えられます。これらを防ぐためにも、屋根裏にアンテナを設置したり、塩害対策が施された固定具などを使用するなどの対策が必要です。

豊川市は、愛知県南東部に位置し、面積は161.14㎢で、県内の豊橋市、岡崎市、新城市、蒲郡市と隣接しています。2021年(令和3年)5月の調査結果によると、市の人口は186,818人、世帯数は79,412世帯、人口密度は1,159人/㎢です。市の北側は県立自然公園に指定されている本宮山麓が連なり、市域中央部から広がる平野の東部には一級河川の豊川が流れ、南部では三河湾を望むことができ、豊川市は「山、川、海」の豊かな自然環境に恵まれています。豊川市は太平洋気候の中に位置していることから、冬季でも比較的に温暖な気候環境を持っています。豊川市のあった場所は、近世以降、東海道の御油・赤坂宿、豊川稲荷の門前町として多くの人に親しまれるまちでした。「豊」とついた自治体は数多いですが、最古とされるのが豊川市であり、8世紀の木簡から確認されています。1943年(昭和18年)に、豊川町、牛久保町、国府町、八幡村の3町1村が合併して豊川市が誕生しました。戦後、東名高速道路豊川ICの開設を契機に、市内の幹線道路網が発達し、工廠跡地への企業誘致などにより着実に脱戦後を進め、また、豊川用水の全面通水に伴い農業が盛んになり、スプレー菊、バラや大葉の栽培を中心とした施設園芸が発展しました。バラの出荷量は日本一とされ、品質も高く評価されています。農業では、先端が尖った形をしている「ファニストトマト」が愛知県の伝統野菜に選ばれ、県の特産品としても人気があります。2006年(平成18年)から2010年(平成22年)にかけて、宝飯郡4町(一宮町、音羽町・御津町、小坂井町)と3度の合併を行い現在の豊川市が誕生し、人口18万人を超える東三河地域の拠点都市となりました。4町が合併した経緯から、豊川駅だけが中心に栄えることはなく、元の各町が有する中心地がそれぞれに発展を続けており、市街地が広範囲に渡っていることも豊川市の特徴です。 市内には日本三大稲荷の一つとされる豊川稲荷が建てられています。豊川稲荷は商売繁盛の神様として全国的に知られ、別院が東京や大阪に点在しています。豊川稲荷は30,000坪を越える広い境内を有し、建築に20年以上を費やした総欅造りの本殿や豊川閣寺寶館など観光地としても魅力がたくさんあり年間500万人が訪れるとされ、特に初詣は大変に賑わいます。豊川稲荷は正式名を「妙嚴寺」と称し、山号を圓福山とする曹洞宗の寺院です。一般的に「稲荷」と呼ばれる場合は、「狐を祀った神社」が想像されますが、豊川稲荷では鎮守・豐川吒枳尼眞天が祀られています。豐川吒枳尼眞天が稲穂を荷い、白い狐に跨っていることから、いつしか「豊川稲荷」が通称として広まったようです。豊川市にある標高789mの「本宮山」の山頂には昔から信仰を集めてきた砥鹿神社奥宮があり、尾根づたいにたどる登山道は、広く東三河の人々に親しまれています。本宮山の登山者は、スギの巨樹に圧倒され、多くの奇岩と出会い、時折のぞく素晴らしい眺望に感嘆の声を上げます。本宮山と並び古くから景勝地として知られる牛の滝は、高さ10m、幅2mの雄滝と高さ4m、幅4mの雌滝とがあり、夏には涼を求める人たちで賑わいます。寺領・大恩寺山(御津山)をもつ「大恩寺」は、牛久保城主・牧野氏の菩提寺で、山門は県指定文化財となっています。徳川家ともゆかり深い名刹であり、朝鮮高麗の仏画とみられる絹本著色王宮曼茶羅図が収められています。御津山は、家康公が大恩寺に寺領として全山を与えたことから、「大恩寺山」とも呼ばれ、山頂にある展望台からは、三河湾を始めあたりの景観を一望できます。